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僧帽弁輪の解剖

 心臓移植時に摘出した心臓を用いて、解剖を確認しています。
 
 心臓移植手術では、時に、レシピエントの心臓を摘出した後、ドナー心が到着するまでしばらく時間が空くことがあります。この間は特にやるべきことはないので、摘出した心臓を観察し、解剖を自分自身とフェローで確認する時間に当てています。最近は特に僧帽弁輪に注目しています。前尖弁輪が予想以上に薄い組織(aorto-mitral fibrosaがとても薄い組織だということ)で、そしてとても大動脈弁輪に近いこと、後尖弁輪と回旋枝の位置関係(P1側では左房側にP3側では心室側に位置する)と距離関係(P1/2部の最近接部辺りでは非常に近くなる)などを実際に視認することができ、僧帽弁解剖の理解がぐっと深まります。
 

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「荒城の月」は墨絵を言葉にしたような歌詞が続く。「天井影は変わらねど栄枯は移る世の姿・・・」。権威と尊敬の象徴であった「城」がこの歌が歌われ出して以来、哀しみの象徴になったようだ。

2012/5/23(水) 午前 8:17 [ mar**aka43 ] 返信する

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豚の心臓を使って水槽実験を数多くやったのですが、その僧帽弁輪と大動脈弁輪が薄い組織で共有する部分もあるため、僧帽弁輪の動きが、大動脈弁の動きに影響する、つまり収縮期に僧帽弁が張るとaorto-mitral fibrosaがNCCとLCCを押すような状況を観察できました。complete ringで円形に近いものを縫い付けるとA弁を変形させたり、左室流出路を狭窄させるような事になる気がしています。臨床的には問題にはなってませんが。

2012/5/25(金) 午前 0:52 [ mka*ata*2 ] 返信する

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mkaさん、コメントありがとうございます。知ってしまうと恐れが出てしまうという面が、外科にはあるかもしれませんね。先日も僧帽弁置換症例がありましたが、弁輪への糸掛けはかなり以前より小さめにしました。

2012/5/25(金) 午前 7:45 hir*fu2** 返信する

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