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地元に帰ってくる度に、 毎回ちょっとずつ目に映る風景に変化がある。 家の近くに建っていたアパートがなくなって更地になっていたり 新しい店舗が出来ていたり、逆に昔からの店舗がなくなっていたり、 新しいトンネルができ交通量が変わっていたり・・・ 自分が島にいる間にも、当たり前だけど、 ここにも時間が流れているというのを実感する。 ”時間”と言う潮流が、確かに。 久しぶりに内地の秋を感じる。 早くも葉を落とし冬支度を済ませた木々を見下ろす秋色の丘の木々。 乾いた青空が、高く高く広がり やがてやってくる冷たい季節を前に 色づいた木々と共にひと時の和らぎを広げている。 明日、仙台を発ち東京へ。 27日出発のおがさわら丸で父島へ帰島。 ずいぶんと寒さを吸った体は 亜熱帯の秋が待つ島の空気にびっくりしないだろうか・・・苦笑 今年腰の手術をした祖父は、思うように体が動かずに そのせいか、久しぶりに会った祖父は急に歳を取ったように感じた。 それでも福島へ会いに行った帰り、「元気でな」と握手をしてくれた。 そして祖母も「また来るんだよ」と手を握ってくれた。 二人に「大きな手だね」といわれた僕の手。 しかし、僕の手の中に納まってしまいそうな、 二人の沢山の皺が刻まれたその手のほうが、よほど大きく暖かく感じた。 人生と言う時間の潮流に乗り、きっと時には抗いながら 命を紡ぎ沢山の物語を編んできた二人の手。 僕もこんな暖かく深みのある手になれるだろうか・・・。 東京都の亜熱帯へ。
内地の秋色がきっと懐かしくなるだろう。 そんなノスタルジーを少しだけ持ち帰って、 さぁ、クジラの島へ。 |

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