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現状、毎日のライヴ放送予定をチェック出来ないため、当面はネット音源のご紹介にフォーカスします。

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プロムスが開幕していますが、現在以下の4つのコンサートがBBCにて配信中です。

7月15日
ピアノ:ベンジャミン・グロスヴェノー
ソプラノ:ヒブラ・ゲルズマーワ
メゾソプラノ:ダグマール・ペチュコヴァ
テノール:シュテファン・ヴィンケ
バス:ヤン・マルティニク
オルガン:デイヴィッド・グード
合唱:BBCシンガーズ、BBC交響楽団合唱団
管弦楽:BBC交響楽団
指揮:イルジー・ビエロフラーヴェク
ワイヤー:星、夜、音楽、光(世界初演)
ブラームス:大学祝典序曲(ラストに合唱付き!)
リスト:ピアノ協奏曲第2番
ヤナーチェク:グラゴル・ミサ


→前半はこちら、後半はこちら現時点で残り5日


7月16日 
ウィリアム・テル:ミケーレ・ペルトゥージ
アーノルド・メルクタール:ジョン・オズボーン
ワルター・フルスト:マッテウ・ローズ
メルクタール:フレデリック・ケイトン
ジェミー:エレーナ・ザントウダキス
ジェスラー:ニコラス・カージャル
ロドルフェ:カルロ・ボジ
ルオディ:セルソ・アルベロ

合唱:ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団
管弦楽:ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
指揮:アントニオ・パッパーノ
ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』

→第1幕はこちら、第2幕はこちら、第3&4幕はこちら現時点で残り6日


7月17日
オルガン:ステファン・ファール
アラン:連祷
リスト(ヴィンターベルガー編):前奏曲『泣き、嘆き、悲しみ、おののき』
J.S.バッハ:オルガン・コラール『我を憐れみたまえ、おお主たる神よ』(BWV721)
ビンガム:永遠なる王冠(世界初演)


こちら現時点で残り7日


7月17日
ソプラノ:スーザン・グリットン
メゾソプラノ:クリスティーネ・ライス
テノール:ペーター・オーティ
バス:アラスタール・マイルズ
合唱:バーミンガム市交響楽団ユース合唱団、エルサム・ガレッジ少年合唱団、サウスエンド少年少女合唱団、バッハ合唱団、BBCウェールズ国立合唱団、ロンドン交響楽団合唱団他
管弦楽:BBCコンサート・オーケストラ、BBCウェールズ国立交響楽団
指揮:マーティン・ブラッビンズ
ブライアン:交響曲第1番『ゴシック』

こちら現時点で残り7日


特に『ゴシック』は非常に珍しいですから、是非ともご一聴下さい。


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お待たせして申し訳ありませんでしたが、今回は音楽祭のプログラムレビューの続き、オーケストラコンサート以外のものを見てみたいと思います。

1.注目のピアニストによる演奏会


マウリツィオ・ポリーニ
まずはピアノ界の重鎮、マウリツィオ・ポリーニがルツェルン音楽祭に登場。全部で3回登場するうちの1回はプログラム未定でしたが、残りの2回で何と、ベートーヴェンのソナタを21番から27番まで集中して一気に取り上げます!ベートーヴェンに関していうと2000年代に入ってからは1〜3番、5〜8番、22〜24番、27番を録音していますが、評論家筋の評価が軒並み高い反面、一般のリスナー、それも玄人筋の聞き手にはあまり評価の芳しくないポリーニ。録音があまり良くない、という評価も数多く目にしておりますから、なかなか正当にその演奏が評価されているとは言い難い一面もあります。しかし、一連の録音がベートーヴェンらしいか(我々が『勝手に』ベートーヴェンの音楽はかくあるべし、と期待してしまうものに近いか?と同義)どうかは横に置いておき、私は氏のピアノはやはり凄いと思いますね。20世紀後半を代表する偉大なるピアニストの一人だと思います。現役ではもちろん筆頭グループに挙げたい。こんなことを書いたら、また叩かれるかも知れませんが(苦笑)『ワルトシュタイン』や『熱情』といったタイトル曲はもちろん、その他の曲についても隅々まで神経の行き届いた、近年の氏の芸風を反映した名演奏を期待したいところ。なお、ポリーニはザルツブルクでも21番〜24番を取り上げますが、ルツェルンとザルツブルクでの会場の雰囲気等の違いがどのような形で演奏に反映されるか、非常に興味深いところ。

クリスティアン・ベザイデンオート
このブログでも何度かその名前が登場しているピアノ界のホープ、クリスティアン・ベザイデンオート。N響への客演や、ハルモニア・ムンディへのモーツアルトのピアノ作品集、ムローヴァとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ等の録音で注目を集めている、この若きヴィルトゥオーゾですが、ルツェルンで得意のモーツアルト5番と9番のソナタを中心としたピアノ作品を取り上げます。録音でもフォルテピアノを自在に操る素晴らしいテクニックと、その独特の音色を生かした充実した解釈によって名演を繰り広げておりますので、ここでも大きな期待がかかることは必至ですね。一方、ザルツブルクではムローヴァとのベートーヴェンを披露する予定で、特に『クロイツェル』は素晴らしい名演となることが期待されます(申し訳ないのですが、私は上述のディスクは未聴です)。

リーズ・ドゥ・ラ・サール
『美し過ぎる』ピアニストとしても(と申しますか、以前まではその類稀なる美貌のみが話題先行していた感のある)有名な若手女流ピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール。近年リリースされたショパンのコンチェルトやリスト作品集、ショスタコーヴィチ&プロコフィエフ&リストのコンチェルト集の録音により、その折り紙つきの実力の高さがようやく正当に評価され始めたと思いますけれども、彼女のリストのプログラムはルツェルン音楽祭の、いや、今夏屈指の話題の演奏会となることは間違いないでしょう。ルツェルンでのただ一度だけの登場というのが残念ですが、それだけに期待度が凝縮されることは間違いありません。レコーディングと全く同一のプログラムを持ち込んだ辺りにも彼女のポリシーと自信のほどが窺え、何とも頼もしいピアニストに急成長したものだと感心します。欲を言えばロ短調ソナタを取り上げて欲しかったところですが、それはまた今後のお楽しみということで。

エレーヌ・グリモー
グリモーが既に大家の領域に入ったことは近年の録音の更なる素晴らしさによって証明済みですけれども、彼女のピアニズムの大きな特徴である『繊細さと大胆さ、しなやかさの絶妙なバランスによる同居』に、更に磨きがかかってきたような気がします。特に瞑想に耽るかの如きピアニッシモと、男性も顔負けの力強いタッチによるフォルティッシモとの見事な対比。ドイツ・グラモフォンへの大変興味深い選曲によるコンセプトアルバム等、やはりグリモーにして初めて様になるというか、初めて成し得た内容だと思いますね。そのグリモー、ルツェルン音楽祭への客演ではまずアバドとルツェルン祝祭管との共演によるブラームスの1番ということで大きな注目を集めそうですが、私が驚いたのが、そのアバドの手兵の弦楽セクションを弾き振りしてのモーツアルト・プログラム19番と22番といういずれもチャーミングで楽しい名作コンチェルト!また、特にオーケストラパートでの彼女のリードに大きな興味を抱いています。果たして、ピリオド・アプローチを採用するのでしょうか?

ユジャ・ワン
ドイツ・グラモフォンへショパン&スクリャービン&リストの作品集による鮮烈なデビュー以来、急速かつ確実な進化を遂げ、今や注目の女流ピアニストの中でも筆頭格とも言える存在。来日も度々果たしていますね。彼女が単独で開くリサイタルはルツェルンでの一回のみ、しかも曲目は未定ですが、リストやプロコフィエフなんかをプログラムに入れてくれたら、最高にエキサイティングな演奏会になりそうですね。そして、プロムスではリットンとの共演により、難曲バルトークコンチェルト2番を披露します。

内田光子さん
内田光子さんのザルツブルク音楽祭への登場も、我々にとっては大変喜ばしいことではないでしょうか。しかも、シューベルト後期三大ソナタを一夜で取り上げるとは…とんでもない長丁場ですね。私は以前、一度だけ氏のリサイタルをサントリーホールで聞いたことがありますが、このときに演奏されたシューベルトの18番のソナタが、また絶品の美しさでした。モーツアルトやベートーヴェンを得意とする内田さんですが、ディスクでも大変評価の高いシューベルトです。確かあの名盤の登場から既に10年前後の歳月が流れていると思いますが、更なる孤高の世界の表出に期待が膨らみます。そして、氏はまたもう一つ興味深いプログラムを同じザルツブルクで披露予定。ボストリッジをサポートするシューマンの『詩人の恋』他です。

ファジル・サイ&マルク・アンドレ・アムラン
最後に、超絶技巧で人気の高いサイとアムランについても触れておかなければならないでしょうね。まずルツェルンに一度だけ登場するサイのプログラムですが、『展覧会の絵』と『春の祭典』という超重量級のロシアン・プロ!本編にも書きましたが、特にそのディスクが一世を風靡し、極めて高いセールスを記録した後者は何とコンピュータによる演奏とのコラボレーション!これには驚きました。録音であれば二重で出来ますが、まさかこれを実演で実現してしまうとは。確かではありませんが、もしかしたら既に来日時にこの方法で実演している?一方、ルツェルンとプロムスに登場を予定しているアムランですが、リサイタルではいずれもリストの作品を取り上げます。特に全てリストの作品で固めたプロムスは必聴の演目でしょう。ルツェルンでハイドンのソナタとシューマンの謝肉祭を聞かせてくれるのもファンには嬉しい限りです。そして、プロムスではシンフォニープログラムにも登場。ヴァン・スティーン&BBC響との共演でラフマニノフの超名作、『パガニーニの主題による狂詩曲』はこの曲の近年屈指の名演が展開されそうな予感ですね。


2.注目のヴァイオリニストによる演奏会


ナイジェル・ケネディ
ナイジェル・ケネディについては、実は私のクラシック音楽のキャリアの最初期に出たヴィヴァルディの『四季』の強烈な名演が深く印象に残り(イギリスのトップチャートにもランキングされた名盤)、一時期彼の録音を買い漁ったことがありました。ご存知の方も多いと思いますが、彼はクラシックに留まらない活躍を続けていて、一時期完全にジャズに傾倒してしまった時期もあるくらいです。というような破天荒なケネディについては、また後日取り上げたいと思いますけれども、ともかく彼をプロムスで聞けるというのは望外の喜び。しかも詳細は未定ながら、バッハの作品ですよ!期待するなと言われても無理です。どんなバッハになるのか想像もつきませんが、年輪を重ねて意外と深い感動的なパフォーマンスになるかも知れません。

パトリシア・コパチンスカヤ
さて、多くの方にとってコパチンスカヤとヘレヴェッヘの演奏によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の名演には度肝を抜かれたと思いますが、私もこの演奏は近年稀に見る名演であると思います。というわけでそのコパチンスカヤ嬢、美歩・シュタインバッハーとともに私が現在最も注目している若手女流ヴァイオリニストです。ホントにまだあどけない表情を湛えた少女のような実に愛らしい風貌に似合わず、女流という括りが全く馬鹿げていると思えるほど、見事なテクニックと力強さを備え、『悪魔的』とも言える程に飄々・軽々と難曲を乗り越えてしまうその音楽性と解釈の確かさに、いつ聞いても唖然とさせられてしまいます。最近はBBC等を聞いていると、ちょこちょこ室内楽演奏に顔を出しているようで、今夏はザルツブルクでタメスティトやロンクィヒ等の名手とともにマーラーやシュトラウスといった作曲家の珍しい室内楽作品に挑みます。あと、シンフォニープログラムにおいても、マイスター指揮するウィーン放送響との共演でベルクコンチェルトを披露!超名演を期待!

ヤニーヌ・ヤンセン
今や世界のトップ・ヴァイオリニストの仲間入りを果たしたヤンセン。私は彼女がまだ無名の頃、ゲルギエフ&ロッテルダム・フィルの来日公演でブルッフのコンチェルトの物凄い名演奏を披露した際に聞いていますが、あのときよりも更に一層表現の幅が広がり、スケールが大きくなりました。今、また彼女のブルッフをデュトワの指揮辺りで聞いてみたいですね。という前振りはさておき、N響定期で圧倒的な名演を披露したチャイコフスキーを、何とそのデュトワの指揮で、バックはフィラデルフィアという超豪華な共演で弾いてくれます。これ、何が何でも聞きたいところですが、イギリスは遠いですね(苦笑)そして、彼女もまたコパチンスカヤ同様、現在は室内楽にも力を入れているようですが、今夏はザルツブルク音楽祭で若手の実力派達と共演します。中ではコルンゴルトの名クインテットに注目でしょうか。


3.クヮルテット等の演奏団体


ハーゲン弦楽四重奏団
今や世界を代表する名クヮルテットの一つであるハーゲン弦楽四重奏団ですが、ルツェルンの目玉ともいうべき圧倒的な存在感を見せつけていますね。以前の幾分鋭角的な表現の角が緩やかになり、円やかな表現を増した彼等の素晴らしさを疑う余地はありませんけれども、そもそもクヮルテットが三度登場するというだけで驚きですが、シューベルト14&15番ベートーヴェン14&16番というクヮルテットにとっての不滅の金字塔を中心に、ヤナーチェクバルトークハースの作品を散りばめた見事なプログラミングの妙!いずれも必聴の3プログラムですが、強いて挙げるとすればやはりベートーヴェンとバルトークの回ですかね。

マンデルリンク弦楽四重奏団
もう少し触れておきたい団体がいくつかありますが、字数の関係でもう一つだけ。ザルツブルクでショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲を全曲演奏するマンデルリンク弦楽四重奏団について。彼等は2005年から2009年にかけて、この音楽史上ベートーヴェンと並んで最も重要な弦楽四重奏曲全曲をauditeレーベルに録音しているとのことで、今回のツィクルスにも非常に大きな期待がかかりますね。1983年に結成されたということで、ル・ゲとのシューマンの五重奏、シューベルトやヤナーチェクの四重奏等がリリースされている模様。


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前回は全般で大きな話題になりそうな公演及び、いわゆる巨匠と呼ばれる指揮者達による演奏会についてザッと見てみましたが、今回は引き続いて中堅、若手指揮者の公演で注目すべき内容をピックアップして取り上げてみたいと思います。


1.注目の中堅指揮者達


■アントニオ・パッパーノ
まずは、前回ベスト3に上げさせて頂いた中にその1つが含まれている、パッパーノについて確認しておきましょう。ルツェルンには登場しませんが、手兵のサンタチェチーリアのオーケストラを率いて、ザルツブルクではハイドンの『ロンドン』とロッシーニの『スターバト・マーテル』、プロムスでは同じくロッシーニの大作『ウィリアム・テル』が取り上げられます。いずれも実演で舞台にかけられる機会はそれほど多くない上、何と言ってもスペシャリストのパッパーノによる棒ですから、大変大きな期待がかかるのは間違いないでしょう。そして、特に『スターバト・マーテル』では、ネトレプコダルカンジェロという超豪華ソリストとの共演!『ウィリアム・テル』ではペルトゥージがタイトルロールを歌いますね。そして、個人的に密かに期待しているのがハイドン。古典派をどのように聞かせてくれるのか、非常に興味があります。

 ■マンフレート・ホーネック
ピッツバーグ交響楽団との快進撃を続けるホーネック。ここでも、そのエクストンでの優れたディスク同様の名演を聞かせてくれると思います。ザルツブルクには出ませんが、ルツェルン音楽祭に招待されているということが、既にこのコンビの国際的な注目度の高さを裏付けていると言えましょうが、何よりもムターとの共演によるメンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲、そしてメインのチャイコフスキー5番というプログラミングがまた秀逸!無条件に聞いてみたいですね。このチャイ5はプロムスでも取り上げますが、共演がグリモーとのベートーヴェン4番というのがまた食指を動かされるところでしょう。そして、何と言ってもマーラー・イヤーのハイライトの一つになりそうなのが、このプロムスでの5番!マーラー・ツィクルスの既出盤はいずれ劣らぬ高評価盤ばかりですので、この演奏会は◎。

■セミヨン・ビシュコフ
個人的に最も興味がある中堅指揮者の一人がビシュコフ。彼が80年代後半に名門オーケストラを振って飾った鮮烈なデビューは、特にショスタコーヴィチの一連の交響曲をはじめとして、我々に大きな衝撃を与えましたね。フィリップスの衰退に伴い、彼もまたディスク市場から姿を消してしまったかに見えましたが、AvieやProfileを中心に見事に復活したと言って良いでしょう。相変わらず、ショスタコーヴィチやマーラー等の大作で素晴らしい演奏を披露してくれています。長年連れ添ったケルンWDR響を離れて今はどうやらフリーのようですが、近々またどこかの名門のポストに就任するのも時間の問題ではないかと思います。今2010/11シーズンも多くの客演を精力的にこなし、来シーズンも更なる活躍を期待したいところです。プロムスのみの登場は少し寂しいですが、手兵を持ってませんから致し方ないでしょう。それでも、中身の濃さは相当なもの。いずれもBBC響を振りますが、ヴェルディレクイエムマーラーの『悲劇的』をメインに据えた意欲的なプログラミング。ヴェルディは渋いソリストですが、ガナッシフルラネットという実力派が顔を揃えます。また、ビシュコフの得意なマーラー、恐らくN響との5番の名演に感銘を受けた方も少なからずいらっしゃると思いますが、こちらも今夏のハイライトと言えるでしょう。私も大いに期待しています。

■ケント・ナガノ
ザルツブルク音楽祭でカメラータ・ザルツブルクを集中的に指揮する予定で、私もプログラムを見て驚いたのがモントリオール響の音楽監督であるケント・ナガノです。彼の芸風からして比較的規模の小さなオーケストラへの適性は高そうなので、なかなか興味深い組み合わせと言えましょう。そして、モーツアルトピアノコンチェルトや、ブラームスセレナードベートーヴェンの『大フーガ』、シューベルトの『未完成』といった普段の彼のレパートリーからすると珍しい選曲にも注目です。特にモーツアルトはピリスとの究極の27番

■ワレリー・ゲルギエフとチョン・ミョンフン
続いて、中堅というよりは既に立派な巨匠ですが、ゲルギエフとミョンフンにも触れておかなければなりませんね。まずゲルギエフですが、プロムスにのみ、二度登場(彼の実績からすればいささか寂しいですが…)。しかし、そのプログラムの充実は注目せざるを得ないでしょう。マリインスキー劇場管との『白鳥の湖』、ロンドン響とのプロコフィエフ1番6番、いずれもディスクでも大変充実した演奏を聞かせているだけに、本場物の名演が期待されます。ミョンフンは近年、私が再評価をしなければならないと考えている指揮者の一人。以前は、その起伏が激しくドラマティックな演奏を繰り広げる彼の指揮ぶりに感心した時期もあったのですが、少し表面的に過ぎるな、ということで遠ざかっていました。しかし、アルゲリッチとのシューマンのコンチェルトや、カピュソン兄弟とのブラームスのドッペル、N響とのヴェルレク、ブルックナー7番等を聞くに及び、どうも次のステージに上がったような気がします。最近リリースされたチェコ・フィルとのブラームスや、東フィルとの共演も非常に高く評価されているようですし。というわけで、まず最大の注目はそのカピュソン兄弟とのブラームスドッペルと、アルゲリッチを加えたベートーヴェントリプルコンチェルトでしょう。特に後者はアルゲリッチとの共演ですから、大きな話題となること必至!あとは『春の祭典』やメシアンの作品において、フランス放送フィルの素晴らしい技巧とアンサンブルを披露してくれると思います。

※ミョンフンとアルゲリッチの共演ですが、知らないうちにフランク・ブラレイに変更になっていましたので、取り急ぎ訂正致します


■イルジー・ビエロフラーヴェクとジャナンドレア・ノセダ
中堅指揮者の最後として、プロムスのオープニングコンサートを指揮するビエロフラーヴェク、トリノ王立歌劇場のシェフとして近年とみに評価の高いノセダのプログラムを見ておく必要があると思います。いずれもプロムスへの登場のみ。ビエロフラーヴェクはオープニングコンサートにおいて、リストピアノ協奏曲第2番ヤナーチェクの『グラゴル・ミサ』という大変意欲的なプログラムで挑みますが、ソリスト陣が残念ながらあまり知られていないメンバーばかりですけれども、逆にフレッシュな名演を聞かせて欲しいところ。そして、驚いたのが近年非常に高い評価を得ているケラスをソロに迎えてのドヴォルザークチェロ協奏曲と『我が祖国』という超ベビー級かつ、ビエロフラーヴェク得意のプログラム!これは軽く2時間はかかりそうですね。更に、他の2プログラムもまた秀逸で、ブラームス1番、そしてブリテンの名作『春の交響曲』を取り上げます。いずれもBBC響という非常に気心が知れたオーケストラとの共演ですので、かなりの名演となりましょう。一方、世界各地のオーケストラから引っ張り凧のノセダですが、日本のファンにもN響への客演やシャンドスレーベルへの珍しい作品録音により、すっかりお馴染みになりましたね。まずはラフマニノフの『』をメインに据えたオール・ラフマニノフ・プロで独自のカラーを鮮明に打ち出していますが、個人的にはリストの『ダンテ交響曲』のプログラムに期待しています。前プロのベートーヴェン4番はもとより、ハフをソリストに迎えたサン・サーンスの『エジプト風』も是非聞いてみたいところです。


2.注目の若手指揮者


前回個別に取り上げたネゼ・セガンとネルソンズは別として、これだけ世界中から著名な指揮者が登場する中で、若手指揮者(20〜30代)がステージに立つのは非常に敷居が高いですが、その条件下で登場する若手はやはりこれからの楽界を背負う注目すべき存在ですので、彼等の活躍にも目を向けておきましょう。

■グスターヴォ・ドゥダメル
まずは皆さんも良くご存知のドゥダメルですが、ネゼ・セガンよりも若くして先にロサンジェルス・フィルの音楽監督に招聘されたという一事をもってしても、いかに彼が傑出した音楽性とリーダーシップを持っているかの明確な証です。彼は今夏最も注目すべきコンサートの一つである、マーラーの『復活』をザルツブルクとプロムスで取り上げます。これはロサンジェルスとの共演ではありませんが、彼のルーツであるベネズエラの手兵との演奏ですから、円滑なコミュニケーションによる大変熱い名演が期待されましょう。二つの音楽祭で異なる合唱の違いにも注目。

■ダニエル・ハーディング
ハーディングは近年の若手指揮者の『ハシリ』とも言え、既に名門オーケストラと数々の名演を残していますが、やはり手兵マーラー室内管との演奏は格別のカラーがあり、ワクワクさせられますね。そんな名コンビが披露するモーツアルトの『魔笛』、名盤の誉れ高い『ドン・ジョヴァンニ』同様、フレッシュな世界を描き出してくれそうです。パーションくらいしか私も聞いたことがない歌手陣ですが、個人的にはモーツアルトは大好きなので非常に期待しています。

■ウラディーミル・ユロフスキ
2007年35歳のときからロンドン・フィルの首席指揮者を務めているユロフスキも、大きな注目を集める一人。メジャーレーベルからのリリースが多くないために軽視されがちですが、ルツェルンとプロムスに二度登場する活躍を見せています。現在、ヨーロッパで特に高い評価を受けている一人と言えるでしょう。『真夏の夜の夢』、プロコフィエフロメオとジュリエット』、スクリャービンの『プロメテウス』を中心としたプロメテウス・プロ、『ファウスト交響曲』といった非常に変化に富んだ多彩で意欲的なプログラムを聞かせてくれます。実はかく言う私も彼の演奏は殆ど聞いていないので、これからじっくりと腰を落ち着けて聞き込んでみたいですね。

■イラン・ヴォルコフ
76年生まれのイスラエルの指揮者であるヴォルコフは、先日BBCで配信されていた『英雄』の演奏に非常に感心しましたので、もう一度聞いてみたい思っていましたが、まさかブルックナー5番をやるとは…かなり大穴的な存在ではありますが、これからメジャーになってくると思われる逸材です。

■コルネリウス・マイスター
現在ウィーン放送響の首席を務めるマイスターは80年生まれということですが、実はこのオーケストラの前任であるド・ビリーが私は好きなので、彼の後任となったということで注目しています。ハノーヴァー出身とのことで、ドイツの本流の血が流れていると言えましょうが、ザルツブルク音楽祭に手兵とともに招聘されています。ここで注目すべきは何と言ってもコパチンスカヤとのベルクコンチェルト!これは素晴らしい名演が期待出来そうです。


申し訳ありません。字数の関係でピアノその他コンサートのレビューが出来ませんでしたので、前回と今回で取り上げられなかった注目のプログラムをいくつかご紹介すると同時に、次回取り上げてみたいと思います。お楽しみに。


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さて、今回は前回予告致しましたように、先日まで数回に渡って掲載して参りましたルツェルン、ザルツブルク、プロムスの三大音楽祭の今年のプログラムの内容について、レビューしてみたいと思います。再三に渡って申し上げておりますように、今、我々が生きている現在のアーティスト聞く、ということもクラシック音楽に親しむ上では非常に大切なこと。それは必ずしも『必須条件』ではありませんが、何よりも『生の演奏を聞くチャンスがある』音楽家達に触れることでもあり、今後語り継がれることになるかも知れない『伝説の名演』を聞くチャンスを逃さないためにも、特に若手の音楽家がどういう人なのか?を探るのは非常に有意義なことだと思います。自分にとって『とっておきの』アーティストを見つけるのはとっても楽しいですよ。


というわけで、前置きはこれくらいに致しまして、まずは私が個人的に最も注目している『対決』について、ご紹介させて下さい。


1.ヤニック・ネゼ・セガンとアンドリス・ネルソンズ


この二人は、当ブログをご覧の皆さんには既にお馴染みの名前かと思います。特にネゼ・セガンは、先日ご紹介したロッテルダム・フィルとのベートーヴェンとベルリオーズの名演奏をお聞きになって頂けた方にはお分かりだと思いますが、非常に起伏に富んだドラマティックな音楽をやる人で、特にライヴではその傾向が強い気がしますね。ネルソンズもかなり激しいアクションで指揮をするようで、ネゼ・セガンと似たタイプと言えるでしょう。二人ともそのドラマティックな曲作りに加えて細部の磨き方が相当なもので、弱音部分や緩徐楽章での美しさが特徴的。現時点でネゼ・セガンはロッテルダムの、ネルソンズはバーミンガムのシェフを務めており、いずれの手兵の実力も遜色ありません。そして、ネゼ・セガンは次期フィラデルフィア管の音楽監督への就任が決まっており(正式な就任は2012/13シーズンより)、来シーズンから早速、同オーケストラとの本格的な活動を開始します。というわけで、ポスト的にはネゼ・セガンが一歩リードですが、ネルソンズは昨年、ウィーン・フィルの大事な日本公演に帯同するなど、両者の実力と人気は拮抗しています。

両名の登場を見てみますと、ネゼ・セガンがルツェルンで1回のみであるのに対して、ネルソンズはルツェルンで2回、プロムスでも1回の登場が予定されています。回数ではネルソンズに軍配が上がりましょうが、ネゼ・セガンの場合その1回のみの登場が、何とウィーン・フィルであるという点は考慮すべきでしょう。しかも、得意のドビュッシー、ラヴェル、メシアンというフランス物に『未完成』を絡めるという、かなり意欲的なプログラム。一方のネルソンズは、ルツェルンでの相手はコンセルトヘボウ、プロムスでは手兵バーミンガム。特に後者は地元ということ、また、MIDORIをソリストに迎えたウォルトンもさることながら、ORFEOレーベルから素晴らしいディスクを連発しているシュトラウスの作品を引っ提げてますからね。『7つのヴェールの踊り』はルツェルンでも取り上げるので、コンセルトヘボウとバーミンガムの比較もまた一興。そのルツェルンでのコンセルトヘボウとの共演では、昨年ベルリン・フィルとの名演を聞かせたショスタコーヴィチの8番と、『シェエラザード』というとても対称的で聞き応えのある名曲2篇が非常に楽しみですね。余談ですが
…コンセルトヘボウはなぜヤンソンスではなく、ネルソンズが振るのか?もしかして?なんて、妄想が膨らみそうです(笑)


2.今年最大の話題になりそうな公演をピックアップ


各音楽祭から、それぞれベスト3を独断で選んでみました。ブルックナーやマーラーが多くなってしまい、申し訳ありません。

【ルツェルン音楽祭から】
1.9月9日
クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデン
ブルックナー:交響曲第8番

2.8月21日
ダニエル・ハーディング指揮マーラー室内管弦楽団他
モーツアルト:歌劇『魔笛』

3.8月19日
クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団
モーツアルト:交響曲第35番『ハフナー』
ブルックナー:交響曲第5番


※次点
ダニエル・バレンボイム指揮(ピアノ)シュターツカペレ・ベルリン
モーツアルト:ピアノ協奏曲(未定)
ブルックナー:交響曲第7番

【ザルツブルク音楽祭から】
1.8月3日
グスターヴォ・ドゥダメル指揮シモン・ボリバル・シンフォニー・オーケストラ・オブ・ベネズエラ他
マーラー:交響曲第2番『復活』

2.8月28日
サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マーラー:交響曲第7番『夜の歌』

3.8月14日、15日
リッカルド・ムーティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団他
ヴェルディ:レクイエム

※次点
ルネ・フレミング(ソプラノ)
クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
R.シュトラウス:歌曲
R.シュトラウス:歌劇『アラベラ』から
R.シュトラウス:アルプス交響曲

【プロムスから】
1.9月4日
サー・コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団他
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス

2.7月16日
アントニオ・パッパーノ指揮ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団他
ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』

3.9月4日
デアン・ラジッチ(ピアノ)
イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団
リスト:村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番)
マーラー:花の章
リスト:死の舞踏
マーラー:交響曲第1番『巨人』


※次点
キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)
セミヨン・ビシュコフ指揮BBC交響楽団
R.シュトラウス:ブルレスケ
マーラー:交響曲第6番『悲劇的』


ザルツブルク音楽祭は、やはりウィーン・フィルとベルリン・フィルの対決も見物ですので、それぞれから私の特に好きな曲目がメインとなっているプログラムからチョイスしてみました。プロムスでは、本当はビシュコフのヴェル・レク、ガーディナーの『魔弾』、ノリントンのマラ9、ジンマンの『英雄』、ロバートソンの第九、ゲルギエフの『白鳥』、ユロフスキの『ファウスト交響曲』辺りも選んでみたかったのですが…


3.巨匠達の競演


さて、巨匠達の競演ですけれども、マズア先生やブロムシュテット先生の登場こそないものの、ブーレーズ、ハイティンク、デイヴィス、アバド、バレンボイム、ラトルといった、現代音楽界最高峰のビッグネーム達が、その芸を惜しげもなく披露してくれるでしょう。

まずはルツェルン音楽祭最大の主役であるアバドですが、上でベスト3に挙げたブルックナーのプログラムの他には、同じくルツェルンのオーケストラを指揮するプログラムに注目です。グリモーとの共演によるブラームスのピアノコンチェルトワーグナーを挟んでマーラー・イヤーに取り上げるシンフォニー第10番。恐らく映像収録されるでしょうし、Symphonycastでも音源配信されるものと思います。現在のアバドならではの、力の抜けた彼岸の境地に至った解釈を楽しみたいですね。それと、ブルックナー5番の陰に隠れていますが、モーツアルトの『ハフナー』も何気に期待してます。

続いて注目したいのがデイヴィス。ザルツブルク音楽祭とプロムスでマーラー・ユーゲント・オーケストラとの共演も、メインが最近はあまり取り上げていないように記憶しているチャイコフスキー4番ということで実に興味深いですけれども、何と言ってもベートーヴェンが大好きな私は、手兵ロンドン響との共演ということもあって、ミサ・ソレムニスに圧倒的な名演を期待しています。最近の御大は『神懸かって』ますからね。元々声楽を含む大作に定評があり、この曲はバイエルン放送響との名盤も残してますから、ロンドン響自主製作盤の発売を期待しても良いでしょうね。

ハイティンクも本来なら筆頭で取り上げなければなりませんが、ブラームスでも1番か2番を取り上げてくれていれば、文句はなかったのですが…実は短調で終わる曲が私は少し苦手なので(苦笑)それにしても、元々アバドとアーノンクールと縁が深いヨーロッパ室内管との共演は興味深いですね。

バレンボイムはベルリンと中東の両手兵を従えて、大変重厚で充実したプログラムを組んできましたね。ルツェルンは主役とも言えるほどで、モーツアルトのコンチェルトこそ何番か分からないものの、シュターツカペレ・ベルリンとのブルックナー7番、『ダンテ交響曲』、『ワルキューレ』第1幕といった大作を取り上げますね。特に『ワルキューレ』はシュテンメザイフェルトユンというこれ以上ない配役!いずれも既に録音されているものばかりで、更なる名演を期待したいところ。そして、ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラとのベートーヴェンも大注目!『運命』は同オケとのライヴ録音&映像があり、果たしてどれくらいの進化を遂げているでしょう?

ウィーン・ベルリンの両フィルハーモニーを率いるウェルザー・メストラトルも見ておかねばなりませんが、ウェルザー・メストはかなり玄人好みの渋いプログラムを組みましたね。個人的には『叙情交響曲』とドヴォルザーク5番が聞けるのは望外の喜びです。ラトルはと言えば、このブログでも取り上げているバーミンガムとの名盤が燦然と輝く『夜の歌』をベルリン・フィルと共演するということで、これはマーラー・イヤーのハイライトの一つになりましょう。そして、期待と不安が半々になりそうな(=賛否両論呼びそうな)ブルックナーの9番。今のラトルの音楽作りでは果たしてどうでしょうか?なお、ラトルはルツェルンとザルツブルクの双方で全く同じプログラムを組んでます。

そして、最後に取り上げたいのがティーレマン。言わずと知れた、ドイツ音楽の最早大家と言えるマエストロですが、その中でもやはりシュターツカペレ・ドレスデンとのブル8は今夏最大の注目公演と言えそうです。個人的には、ゼンパーオーパーでのライヴ録音のディスクが今一つ納得出来なかっただけに、溜飲を下げて欲しいところ。同じくドレスデンを率いてのブラ1も空前の名演の予感漂います。プフィッツナーのピアノ協奏曲という非常にレアな作品を持ってくるのはこの作曲家に私淑するティーレマンらしいプログラムですが、それ以上にこの曲で共演するツィモン・バルトの名前に、非常に懐かしい思いを抱いた次第です。


その他、中堅・若手指揮者の注目プログラム及び、ピアノその他のプログラムについては、字数の関係でまた次回に記載致します。


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少し間が空いてしまいましたが、プロムスのシンフォニーコンサート以外の残りのプログラムです。そもそも開催数が少なく、その割にはかなり新作が多く、クラシック以外の作品も取り上げられていますので、ルツェルンやザルツブルク音楽祭と比べると前衛的、実験的な場と言えるかも知れませんが、普段聞けない組み合わせのデュオがあったり、なかなか興味深い内容になってますね。


7月17日
オルガン:ステファン・ファール
アラン:連祷
リスト(ヴィンターベルガー編):前奏曲『泣き、嘆き、悲しみ、おののき』
J.S.バッハ:オルガン・コラール『我を憐れみたまえ、おお主たる神よ』(BWV721)
ビンガム:永遠なる王冠(世界初演)


7月18日(注目度★★)
ハープシコード:マハン・エスファハニ
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲

7月19日 (注目度★★)
ベルシー弦楽四重奏団
チェロ:ヴァレンティン・エルベン
シューベルト:弦楽五重奏曲

7月25日 (注目度★)
クラリネット:ジュリアン・ブリス
エリアス弦楽四重奏団
パーセル:幻想曲第6番
パーセル:幻想曲第7番
ビーミッシュ:Reed Stanzas(弦楽四重奏曲第3番)(世界初演)
ブラームス:クラリネット五重奏曲

8月1日 (注目度★★)
ソプラノ:ユージン・ワーニエ
管弦楽:レ・タラン・リリク
ハープシコード・指揮:クリストフ・ルセ
クープラン:組曲集『諸国の人々』から第4組曲『ピエモンテの人々』
リュリ:バレエ『変装したアムール達』から『アルミードの嘆き』
ラモー:『コンセール形式によるクラヴサン曲集』から第1のコンセール
モンテクレール:カンタータ『ルクレティアの死』


8月4日 (注目度★)
合唱:タリス・スコラーズ
指揮:ピーター・フィリップス
ヴィクトリア:聖霊降臨祭の夕食礼拝のミサ曲
ヴィクトリア:聖金曜日のための哀歌
ヴィクトリア:レクイエム


8月6日 (注目度★★★!)
ヴァイオリン:ナイジェル・ケネディ
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのための作品(詳細未定)

8月8日 (注目度★★★!)
ピアノ:カーティア・ブニアティシュヴィリ
リスト:ピアノ・ソナタ
リスト:『愛の夢(3つの夜想曲)』から第3番『おお、愛し得る限り愛せ』
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番


8月10日
シナジー・ヴォーカルズ
アンサンブル・モデルン
ピアノ・パーカッション:スティーヴ・ライヒ
ライヒ:クラッピング・ミュージック
ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント(電子的対位法)
ライヒ:18人の音楽家のための音楽


8月15日
オーボエ:ニコラス・ダニエル
ピアノ:トム・ポスター
アーロノヴィッツ・アンサンブル
ブリテン:幻想曲
ブリテン:『3つの牧歌』から第2番
ブリテン:フランク・ブリッジの主題によるピアノ変奏曲(ロンドン初演)
ブリッジ:ピアノ五重奏曲


8月18日 (注目度★)
ヴァイオリン:ヴィクトリア・ムローヴァ
チェロ:マッテウ・バーリー
ピアノ:ジュリアン・ジョゼフ
パーカッション:ポール・クラーヴィスサム・ウォルトン
ブラッチ(バーリー編):ビ・ロヴェンゴ
ブラッチ&ルイス(バーリー編):ジャンゴ
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
ザヴィヌル(バーリー編):貴婦人の追跡
バーリー:ユーラ
ザヴィヌル(バーリー編):ペザント
デュオウード(バーリー編):フォー・ナディア


8月22日 (注目度★★)
フルート:エマニュエル・パユ
ピアノ:エリック・ル・サージュ
マルティヌー:フルート・ソナタ
デュティユー:ソナチネ
プロコフィエフ:フルート・ソナタ


8月24日 (注目度★★★!)
ピアノ:マルク・アンドレ・アムラン
リスト:『伝説』第2番『水の上を歩くパオラの聖フランシスコ』
リスト:B―A―C―Hの名による幻想曲とフーガ
リスト:孤独の中の神の祝福
リスト:『巡礼の年』第2年『イタリア』から『ヴェネツィアとナポリ』(補遺)


8月29日 (注目度★)
チェロ:ヨーヨー・マ
ピアノ:カトリン・スコット
フィットキン:エル(ロンドン初演)
ジスモンチ:Bodas de prata & Qatro cantos
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ


9月4日
オルガン:ティエリ・エスケシュ
エスケシュ:バロック様式の序曲(インプロヴィゼーション)
J.S.バッハ:コラール前奏曲『いざ来たれ、異教徒の救い主よ』BWV659
エスケシュ:Evocation III
レーガー:コラール前奏曲作品67から第15曲『Jauchz, Erd, und Himmel, juble hell』
フランク:コラール第2番
リスト:アダージョ 変ニ長調S759
エスケシュ:リストの主題によるトリプティク(インプロヴィゼーション)


9月5日 (注目度★★★!)
ヴァイオリン:クリスティアン・テツラフ
ピアノ:ラルス・フォークト
モーツアルト:ヴァイオリン・ソナタ第42番
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番



それから、留意しておいて頂きたいのが、これらの各コンサートが『約1時間』という枠の中で行われますので、全般的に短めの選曲になっている点でしょうか。

次回は、ルツェルン→ザルツブルク→プロムスと見てきた主要音楽祭の内容を、私見で恐縮ですが、復習と備忘録がてらにザッとレビューしてみたいと思います。注目のアーティストや曲目等に言及し、クラシック音楽界のトレンドを見てみましょう。


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