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日差しが雲に覆われていて、今日もあまりお天気は良くないです。
でも、風があるので洗濯物は乾きそうです。台風が接近してるみたいですよね?
今日は有給休暇。チャンスとあらば積極的に取るように努めてます。
少しでも消化しないと残が減らないので。
さて今日は朝からボリュームのある交響曲を聴きました。
マンフレッド交響曲は、バイロンの同名の詩劇からの4つの情景に基づいて書かれています。
主人公マンフレッドは、懐疑的思想の持ち主であるが故に生存の問題に悩み
アルプス山中を彷徨いながら悲痛な生涯を終える...そんな内容の標題音楽です。
山の女神ネメシスが、マンフレッドに裏切られて自殺した愛人のアスタルテの霊を
呼び出して彼と引き合わせる所など、バレエの「ジゼル」にも似たお話です。
第1楽章「アルプス山中を彷徨うマンフレッド」...木管による悲劇的なマンフレッドの
主題は暗く激しく、いかにものチャイコフスキーです。ハイティンクとオケの迫力ある演奏は
センチメンタルな所は見せませんが、ドラマティックに響いています。私のお気に入りの
コーダは豊かによく歌っておりました。
第2楽章「アルプスの妖精」...滝の風景を上手く表現してるスケルツォ楽章です。
妖精のお喋りが聞えて来るような、これもチャイコフスキーお得意の木管や弦による
色彩豊かな曲であります。
第3楽章「山人の生活」...牧歌的な曲奏で、村の人々の楽しい生活が目に浮かぶようです。
マンフレッドのモチーフがトランペットで演奏される箇所がカッコイイですね。
第4楽章「アリマネスの地下宮殿」...交響曲と言うよりは交響詩って感じがしないでも
ありません。地獄の激しい乱舞! 第1楽章のマンフレッドの主題が出て来たかと思うと
ハープのグリッサンドがとても美しいアスタルテの主題が出て来たりします。マンフレッドの
悲劇的な主題は耳に残りますね。激しい音楽の中にも可憐で美しいメロディがある所など
さすがチャイコフスキーならではです。
この交響曲は4番と5番との間に作曲されました。同時期に作曲された組曲などとも通じる
曲想がみられます。原典版と改訂版の2つの版が存在するそうですが、ハイティンク盤は
終楽章にオルガンのコラールが付いているので改訂版かと思われます。
このスペクタクルな交響曲を皆さんも如何でしょうか?
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