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この曲は1872年に作曲され1879年に改訂、改訂版の初演は1881年のことでした。このCDの録音が 1979年と書いてありますので、改訂から丁度100年後のことになるのですね♪ 各楽章にウクライナの民謡旋律がふんだんに使われており、副題に「ウクライナ」と付いてるのも 見られますが、「小ロシア」となってる方が一般的かも知れないです。チャイコフスキーと言うと イメージ的には冬とにかく寒い時期に聴くにぴったりな曲が多い中、この曲のほとんどが夏の休暇に 書き上げられたそうなので今日チョイスしてみました。 第1楽章、冒頭の「ジャ〜ン♪」を聴くと、ベートーヴェンの交響曲第7番冒頭を思い出してしまう というおバカであります。調も違うのですが何となく「おぉっ?」って思います。こんな事言ってるのは 私だけかも知れませんが(汗) ホルンソロの哀愁に満ちたウクライナ民謡からのメロディとその後の キビキビとした弦合奏、カラヤンの演奏は「タタタタタ〜♪」の「タ〜」で遊び心がなく(ここはもっと ダレてる演奏が好みなので・・・笑)強靭で容赦ない感じです。厳しさと熱さを合わせ持っており パンチが効いていて本当にスカっとする演奏ですね。 第2楽章、明るく美しいマーチです。ティンパニ好きにとっては冒頭からにんまり。さすが!と思うのは チャイコフスキーの木管の扱いの上手さでしょうか。弦のピチカートが快いです。終わりのティンパニも ステキです。 第3楽章、スケルツォは慌しく駆け足風です。「ヒュルン〜、ヒュルン」とか「タータ、タータ」で ご飯3杯はイケます。トリオの民謡風な曲想が可愛らしく、ピチカートもまた楽し♪ 第4楽章、冒頭の短いファンファーレはこれぞチャイコフスキー! そして、ここ登場する五月蝿い メロディは民謡「鶴」の引用だそうです。弦楽器による叙情的なメロディがとっても素敵で、こっちが 「鶴」でないのが残念なくらい。チャイコフスキーお決まりの熱狂的な盛り上がりと華やかなクライマックス。 フィナーレの数秒は「白鳥の湖」か「眠れる森の美女」じゃん!って言われそうなくらい(笑) チャイコフスキーの交響曲の中では一番マイナーで演奏時間も約35分と一番短いのですが 一般的に面白くないと言われてる曲をうまく纏めてます。カッコ良さがありますね、カラヤンですから! オススメです。 |

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