|
フィギュアスケート等で定番のこの曲は、チャイコフスキーがシェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」 を題材として作曲した序曲です。バラキレフからの強い勧めにより1869年に作曲(交響曲第1番と 第2番の間)、翌年1870年に完成し、同年ニコライ・ルービンシテインの指揮により初演されました。 楽譜は1871年にベルリンで出版。改訂を何度も重ね、現在演奏される決定稿が出版されたのは 1881年とのことです。 今日ご紹介するCDは1993年7月13日、モスクワ放送局大ホールで収録されたものです。 日曜日の続きで、スヴェトラーノフによるチャイコフスキーの管弦楽曲第2弾であります♪ 冒頭のクラリネットとファゴットの織り成す序奏は低音がずしり。荘厳な雰囲気は僧ローレンスの 主題でしょうか。低弦の重量感たっぷりなコラール風が心に沁みます。 第1主題に入る前、モンタギュー家とキャピュレット家のにらみ合いと激しい争いにゾクゾク感を 覚えました。ティンパニの地鳴りなドコドコに金管、あれがたまりませんね。 第2主題、ロミオとジュリエットの美しく燃え上がるさまは、スヴェトラーノフの手にかかると一段と 甘美に、そしてロマンティックに響きます。ここは本当に泣けてきますね〜♪ その後は色々な主題が交錯します。ゴツゴツとした弦にパワフルな金管、スピード感溢れる箇所に ゆったりたっぷりと歌う箇所、緩急の聴かせ方がスヴェトラーノフは実に上手いのであります。 中途半端な生ぬるさはありません。う〜ん、ロシアンブラスにシビレますね(笑) ティンパニの刻みは墓場への葬送行進曲でしょうか。最後は両家の和解を表しているかの如く 清らかに、そして全合奏にて圧倒的なパワーで締めくくられます。ヘビーな音造りは下で紹介する DVDよりも上でしょう! |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- クラシック





