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スヴェトラーノフによるチャイコフスキーの管弦楽曲第3弾です♪ フィギュアスケートやドラマの挿入曲でも使ってましたので、皆さまご存知の曲かと思います。 チャイコフスキーは文学作品を題材としていくつも作曲してますが、この「フランチェスカ・ダ・リミニ」も その一つです。題材はダンテの「神曲」の中にある詩(地獄篇第5歌)より。1876年11月に完成し 翌1877年2月にニコライ・ルービンシテインの指揮により初演され好評を博しました。 幻想曲と言うよりは交響詩ですね♪ 時は13世紀のイタリア、ボレンタ家の美しい姫フランチェスカは政略結婚によって宿敵マラテスタ家の 醜い長男ジョヴァンニのもとへ嫁ぎましたが、フランチェスカはジョヴァンニの弟である美青年パオロと 恋に落ちてしまいます。ある夜、フランチェスカとパオロが密会しているところをジョヴァンニに見つかり 嫉妬に狂ったジョヴァンニによって2人とも殺されてしまうという悲劇です。 導入部の後、大きく3つの部から成ってます。 冒頭は重苦しくダンテが地獄に降りて行くさまでしょうか。第1部はリストの管弦楽にも似た雰囲気。 私が記事にしてる「うたかたの恋(マイヤーリンク)」=ファウスト交響曲とかあんな感じです。 楽器編成が大きくオーケストレーションも厚く、とてもスペクタクルです。 クラリネットが印象的なレチタティーヴォが現れ第2部に入ります。弦を中心に甘美なメロディ それはチャイコフスキーが得意にしてた幻想的な世界であります。クラリネットの主題がパオロ でしょうかね? 木管やハープに耳を傾けて聴いているとたまりませ〜ん。うっとり、うっとり♪ フランチェスカとパオロとの悲恋を想像しながら聴いてしみじみしちゃいましたよ。 いつもながら、ロシアンブラスの強烈な咆哮がすごいです!!! 第3部は地獄に落ちたフランチェスカとパオロが描かれてます。1812年風(笑)ホルンの後 音の洪水です。チャイコフスキーの上手いところは、パワフルな金管の間に美しい弦のメロディ♪ この起伏に富んだ曲はスヴェトラーノフの手に掛かると美味しく料理されます、お腹いっぱい 満腹です(笑) ドラマティックなバレエ作品でもこの曲を使用してますので、ご紹介します。 アリーナ・コジョカルとヨハン・コボーの「オネーギン」第3幕よりパ・ド・ドゥ Alina Cojocaru & Johan Kobborg : ONEGIN pas de deux |

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