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「白鳥の湖」と言えばバレエの代名詞にもなっていますが、1877年の初演は失敗に終わり チャイコフスキーはかなりの酷評を受けました。そこで、振付師プティパはイワノフと協力して 今日色々な振付家による演出がなされている基盤となるものを制作し、1895年の帝室 マリンスキー劇場での蘇演で大成功を収めました。それはチャイコフスキーが亡くなって 1年3ヶ月後の事でした。プティパは「この輝かしい成功をも知らず、偉大なチャイコフスキーが この世を去り墓に眠っていることは返す返すも残念だ」と語ったそうです。 今日は、そのマリンスキー劇場での蘇演時そのままの1895年版「白鳥の湖」全幕を聴きました。 チャイコフスキーを尊敬し「眠れる森の美女」や「くるみ割り人形」の初演も指揮した作曲家ドリゴ 編曲によるもので、「白鳥の湖」の原点とも言える演奏です。以下の曲で構成されてます。世界初録音♪ 序曲 第1幕第1場
1.情景
第1幕第2場 2.パ・ド・トロワ
a.導入部とアダジオ
3.情景 b.ヴァリアシオン 1 c.ヴァリアシオン 2 d.ヴァリアシオン 3 e.コーダ 4.農民のワルツ 5.パ・ダクシオン 6.情景 7.乾杯の踊り 8.情景・終曲
9.情景
第2幕10.情景 11.白鳥たちの登場 12.白鳥たちの踊り 13.情景 14.小さな白鳥たちの踊り 15.ダンス・ジェネレエル 16.情景 17.コーダ 18.情景・終曲
19.情景
第3幕 20.婚約姫のワルツ 21.情景 22.スペインの踊り 23.ヴェネチアの踊り 24.ハンガリーの踊り 25.ポーランドの踊り 26.グラン・パ・ド・ドゥ(黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ)
a.導入部
27.情景b.アダジオ c.ヴァリアシオン 1 d.ヴァリアシオン 2 e.コーダ
28.間奏曲
参考曲 29.白鳥たちの踊り 30.情景 31.情景 32.情景 33.終曲とアポテオーズ
コール・ド・バレエと一寸法師の踊り
ご覧の通り、以前紹介した色々な全曲盤との大きな違いは4箇所ほどです。ロシアの踊り 情景 小さな白鳥たちの踊り 第1幕のグラン・パ・ド・ドゥの第3幕(蘇演では第2幕)のグラン・パ・ド・ドゥへの転用 第2幕の白鳥たちの踊りの曲順の変更 第3幕からパ・ド・シス(各国から招かれた6人の王女の踊り)の省略 第4幕へのチャイコフスキーのピアノ曲を管弦楽編曲した曲の挿入 ◆蘇演時のダンサーたち◆ 左上:ジークフリート王子 (パーヴェル・ゲルト)
え〜、50歳!!!
右上:オデット(ピエリーナ・レニャーニ) 左下:ロットバルト (ドミトリー・ブルガコフ)
すごいね、コスプレ☆
右下:オディール(ピエリーナ・レニャーニ) ◆イタリア人ダンサーのレニャーニはオデットとオディールの二役を踊りました。以後恒例となる。 ◆32回連続のグランフェッテもレニャーニが最初に披露したとのこと。 指揮者のフェドトフ氏は、ロシアは勿論のこと英国ロイヤルバレエ団を初めとして世界のバレエ界で 活躍していた方であります。ソヴィエト時代のキーロフ劇場の名前が私には懐かしく好きで 映像ではお世話になりました。バレエファンの間ではこのCDよりも映像の方でフェドトフ氏の名前は よく知られています。既に故人でありますが、息子さんがヴァイオリニスト⇒指揮者で跡継ぎしてるらしい。 フェドセーエフ氏と間違えちゃ、い・や・よ(笑) 全体的にコテコテ&バリバリのロシアサウンドではなく、品が良く格調高い演奏でした。もしかすると 物足りないと仰る方もいらっしゃるかと思いますが、バレエの事は知り尽くしてる指揮者フェドトフだけあって 聴かせるツボは得ております。舞台が目に浮かんで来るほど。鑑賞は勿論の事、資料的価値のある CDだと私は思ってます。 ちょっと怪しいけど、こんなDVDもあるのですね。 私が持ってるLD(フェドトフ指揮のキーロフ劇場バレエ団、マハリナ/ゼレンスキー)と同じようですが・・・ おぉ〜〜〜激安!!!!! グラン・パ・ド・ドゥだけの収録じゃぁないでしょね??? http://www.cosmicpub.jp/shopdetail/004001000253/ |

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