ドイツ後期ロマン派最後の巨匠であるリヒャルト・シュトラウスも大好物だったりします。
シュトラウスは若い頃から山を愛し、登山へもよく出掛けたそうです。
また、ミュンヘンの南にあるガルミッシュ=パルテンキルヘンに山荘を建て
40年くらい住んでました。そこで生まれたのがこの「アルプス交響曲」であります。
交響曲という名の管弦楽曲、交響詩ですね。22から成ってる曲の標題は以下の通りです。
- 夜 Nacht
- 日の出 Sonnenaufgang
- 登り道 Der Anstieg
- 森への立ち入り Eintritt in den Wald
- 小川に沿っての歩み Wanderung neben dem Bache
- 滝 Am Wasserfall
- 幻影 Erscheinung
- 花咲く草原 Auf blumigen Wiesen
- 山の牧場 Auf der Alm
- 林で道に迷う Durch Dickicht und Gestrüpp auf Irrwegen
- 氷河 Auf dem Gletscher
- 危険な瞬間 Gefahrvolle Augenblicke
- 頂上にて Auf dem Gipfel
- 見えるもの Vision
- 霧が立ちのぼる Nebel steigen auf
- しだいに日がかげる Die Sonne verdüstert sich allmählich
- 哀歌 Elegie
- 嵐の前の静けさ Stille vor dem Sturm
- 雷雨と嵐、下山 Gewitter und Sturm, Abstieg
- 日没 Sonnenuntergang
- 終末 Ausklang
- 夜 Nacht
「♪カロミオベン」が始まると不思議と安心します。
昔流行ったアニメ、ウルトラセブンの「♪セブン・セブン・セブン」もしくは宇宙少年ソランの
「♪ソラン・ソラン・ソラン」に似たフレーズも出て来ます。そう聴こえるのは私だけでしょうか。
夫に聞いても「ソラン」は知らないって(汗)
序にプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」の金管雄叫びフレーズもNo.14で聞こえるのですが
皆さんはどうでしょうか?
言わずと知れたケンペの名盤です。LP発売当初から人気があったようですね。澄んだ音色
リズム感、大らかさに力強さが本当に素晴らしいです。この管弦楽曲全集はグリーンを基調とした
ボックスでCDのデザインは目にも鮮やかで素敵です。ケンペの写真は凛々しく映画スターの
ようですし、いゃ〜、本当にカッコいいですね。
壮大なアルプスを登り、冷たく澄んだ空気を胸いっぱい吸った時の爽快な気分が味わえる曲
かと思います。とは言っても、アルプス登山は未体験なので私お得意の妄想です(笑)
でも、近くから見た事があるのです。昔、ミュンヘンを南下しインスブルックへ観光に行きました。
冬季オリンピック開催で知られたアルプスの山々に囲まれたメルヘンの街インスブルック。
ベルクイーゼル・シャンツェ(スキーのジャンプ台)で吸った空気はアルプス山脈から降りて
きた新鮮なものでした。
過ぎてしまいましたが、夏に聴くにはもってこいです。
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