|
1898年のある日、エルガーがピアノを弾いていたら、妻アリスが即興的なメロディを気に入り アリスを喜ばせるために、その主題に基づいて即興的に変奏を弾き始めました。 各変奏を友人達の音楽的肖像とし、これを管弦楽曲に膨らませたものが「エニグマ変奏曲」であります。 収録曲は以下の通りです。 主題:アンダンテ ト短調 第1変奏 L'istesso tempo "C.A.E." 作曲者の愛妻キャロライン・アリス・エルガー(Caroline Alice Elgar)の頭文字 第2変奏 Allegro "H.D.S-P." ピアニストのヒュー・デイヴィッド・ステュアート=パウエル(Hew David Stuart-Powell) 第3変奏 Allegretto "R.B.T." リチャード・バクスター・タウンゼンド(Richard Baxter Townsend) 第4変奏 Allegro di molto "W.M.B." ウィリアム・ミース・ベイカー(William Meath Baker) 第5変奏 Moderato "R.P.A." ピアニストのリチャード・P・アーノルド(Richard P. Arnold) イザベル・フィットン(Isabel Fitton) 第7変奏 Presto "Troyte" 建築家アーサー・トロイト・グリフィス(Arthur Troyte Griffiths) 第8変奏 Allegretto "W.N." ウィニフレッド・ノーベリー(Winifred Norbury) 第9変奏 Adagio "Nimrod" 「ニムロッド」とは、アウグスト・イェーガーにエルガーが付けた愛称 第10変奏「間奏曲」 Allegretto "Dorabella" ドラベッラ(綺麗なドラ)とは、ドーラ・ペニー(Dora Penny)の愛称 ヘレフォード大聖堂のオルガニスト、ジョージ・ロバートソン・シンクレア(George Robertson Sinclair) 第12変奏 Andante "B.G.N." ベイジル・G・ネヴィンソン(Basil G. Nevinson)は当時の著名なチェリスト 第13変奏「ロマンツァ」 Moderato "* * *" 文字で示されていないため人物を特定することは出来ず メアリ・ライゴン夫人(Lady Mary Lygon)か、もしくはかつてのエルガーの婚約者で ヘレン・ウィーヴァー(Helen Weaver)のいずれではないかと推測されます エルガー自身。アリス夫人がエルガーを呼ぶときの愛称 変奏7の「トゥロ−イト」が好きです。でも、すぐ終わってしまうので、いつももっと聴いていたい なぁと思うのですよね。アンソニー・ダウエルの素晴らしい踊りをどうそ! http://jp.youtube.com/watch?v=8zR9cPhoMkk あと、変奏12の「B.G.N」チェロの奏でる憂鬱なセレナードは、ジーンと来てしまいます。 で、勿論、変奏14の「フィナーレE.D.U」が大好きで、「あ〜、エルガー聴いたぁ〜」って気分が 良くなります(笑) さて、お友だちの水越健一先生が新刊を出されましたのでここで紹介します♪ 先生が著作や商業媒体、ホームページを通じて発信してきた全てを注ぎ込んだ 全身全霊を注ぎこんだ、正に現時点での「Best of me」 という内容に仕上がっていると仰ってます。 エルガーのバイブルとして是非どうぞ。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- クラシック








