ロベルト・シューマン(1810 - 1856)はロマン派音楽を代表するドイツの作曲家です。
それまでピアノ曲や歌曲を作曲してたシューマンが交響曲に目覚めたのは30才を過ぎた頃から
この2番は1845年から翌年にかけて作曲しました。シューマン35才の頃ですね。
初演は1846年、メンデルスゾーン指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とのこと。
シューマンの4つの交響曲の中では何故か聴かず嫌いだった曲です。きっと一度聴いてピンと
来なかったのでしょうね。でも、今では4番と同じくらい良く聴いてます、そんなものですよね(笑)
精神分裂病を患っている頃にスケッチが始まり、病気と闘いながら作曲しただけあって
第1楽章は颯爽としている中にも漲る力が随所に感じられます。同じリズムの繰り返しが
何度もありますが、繰り返しフェチの私にとっては心地良いです(おいおい)
第2楽章はメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」に出て来るスケルツォって感じです。
昔、サンバレーの真空管アンプ試聴会へ行った時、N響のヴァイオリン奏者である根津氏による
トークの中で、オケの対向配置(両翼配置)をこのCDのスケルツオを例に挙げて取り上げてました。
全く気にして聴いてなかったので(汗)確認してみて「おぉ!」となった訳です。私的に目から
ウロコでした。左右からヴァイオリンの音が掛け合いで聴こえて来て本当に素晴らしいです。
対抗配置のオケならではですね♪
第3楽章のアダージョはグラズノフ風。聴く度に「ふわっと上昇する曲奏がすっごく似てる」と夫に話すと
「グラズノフが真似したのだろう」って言われます。確かにそうですけど、あれはグラズノフの特許(笑)
曲は愁いに満ち溢れており、ちょっとアブナイ美しさがあります。そんなところも魅力的ですね〜。
一転して第4楽章は冒頭から躍動感溢れてます。少々交響曲第4番「イタリア」風なので
初演を行ったメンデルスゾーンはどう感じながら指揮をしていたのか、気になるところです。
私のお気に入りはスコアで言うと「R」の4小節目クラリネットで始まるメロディです。逃走的な感じに
聴こえるのは病気から逃げたいシューマンの気持ちを表しているのか、はたまた逃れることが出来た
喜びなのか・・・スコアを捲りながら聴いてると妄想が膨らみます。
ラファエル・クーベリック(1914 - 1996)はチェコの指揮者、作曲家。フルトヴェングラーの指揮に
感銘を受け指揮者を志しました。チェコの音楽の他、ドイツ・オーストリア系の音楽を得意とし
録音が残されてます。
ベルリンフィルの演奏(旧盤)と聴き比べてみるのも面白いかも知れませんね。
皆さまのお気に入り盤を教えて頂けると嬉しいです。
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