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 岡本太郎の「明日の神話」の一号原画が広島市現代美術館のエントランスホールに展示されていました。
この絵画は、以前、トラックバック記事でご紹介したとおり、岡本太郎記念現代芸術振興財団から広島市へ寄託されたものです。丈夫なアクリル板で保護されて、宙づり状態で展示されていました。
絵には、過去に起きた原水爆の惨劇に屈することなく、明日への希望を切り開こうという想いが込められています。ちなみに、この原画を元に作成された巨大壁画は、同財団から東京都渋谷区へ寄贈されました。そのうち渋谷駅辺りに設置されるのではないかと思っています。

比治山にある広島市現代美術館

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エントランスホールにある「明日の神話」と「座ることを拒む椅子」

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「明日の神話」一号原画

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さて、展示されている絵の下には、同じく岡本太郎作の「座ることを拒む椅子」が、設置されています。座ることを拒まれながらも、あえてこの椅子に座り、原画を見上げるスタイルが、正しい鑑賞方法ではないでしょうか(笑)
特別展示 岡本太郎 明日の神話 1967年
 岡本太郎(1911−1996)は、1967年、翌年にメキシコ・シティで開催されるオリンピックにむけて建設が進められていた超高層ホテルのロビーに設置する壁画を、メキシコの企業家から依頼されました。岡本がその壁画のために制作した原画は、現在5点確認されていますが、本作は、そのなかでも最初期に手がけられ、「一号原画」と呼ばれています。
 画面中央には、原爆の白い閃光と炎に包まれ燃えさかる骸骨、空高く幾重にもたちのぼるキノコ雲、画面右下には、ビキニ環礁での水爆実験によって被爆した第五福竜丸とマグロが描かれています。人類が経験した最大の惨劇ともいえる原水爆をテーマにしながら、惨状や苦しみを独自の表現で描くことによって、過去の惨劇に屈せず立ち上がり、明日へと神話を紡ぎだす人類の希望を表わしているといえるでしょう。
 本作品は、2008年6月、(財)岡本太郎記念現代芸術振興財団から被爆地である広島市に寄託されました。
※作品の紹介文より
「明日の神話」一号原画のこの場所での展示は9月7日まで、その後は、館内のコレクション展示室へ移動されての展示になるので、この絵が無料で鑑賞できて、しかも撮影できるチャンスは今しかないのかも知れません。

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