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 横浜教育改革会議 第13回教育行財政部会が1月31日、18時30分に開催された。傍聴者3名、報道関係者0名。事務局関係者の傍聴者は前日の教育内容部会よりかなり少ない。

議事は
仝費負担教職員の市費移管に伴う人事・給与について
 前回の意見を踏まえて事務局案が提示された。学級編成の弾力化について議論があったが、了承。

教育委員会の機能向上について
 前回の意見を踏まえて事務局案が提示された。意見無しで了承。

2I誘軌蕾革会議最終答申について
 この議事が本日のメイン。事務局案が提示説明の後、各委員から教育行財政に関わることを中心に自由に意見がだされた。
 主な意見を紹介する。
・横浜市の教育予算は、政令市の中で一番低いことがこの会議を通して分かった。この点を記述すべき。
・学校現場では子どもや保護者から様々なことがある。例えば、暴力を受けるとか。区役所で同様なこと が起こった場合、マニュアルがあるだろう、しかし、学校にはない。教委の支援が必要だ。
 それに対して、事務局の答弁は
 「指摘のように学校が抱えている課題はたくさんある。とても網羅できない。骨太に記述している。そ  れに関連する記述はしてある。」
 (『網羅できない、骨太に』と言う表現は便利な言葉である。大事なことをネグレクトできる。この会   議では、現場の抱えていることの軽視がこのやりとりで分かる。それにしても、もう少しこの件に   ついて発言した委員が食い下がっても良いと思ったのだが。)
・教師に関わること
 「教育で大事なのは教師である。」
 「義家氏(ヤンキ−先生、横浜市教育委員)の講演を聞いても、教員の志気を高めることが必要だ。そ  れには、給料に反映させることが一番だ。それが書いてない。」                  (財界の代表の発言。彼はいつもこの成果・能力主義的賃金制度を主張する。)
 「一番大事な授業力を高めるために、教材研究時間の確保の記述を。」
 「教員採用が大事だ。横浜市の小学校の採用試験の倍率は2倍少々だ。競争になっていない。一方、中  学校のある教科では、20倍だ。種別に採用しないで、一括採用が良い。しかし、このような提言を  しても、法により出来ない。国への提言や法の改廃が必要だ。」
 「採用時での給料は重要だ。」
・校長権限について
 「校長権限の拡充・強化と言いながら、何の具体策も記述されていない。現職の校長に聞きたい。今で  も権限はあるのか。」(財界代表の発言)
 「校長にはかなりの権限が与えられている。使わないだけだ。」(元校長の発言)
・「残念なのは、この答申には、提案26の内、家庭・地域に関する提案は2つで、記述スペ−スも極め  て少ない。現在では、ますます教育は学校のみで行なえるものではない。」
  (現小学校校長会長の発言)
・「今までも横浜プラン等、何回も様々なことがおろされてきたが、学校現場に如何に定着してきたの   か。ここに記述されていることは、現在でも行われているし、行われようとしていることが多い。」

 感想、委員の、特に部会長の疲れた様子が目についた。最後の部会なので、事務局の代表として教育次長から「大変意義のあった会議をしてもらった。」と挨拶があったが、事務局側も本当にそう思っているのだろうか。やっと終わりそうだと内心思っているように感じた。
 一体この会議は子どもたちのためになったのだろうか。この会議が、逆に子どもたちがますます「教育」から離れていくことになるのではないか、との危惧を持つ。





 


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