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競泳女子日本代表の池江璃花子(18)が白血病と診断されたと12日、自身のツイッター上で明らかにした。日本水泳連盟は同日午後4時から東京都内で緊急会見を開いた。
ツイッターの内容は次の通り。
※池江璃花子(いけえ・りかこ) 2000年7月4日、東京都出身。15年、世界選手権で中学生として14年ぶりに日本代表入り。100メートルバタフライを得意とし、16年リオデジャネイロ五輪で決勝進出、昨年8月のパンパシフィック選手権で主要国際大会初の金メダルを獲得した。同年8〜9月のアジア大会(ジャカルタ)では日本選手史上最多の6冠に輝き、最優秀選手(MVP)に選ばれた。 〜m3.comより抜粋 池江選手は先月18日からのオーストラリア合宿で練習中に激しく肩で息をするなど、異変がみられた。 現地の病院での検査結果を受けて今月10日までの予定だった合宿を切り上げ、8日に帰国して再検査、白血病と診断された。 日本水泳連盟によると池江選手は入院中で、担当医師からは早期発見だと伝えられたという。 国内だけでなく、世界中が衝撃を受けている。 リオデジャネイロ五輪の女子100メートルバタフライで金メダルを獲得したサラ・ショーストロムさんの母国スウェーデンでは、夕刊紙「エクスプレッセン」が「日本のスーパータレントが白血病と告白」と報道。 ロイター通信は池江選手について「東京五輪ではメダルを量産すると期待されたが、528日後に控えた本番を前に治療に専念しなければいけなくなった」と報じた。 米ワシントン・ポスト紙やイタリア、ポルトガルのメディアなども速報している。 水泳はあまり見ないのでよく知らないのだが、そんな凄い選手だったのか・・・ 「血液の癌」とされる白血病。他の癌に比べ、若い人が突然かかる事も多い。 国立がん研究センターによれば、1年間にがんと診断されるのは、15〜19歳で約900人。 がんの種類別でみると、15〜19歳では男女合わせて白血病が24%で最も多い。 それでも、数百万人(母集団)のうち、たったの191人である。 白血病には予後の良いものから悪いものまで多くの類型があるのだが、池江選手の詳しい病態は明かされていない。 いずれにせよ、骨髄で正常な血液細胞が作られず、癌化した異常な白血病細胞が無秩序に増殖する病気だ。 白血球の機能不全によって感染症にかかりやすくなったり、赤血球の機能不全によって貧血になったりする。 池江選手の場合、恐らくは赤血球の酸素運搬能が落ちてしまい、タイムも伸びなかったのではないか。 厳しいトレーニングに励んでいたからこそ、早期発見につながった。 東京五輪は無理かも知れないが、病気に打ち勝って帰ってきて欲しい。 池江選手の「しっかり治療すれば完治する病気」という言葉尻を捉えて「血液の癌は寛解しても完治しない」と反論する医者もいる。 とは言え、完治も寛解も所詮は人間が後付けした基準に過ぎない。 例えば白血病の場合、抗がん剤治療によって骨髄中に存在する白血病細胞が5%以下になった場合を寛解と呼ぶ。 胃がんや肺がんなど固形がんでは術後5年経って再発がなければ臨床的に完治だが、だからと言ってその後絶対に再発しないわけではない。 つまり一生再発しなければ、結果的に完治だ。 「完治」を目指す池江選手の前向きな姿勢には勇気付けられるね・・・ |
スポーツ
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昨夜、サッカーアジアカップの決勝で日本がカタールと対戦した。
3年後にW杯を自国開催するカタールは、ユース世代から着実に強化が進んでいるという。 準々決勝で韓国を、準決勝ではザック率いるUAEを下し、ここまで16得点無失点とイラン以上の数字を叩き出す。 W杯に出場したことはなく決して優勝候補ではないが、過去の日本との対戦成績は2勝4分け2敗と五分だ。 日本のスターティングメンバーは以下。
GK 権田 DF センターに吉田と富安、右に酒井、左に長友 MF ボランチに柴崎と塩谷、右に堂安、左に原口、トップ下に南野 FW 大迫 ボール奪取力の高い遠藤が出れない(イラン戦でタックルを受け負傷)のは痛い。
もちろん、塩谷なら問題なくやってくれるはず・・・ 試合序盤、日本は積極的に攻め込むも、リズムが良くない。
前半12分、ファーストチャンスで試合が動く。左サイドの敵陣中央からアクラムアフィフがクロスを出すと、アリがゴールを背にした状態でトラップし、アクロバティックなバイシクルシュートを放つ。これがゴール右隅に吸い込まれ、カタールが先制。 その後、ボールを保持されパスを回される日本。くそっ、ブラジルみたいなことしやがる! 反撃したい日本は3バックで守るカタール最終ラインの両サイドを狙うが、ボランチやウイングバックのカバーが良く、なかなかフィニッシュに持ち込めない。 そうしているうちに27分、守備がルーズになったところを突かれる。アクラムアフィフが相手を引き付けてパスを出すと、空いたスペースでハティムが受ける。ハティムは吉田をかわして左足で鮮やかなミドルシュート。これがゴール左に突き刺さり、リードを広げられる・・・ 以降はアシム・マディボを中心とした堅守の前に決定機を作れず。2点のビハインドを負って前半を終えた。 後半は、ややペースが落ちた相手に対し日本が主導権を握って攻め込む。 選手間の距離が近くなったことでテンポよくボールが回り、ゴールを脅かすシーンが増加。 後半17分には原口に代えて武藤を投入、2トップ気味にして攻勢を強める。 すると24分、塩谷がペナルティエリア手前から縦パスを入れると、DFを背負った大迫がワンタッチで落とす。走り込んだ南野はGKに詰められるも、うまくボールを浮かしてシュートを決め、1点差に詰め寄る! ところが、その後のチャンスを決め切れずにいると、カウンターを受けCKを与えてしまう。そのセットプレーの際、吉田の手にボールが当たっていたとVARで判定されPKを献上。これを決められて万事休す・・・ 伊東、乾を投入するも時すでに遅し。このまま1−3で試合終了。 残念ながら、2大会ぶりのアジアカップ優勝には手が届かなかった。 完敗。「アジア最強」はイランではなくカタールだった。FIFAランクは当てにならない。
中東のチームなのに、まるでアフリカか南米と試合していたかのような印象を受けた。 それでいて、欧州的な組織力も高い。このへんはスペイン人監督の手腕か。 ラフプレーやフィジカルに屈したわけではなく、純然たるボールゲームで相手が上だった。 日本の中盤は寸断され、高い位置でボールを奪われては鋭いカウンターを受ける。 それも単純なカウンターではなく、複数人が高速でパス交換しながら連動してゴールに迫る「コレクティブ・カウンター」で、これには驚愕した。 オートマティズムが浸透していて、完成度がとてつもなく高い。 それにしても、1点目は度胆を抜かれた。日本人選手では確か城がアトランタ五輪の最終予選で一度見せたプレーだが、切れ味が段違い。 あの場面、しっかりと身体を寄せて邪魔するべきだった。
1試合増えたとは言え、アルモエズ・アリはダエイを抜いてアジアカップの最多得点記録を更新。
間違いなくワールドクラスのFWで、近い将来ビッグクラブに移籍するだろう。 攻撃面では、これまで無失点だったカタールから1点をとるのがやっと。 大迫にボールを入れて近い距離で崩そうとしたが、一瞬で複数に囲まれてキープできず。 完全に研究されていた。W杯で世界を相手に通用した大迫が、まさかアジアの戦いでここまで封じられるとは・・・。やはり大迫に頼り切るのは駄目で、周囲の選手が素早くフォローしなければ相手の速い寄せを上回れない。 まぁでも、韓国やオーストラリアと肉弾戦を展開するよりは得るものが大きかった。 アジアカップ準優勝おめでとうとは言えないが、お疲れ様。
カタールとは是非また試合したいね。たぶん南米の中堅国くらいの実力はある。アジア全体にとって喜ばしい事だと思う。 さあ、次の国際大会は6月に行われるコパ・アメリカ(南米選手権)だ。 有難いことに、アジアで日本だけが招待された。この機会を活かして欲しい。 |
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昨夜、サッカーアジアカップの準決勝がアル・アインで行われた。
V奪還を目指す日本の前に立ち塞がるのは、名将ケイロス監督率いる最強の敵・イラン。 スペインを苦しめポルトガルと引き分けたロシアW杯出場のメンバーが、数多く残っている。 今大会ここまで5試合を戦って12得点無失点、内容も結果も圧倒的だ。 日本のスターティングメンバーは以下。
GK 権田 DF センターに吉田と富安、右に酒井、左に長友 MF ボランチに柴崎と遠藤、右に堂安、左に原口、トップ下に南野 FW 大迫 エース大迫がついにスタメン復帰! イランを相手に出し惜しみはしていられない。これが現状のベストメンバーだ。 前半から球際の激しい攻防が続く。
大迫は低い位置を取ってボールに関わり、相手を引き付けてフリーの選手を生み出す。 前半13分には大迫がスルーパスをペナルティエリア左脇に通すと、絶妙なタイミングで長友が大外を駆け上がってグラウンダーのクロスを供給、南野が飛び込むという決定機を作った。 対してイランは、ボールを奪うや1トップのアズムンを狙ってシンプルに最終ラインの背後へ蹴り込む。 それでも、冨安の冷静な対応や権田のファインセーブなどで切り抜け、スコアレスのまま45分間は終了。 勝負の行方は後半に持ち越された。 イランが集中力を切らした一瞬に均衡した試合が崩れる。 後半11分、大迫が最終ラインの裏にはたくと、南野が抜け出す。南野はカナーニのチャージを受けて倒れるが、ファウルの判定を取られたと勘違いして主審に詰め寄ったイラン守備陣をよそに南野はボールを拾い直し、左サイドの敵陣深くからクロスを供給。フリーになっていた大迫が頭で合わせ、先制に成功する。 さらに後半18分、イラン最終ラインの連係ミスを突き、ペナルティエリア左にボールがこぼれる。大迫がフリーの南野に落とし、南野は左足でゴール前にグラウンダーで折り返すと、滑り込んでブロックに入ったプーラリガンジの左手に当たり、PKを獲得。これを大迫が落ち着いて決め、リードを広げた。 2−0になっても日本は全く守りに入る素振りを見せず、追加点を狙って次々にチャンスを作り出す。 迎えた47分、イラン中盤でのパスミスを原口が奪い、柴崎と南野を使って前を向く。原口は緩急を付けたドリブルで対応するDFをあっけなく振り切り、ペナルティエリア左に進入してGKとの1対1に。原口は冷静にゴールに沈め、決定的な3点目! 苛立って暴力行為に及ぶイランをよそに、日本が悠々と決勝へコマを進めた。 このようなスコアで大勝するとは、誰が予想しただろう?
楽天的な松木安太郎氏でさえ、1−0で日本勝利と言っていたのだ。 イランは日本を舐めていたわけではないだろうが、少し慢心があったのかも知れない。 だが日本はイランをリスペクトし、最終ラインから前線まで全員が集中していた。 イランにとって楽勝続きだった今大会で初めて思うようにいかないゲームが自滅を誘い、対アジアの公式戦で6年間負けなしだった難敵に土をつけた。 アズムンは確かに素晴らしい選手だけれど、精神的にガキだね・・・ それにしても、やはり大迫は半端ない。ひとり入るだけで全く別のチームだ。 ボールをピタっと収めてくれるので、周囲の味方が躍動する。 彼の存在がサイドバックやボランチの攻撃参加を促し、日本らしい攻めが可能になるのだ。 2点リードしても守りに入らなかったのは、チーム全体に自信が漲っていたのを森保監督が感じ取ったのか。 さあ、アジアの頂点まであと1勝。 決勝に進んでくるのはカタールか、UAEか? |
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昨夜、サッカーアジアカップの準々決勝がUAE・ドバイで行われた。
日本の相手はD組3位の伏兵・ベトナム。 だがラウンド16では延長戦の末に日本が苦手とするヨルダンを下しており、侮れない。 日本のスターティングメンバーは以下。
GK 権田 DF センターに吉田と富安、右に酒井、左に長友 MF ボランチに柴崎と遠藤、右に堂安、左に原口、トップ下に南野 FW 北川 走らされたサウジ戦から中2日しかないのに、FW武藤(出場停止)を北川に代えただけ。
ウズベキスタン戦のようにターンオーバーするのかと思いきや、正直ちょっと驚いた。 体力は回復しているのか・・・ 試合は序盤から日本からボールを支配する。
しかし5バック気味で強固な守備ブロックを敷くベトナムに対して攻略の糸口をつかめず、フィニッシュに持ち込めない時間が続く。 対するベトナムはグエンコンフオンにボールを集め、カウンターでフィニッシュまで持ち込んでしまう。小柄だがすばしっこく、ボールを奪えそうで奪えない厄介なドリブラーだ。 前半24分、柴崎のCKから吉田がヘディングでネットを揺らすも、VARでハンドと判定されて得点は取り消しに・・・ 以降もポゼッションはするが、どうにもペースを握れない。カウンターから立て続けにあわやというシーンを作られてしまうが、権田の好守で何とかゴールを死守する。 スコアレスで後半を迎えることになった。 後半に入り、テンポの良いパスワークで相手守備網の打開を図る日本。 迎えた後半8分、北川の落としから、遠藤、原口、堂安とパスがつながる。堂安はドリブルで突っ掛けるも、ブイティエンズンとドゥアンバンハウに挟み込まれてペナルティエリア内で倒れ込む。 一度は流されたものの、VARの検証によってPKの判定に。これを堂安が確実に決めて先制点を奪う!
27分には北川に代えて大迫を投入、前線に起点を作る。 次第に球際の攻防が激しくなる中、44分には南野に代えアンカーとして塩谷を投入。 このまま1点を守り切って準決勝進出を決めた。 進境著しいベトナム、一体どんなチームなのか興味があったけれど、まさかこれほどとは。
全員攻撃、全員守備。とにかく足を止めず、運動量が凄い。 体格で劣る東アジア民族がヨーロッパ勢に対抗するための、これが一つの答えだろう。 日本が手を焼いた「ベトナムのメッシ」グエンコンフオンは3−4−2−1の1トップだが、試合の中ではゼロトップ的だった。 彼、またJリーグに来て欲しいな。カマタマーレ讃岐とかどう?(笑) それに比べ、はっきり言って日本はストレスの溜まる内容だった。 サウジ戦に比べれば体力の消耗は抑えられたと思うが、パスカットされまくり、何度も危ない場面を作られた。 GK権田が吉田に中途半端なパスを出して奪われたシーンはその象徴だろう。 どんなファインセーブを見せても、あんな軽率なプレーをするGKは信用ならない。 準決勝の相手は、中国を3−0で粉砕したイラン。 現在アジア最強と言われ、パワーと高さに加えスピードとテクニックも備える。 恐らく今のままではイランに勝てまい・・・ それでも、イランと本気の試合をやれば課題は見えてくるに違いない。 |
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UAEで開催中のサッカーアジアカップも、いよいよ決勝トーナメントが始まっている。
ベスト8をかけて昨夜行われたのは日本vsサウジアラビア。 サウジは近年、組織的にボールを支配してパスを繋ぐサッカーをする。 日本のスターティングメンバーは以下。
GK 権田 DF センターに吉田と富安、右に酒井、左に長友 MF ボランチに柴崎と遠藤、右に堂安、左に原口、トップ下に南野 FW 武藤 ウズベキスタン戦から武藤以外の10人を変更。 トルクメニスタン戦、オマーン戦のメンバーとほぼ同じだ。 故障をかかえる大迫はベンチで出番をうかがう。 序盤は長短のパスを織り交ぜた攻撃を展開するサウジアラビアに押し込まれる時間が続く。
圧倒的にボールを握られ、幾度となく直接FKのチャンスを与えてしまう。だが決定的な場面には持ち込ませない。 迎えた前半20分、日本のCK。柴崎が柔らかいクロスをゴール前へ送ると、駆け引きでアルファティルのマークを外した冨安が頭で合わせ、ゴール左に叩き込む。日本先制! その後は手数を掛けずに縦に速い攻撃を仕掛けるも、前線にうまくボールが収まらずにフィニッシュまでは持ち込めない。 追加点こそ生まれなかったものの、リードを得て試合を折り返した。 後半は、前半以上にサウジアラビアにボールを握られる展開に。 次第に足が止まり始めて連動したプレッシャーを掛けられなくなり、自陣に押し込まれる我慢の時間帯が続く。
そこで森保監督は疲れの見えた南野を下ろして伊東を入れ、武藤と堂安の2トップにして前線からプレッシング。さらには堂安に代え塩谷を投入、重心を後方に下げて守備ブロックを築いた。
ボールを奪えば、伊東のスピードを活かしてカウンターから追加点を狙う。 しかし、サウジゴールを脅かすには至らない。
終盤には相手の猛攻を受けるが、長友や吉田が身体を張って防ぎ、ようやく試合終了のホイッスル。 ・・・よく守った。これで準々決勝進出だ。
しかし、日本を相手にここまでポゼッションするとは。「中東のバルサ」は誇張ではない。 スタジアムはもちろん、審判すらサウジに味方していた。森保監督も激怒していたが、あの状況で追加点は難しいだろう。 カウンターに徹する場合でも、やはり前線にボールが収まる大迫が欲しい。 伊東や北川を裏に走らせるだけでは、攻撃が単発に終わってしまう。 90分で決着がついたとは言え、相当に走らされた。 8割近くボールを握られ、サウジ攻撃陣のスピードに手を焼いた。「個」の力は上かも知れない。 長友クラスならそれほど消耗はしていないだろうけれど、堂安や南野はどうだろうか。 次のベトナム戦、果たしてどういうスタメンでいくか? ところで、サウジアラビアのピッツィ監督は退任するようだ。 勿体ない・・・あの方針を継続すれば、とんでもなく強いチームになると思うのだが。 |





