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デンマークViborgで開催された「アニメーテッドラーニング・カンフェランス2018」より、デンマークのメディア教育事情です。

アニメーテッドラーニング・カンフェランス2018(9月26日、27日)では、伊藤がアニメーテッドラーニングらぼ(ALL.jp)代表として、日本の教育事情の概況と日本でのアニメーテッドラーニング普及計画を発表しました。

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9月24日のANIMOK(デンマークの子どもたちが制作した、アニメーテッドラーニング・アニメーションの上映会)で、「お盆と魂」の上映とミニプレゼンをチヒローズさんが行い、地元Viborgの小学生と中学生が見てくれました。上映後はとても活発な質問が飛び交いました。日本人タジタジ・・・。
チヒローズさんの長男くんが英語で立派にプレゼンして、将来が楽しみ!と親心を起こしたりして。

さて、アニメーテッドラーニング・カンフェランスの国際セッションで聴いた、デンマークのメディア教育事情です。

■ EUのErasmus+助成を受けた「LCC=Learn, Create and Communicateプログラム」(2015年〜18年)
デンマーク、ドイツ、アイスランド、スペイン、イタリア、英ウェールズの小学校が参加し、「Creativity in learning and teaching」をテーマに各校の教諭たちの教材や指導法の開発、生徒のcreativityとcommunicationの能力向上、国際交流が実施された。
自分たちの文化の理解と評価、参加国の文化理解、英語でのコミュニケーションがアート・創作活動と国際交流により深められ、高められたそう。
小学校における英語教育の各国教諭の取り組みもシェアされたとのこと。
http://www.learncreatecommunicate.dk/
後日、デンマークの参加校Nordre Skoleを視察。アニメーテッドラーニングに積極的なElisa Haaparanta先生と知り合う。授業では、コマ撮りアプリではなく、マンガアプリ「PIXTON」を使っていた。

■ 「Me & Media」というデンマーク、ラトビア、リトアニアが参加したプログラム
3カ国(デンマーク、ラトビア、リトアニア)の子どもが混合チームを組み、社会的なテーマを考えアニメーションで表現するという活動を行い、生徒の家にホームステイをして相互理解を深めたそう。
EUの文化補助金は複数国が参加するプロジェクトに付くので、アニメーテッドラーニングも他国間のプロジェクトを続けているようだ。

■ アニメーション・ワークショップ(TAW)の「Anidox Youth」
ドキュメンタリー・アニメーションを新しい目的で行う。デンマークに来た外国人・移民がデンマーク社会に溶け込めるよう、視覚言語を活用するプログラムとのこと。
イスラエルからデンマークに移住したアニメーション作家Michelle Kranotがリーダー。

■ フィルムセンター(The Danish Film Institute/Det Danske Filminstitut)の青少年向けプログラム
https://www.dfi.dk/en/english/children-and-youth
コミュニケーションにおける視覚言語に注目し、子どもたちが映画を知り、楽しみ、創るというプログラムを行っているとのこと。
21世紀型スキルとして、メディアリテラシー教育にも力を入れているよう。
面白いのは、「FILM-X」という撮影スタジオ(実写、コマ撮り)をコペンハーゲンの本部に設置。オンラインでコマ撮りできるアプリも公開している。登録すれば、誰でも利用できる(わたしも登録済)。
https://www.dfi.dk/en/english/children-and-youth/interactive-film-studio
後段に資料添付。

■ アニメの撮影キットとアプリ「CoboStories」
コペンハーゲンにあるアニメ制作会社Copenhagen Bombayが、Copenhagen Bombay Learningという組織を立て、アニメーテッドラーニングの普及に取り組んでいる。
アニメの撮影キット とアプリ「CoboStories」を販売。よくできてるが、スマホ抜きセット料金800ユーロは高い!

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大人も楽しめる、Cobostories。もちろん、わたしもアニメ作りに参加しましたよ(笑)。

追伸 わたしの「日本の教育概況」説明中でも、ガンガン質問が来る・・・。大人も子どもも、デンマーク人は臆せず質問するねぇ(プレゼン時間を気にしつつも、感心)。
ゲームの影響についてネガティブな私見を述べたら、プレゼン後にこれ読んでと、冊子「Video Games and the Value of Entertainment」(著者Mata Haggis、Breda University of Applied Sciences刊))と「A Manifesto tor European Video Games」を渡されました。

資料 デンマークのフィルムセンター 青少年向けプログラム
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