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わたくしが住んでいる近所には、公立の小学校が1校があり、また、私学の中学高校が3校あり、最寄の地下鉄の駅から毎朝、たくさんの生徒がやってきて、通学している。大阪市内の大通りのひとつである谷町筋に面しているので、朝、通行量が多い。そのうえ、三叉路ということもあり、毎朝、警察官が交通整理を行い、横断する児童、生徒たちを守ってくださっている。横断歩道の信号が青点滅しているときでも、右折車をしっかりと止めて、児童、生徒たちを横断させてくださっている。子どもたちも、少しは感謝して「ありがとうございました」ぐらいの声はかけるべきだと思うのだが、それは学校と親のするべきことであるように思うのだ。
この交通整理があってこそ、事故の犠牲者を出さずにいると思わずにはいられない。しかし、平日にもかかわらず、児童、生徒が通学しているにもかかわらず、この交通整理が行われないことが月に一度だけあるのだ。ある政党の次期衆議院選挙での立候補予定者の街頭演説がある日、その日に限って、交通整理の警察官は交差点内にいないのだ。
わたくしはずっとこのことをいぶかしく感じていたのだが、その事実を知っておきながら、なにもせず、もし、事故が起こり、不幸なことが起こったとすれば、世間に対して申し訳なく思うのだ。以前(春先)は、交通整理の笛の音をかき消す、大音量の街頭演説に、「はた迷惑な輩だ」と思って見ていた。あまりにもひどい、自分勝手なことが行われるならば、注意をしにいくつもりだったが、事態はより悪いほうへ、つまり、交通整理の警察官がいない状態になってしまったのだ。
この状況をずっと見てきたわたくしの偏見でもなんでもないと思うのだが、この立候補予定者と警察の間で密約が交わされたのではないか、と思うのも不思議ではないと確信している。もし、そうだったとすれば、おそらく、クレームが発生したときのための理屈も考えていたのだろうとも思うのだ。
さて、今日、朝の散歩から帰宅する道で、その立候補予定者が街頭演説をしていた。案の定、警察官の姿は交差点にない。いつもは、その様子を部屋から見ていたが、今日はその現場がまさに目の前にあったのだ。演説中のその立候補予定者に話しかけた。以下はその会話を思い起こしたものである。一言一句そのとおりではないが、要点だけをピックアップする。
わたくし 「あなたが演説するときは、いつも交通整理がされていません。どうしてですか?」
候補予定者 「それは知りません」
わたくし 「わたくしはここに住んでいる者で、あなたの演説のときのことをいつも見ています。毎朝、子どもたちを守ってくださっている警察官の姿がなくなるのはどうしてですか? あなたがなにかお願いしているのでは?」
候補予定者 「いえ、一切知りません。警察官の方の人数が少なく、この場所で行えない日もあるものだと思っています。それは仕方がないことだと思います。」
わたくし 「しかし、ずっとわたくしは見てきていますが、あなたの演説の日に限って警察官はいませんよ。」
候補予定者 「演説しているときに、いらっしゃることもありました。」
わたくし 「それはずいぶん前のことで、ここ最近はずっといないでしょ、わかるでしょ?」
候補予定者 「いえ、知りません。」
わたくし 「じゃぁ、あなたはここに警察官がいないことをあなたの依頼やそういうことではないとおっしゃるのですね。」
候補予定者 「ええ、わたしは知らないことです」
この会話から明らかにわかっているのにシラを切っている状況を想像できると思うのだ。
最初に尋ねたとき「知りません」と言っておきながら、「いらっしゃることもありました」と言ってるのだから。つじつまがあう、あわないは別にして、警察官がいるかいないか、子どもたちの安全を守るか守らないかについて「知りません」などと答える資質に、誠実さが一切ないと思わざるを得ない。
こういう状況を今日まで放っておいたわたくしも責任の一端は感じているが、なにも思わない大人の多いことに嘆き悲しい思いをあらたにしたのだ。もちろん、わたくしが詰め寄っているときに、足を止めて見物している人もいたが、だれも賛同いただけなかった。やはり、わたくしは異端なのだ、いつかは迫害されるのだという思いを持ったのだった。
さて、次回(来月)の街頭演説で交通整理の警察官がいると、「やはり…」と思うのは人の情であるのだと思うのだが…。
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全く同感です!
2008/10/20(月) 午後 8:59
勇気あるなぁ〜候補者に詰め寄るなんて^^
見ている人も、賛同してるのかもしれないけど、「さわらぬ神に・・・」という状態かもしれないですね〜
候補者はどう思ったんでしょうか、
次回はどうなってるんでしょうか?
2008/10/21(火) 午前 4:03
ハルさん、ご同意いただき、ありがとうございます。
2008/10/21(火) 午前 5:55 [ ひろみ ]
つっきぃさん、勇気じゃなく、憤懣がそうさせたんだと思います。
こんないい加減な人、神でもないのに遠慮することなどないのにね。
2008/10/21(火) 午前 6:00 [ ひろみ ]
私は以前、某党の選挙カーに乗って「○○は○○だ〜!」と言いながらにっこり手をふるアルバイトをしておりましたが、候補者の選挙演説会のポスターを電柱やら壁やらにたくさん貼って、その後、一枚残らず剥がしている党はひとつも有りませんでした。
適当に目立つところだけ剥がすので、残りは地元の皆の衆が「何やねん、いつもいつも」といいつつ剥がすのです。
自分のバイト先の候補者と、地元の候補のおっさんには注意しましたけどね。
これみてたら、次貼る時は剥がせよっ!!
2008/10/21(火) 午後 11:16 [ pan ]
[ health_and_happy_days ]さん、商売していたら世間様に迷惑をかけることなんて決してできないのに、「政治」という名目があれば、世間様は黙る、そんな風に考えているんだろうと思われても仕方ないのにね。
ちなみに、この候補予定者のサイトには「みなさんの声をお聞かせください」という旨のことが書いてあったけど、自分に都合の悪いことには耳を傾けない、自浄能力がないと思われても仕方ないですよね。
体験談、ありがとうございました。
2008/10/25(土) 午前 0:11 [ ひろみ ]