中将の君のひとりごと

歴史とサッカーが好きな私のオススメを紹介します。最近はもっぱら旅人か、映画評論家気取りですが…

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「ジーサンズ」観てきました。
我が映画館では最終上映でした。
公開4週間だから、結構終わってるだろうなあ。

企業年金を打ち切られたお爺さんたちが、銀行に対して復讐を目論むお話です。

40年工場を勤めあげ、年金で細々と暮らしていたジョーは、銀行からの催促状?を受け取ります。
入るはずの年金が止まっていて、ローンで買った家の支払いが滞っていると言うのです。
景気のいい時代に金利は上がらないと言って、貸したローンの金利も上がった上にジョーたちのいた企業が合併の為に彼らが積み立てた年金を凍結する発表をしたのです。

憤ったジョーは同僚で、今も親友として交流しているウィリーとアルに、銀行強盗を持ち掛けます。
と、言うのもジョーが銀行で話しているときに3人組の銀行強盗がやってきて、鮮やかに犯行を実行し、捜査が全く進展していないからでした。

まあ、銀行強盗は悪いことです。
しかし、彼らを追い込んだ事情は、老人だけでなく、アメリカだけでなく、誰にでも起こりうることで、こんな目に遭った人は世界中にいるでしょう。
それだけに気の毒なんですが、この映画では悲壮感が押さえられて、終始明るい色調で話が進みます。
それは、彼らが不味いパスタやコーンを食べながらも人生を楽しんでいるからでしょう。

ずっと、笑いの絶えない、しかし名優たちの存在そのものにある人生の深み…。
そして、意外な展開。
どれも心温まるもので、オチまで効いていました。

多分、上映館はもう少ないでしょうが、飛行機の長距離移動などで見かけたら、是非観て欲しい作品です。
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ご無沙汰しております。
なかなかパソコンがこの画面まで行かなくてね〜…。
やっと、つなげたので更新出来ますが、そんなでもない映画です。

たまたま時間の合う映画がこれだったので、先週観ました。
(まあ、行こうとは思っていたけど、もっと優先順位が高いのが他にいくつかあった)

お馴染みのアーサー王伝説?つーか、聖剣伝説?を基にしたアクション映画です。
偉大な王・ウーサー・ペンドラゴンのひとり息子としてキャメロン城に生まれたアーサーは、叔父の謀反により両親を喪い、城を追われます。
彼を助けたのは売春宿の女性たちで、そこを根城にしてスラム街で成長します。
叔父のヴォーディガンは兄を倒すために手に入れた闇の力を確かなものにするために、巨大な塔を建設し、その完成が近づいたとき、湖から兄と共に沈んだエクスカリバーが姿を現したのです。
王権を意味するエクスカリバーを手に出来るのは、正当な王位継承者のみ。
それを手にし、聖剣の恐ろしい力を目の当たりにしたアーサーは…。

こんな感じでアレンジが加わっていますが、マーリンではないドルイド…とは言ってなかったな、魔術師の女性の力を借りて、闘いに赴くアーサーの物語となっております。
まあ、エクスカリバーの炸裂するシーンの迫力は、さすがでしたね。
初めのチラシやCMでは、「聖剣無双」の副題がついていて、なんだかな〜と、思ったけれど、内容的にはそんな感じでしたね。
CMもちょっと前にあった「ヘラクレス」みたいな感じで、あっちは「なんでこんなバカみたいにするんだろう?」と思ったものですが、「キング・アーサー」には相応しかったと思います。

そんな映画なんで同じ列に「脳筋」を絵に描いたような若い男性が座っていて、すごい闘いのシーンになるとガシガシと、子供のように身体を激しく揺すって、同じ列なんで私まで「4Dかよ…」と、言いたくなるほど揺さぶられたんですが、まさにこの映画のターゲットは彼だと思うので、全然腹が立たなかったです(笑)

なので、アクション好きな男性なら楽しい映画ですね。
ただ、絵に描いたような中国人が出てきて、アーサーに格闘技を教えるのですけど、まあそれは中国資本のお世話になっているから仕方ないのかも知れないけど、ラストはやり過ぎだと思うな〜。
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まだ、パソコンが安定しなくてね〜。

先日、イラン映画の「セールスマン」を観てきました。
アカデミー賞外国映画部門賞をとったサスペンス映画です。

高校の教員と専業主婦の妻。
二人は劇団に入っていて、今回は「セールスマンの死」の主人公を演じることになっていた。
ある日、引っ越しを余儀なくされた夫婦は劇団員の紹介で共同住宅に入るが、前の居住者の荷物は残っていた。そして、ある日侵入者によって、妻は大怪我を負う。
夫はなんとしてでも侵入者に制裁を加えようと追跡するが、消極的な妻との間に亀裂が生じて…

こんな話でしょうか?
侵入者の意外な正体、みたいな文句がありますが、そういう感じの話ではありません。
このチラシの上の妻は、かなり写真映りがいいです。
こんな艶っぽい人ではなくて、事件前もかなり正確的にキツイ…。これが真相を分かりずらくしている。
中東の奥さん、ってもっと夫へ追従…みたいなイメージだったんですが、意外でした。
チラシの下の夫はかなりハンサムです。

妻の性格がややこしいのは確かだけど、事件があって、とにかく心の平穏を取り戻したいのに、サクサク先に進もうとする夫と心が離れていくのは仕方ないのかも?
心を殺されかけている女性の胸の内なんて理解できないものなんでしょうね。

重大だけれども、どこででも起こりうる話だからでしょうか、とにかく引き込まれました!
勉強不足で、まず国籍すら分からなくて「何語〜?どこ〜?」なんて思っていたんですが、言葉が解らなかったのが、功を奏したのか、本当に入り込んでいて、「警察呼べないかな〜?」なんて我が事のように思い遣ってしまって、「映画だって」と、我に返る感じでした。
きっと、まわりの人もみんなそうだったと思います。
みんな息もついてなかった!
まわりの環境もあって、本当に集中して観れました。

ちょっと前に「美女と野獣」の吹き替え版を観に行ったんだけど、同じ列の男子高生二人組がずっとスマホの光をチラチラさせていて、「どっか行け〜!ホ〇野郎!」と、怒鳴りつけたい思いと闘ってしまったので、大人ばかりの映画鑑賞は有難いですね。
(お年寄りにもウルサイ人や、携帯いじる人はいます。)
自分が安い金で観ているから、って人の鑑賞の価値まで下げるなよ!っと。

「セールスマン」については、演劇の「セールスマンの死」とリンクさせているのかも知れないけど、「セールスマンの死」を知らないので、分からなかった部分があるのかも知れませんが、それでも、これがアカデミー賞をとった理由は分かるような気がしました。
どんでん返しとかはないので、観る人を選ぶ映画かな〜。
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先日、直木賞作家の時代小説家・杉本苑子氏が亡くなられました。
代表作はやっぱり、世阿弥の人生を書いた「華の碑文」でしょうか。
舞台になった作品も多いだけでなく、舞台の原作を手掛けるなど、能に限らず演劇に造詣の深い方でした。
(と、いうか、そっちが専門?)

私が出会ったのはこの「傾く滝」からで…、って言うことにしてしまえば、結構美談になるんでしょうが、残念ながら図書館で借りたりしてもう何冊も読んでいて、多分キッカケは「歴史を〇〇した女性たち」系の本からでした。
そんな高校時代、クラスメイトがいきなり「どうしても読ませたい小説がある」と、言ってきたんですね。

当時も結構読書はするものの、今と同じように専門書が殆どで、小説系は読まない自慢ではないけど、正直「何で人が作った話なんかを読まなきゃならんのじゃ」と、私にはかったるくて「そのうちにね〜…」と、延ばし延ばしにしていました。
すると、友人は業を煮やしてこの文庫を持ってきて、無理やり私に貸したんです。
電車通学の私は下校から読み始め…

恐ろしい程ハマってしまったんです。
この「恐ろしい程」と言うのは、決して誇張ではなくて、貸した当の本人が私の様子が心配だと、共通の友人に相談したくらい…(苦笑)
(相談された友人から聞いた)

「傾く滝」の内容は江戸時代後期、浪人の宮永直樹とのちの八代目・市川団十郎となる新之助との出会いから始まるドロドロの愛憎劇…。
ちなみに八代目の異母弟が劇聖と言われた九代目・市川団十郎で、彼の時代に明治維新を迎え髷を落とした近代歌舞伎に挑戦したりするのです。
九代目の写真は残っていて、「顔長いな〜」って、感じなんですけど、八代目の錦絵も顔長いし、確かに似てるんですよね。でも、八代目は男前として評判高かったのですから、よく分からない…。
土方歳三なんていつの時代でもカッコいいんだけどなあ…。時代そんなに変わらないのにね。

とにかく美青年の八代目は三十代で独身のまま、謎の自害をしてしまうんですね。
歌舞伎十八番を作ったりした七代目の借金問題とかあったらしいですが、親の借金返済とかいつの団十郎もなあ…って感じです。(血のつながりはない。九代目で血統は断絶。11代目が見込まれて襲名した。ちなみに十代目は追号。松本幸四郎とかも全然関係ない人が継いでいるんだよね…)
八代目の当たり役は「助六」などの成田屋の十八番と、彼の為に書き下ろされた「与話情浮名横櫛」(ヨワナサケウキナノヨコグシ)。
「切られ与三郎」です。

「傾く滝」は、この「切られ与三郎」誕生の話なんですね。
ひたすら美しい男性陣と、どうしようもない結末。…ハマったなあ(笑)
友人が心配したのは、すぐに本を返して自分で買ったことと、団十郎を描きまくっていたせいでしょう。
あんな美しい描写の登場人物を絵にするというのは、普通のことだと思うんですけどね(笑)

とにかく、この出会いから、私は小説も(!)読むようになったと言っても過言ではありません。
殆どの作品が、読み終わった後爽やかな作品ではないんですが、人の情念と美徳を書き切った作家でした。
 ご冥福をお祈りします。

言いたいことは、この倍くらいあったけど、クド過ぎるんで端折りました。
パソコンが一進一退で…。
あと、「風の群像」を大河ドラマにしてくれないかなあ?

何も見ないで書いたので、誤字は後で確認します。

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あ〜、色々ありました。
書くこと結構あったのに、インターネットが…。
なんとかマシになったので、まずはこれから。

ノルマの厳しい営業職の青年が、あるとき出会った小学校の同級生と名乗る青年によって生きることの意味を思い出すお話。
すごく有名な原作の映画化ですが、本は読んでません。
ですが、多分あのアタリがオリジナルかなあ…と、察しながら観ました。

いやあ、泣いた…。
泣いたねえ。
最近観た映画で断トツに泣いた。
(レビューすっ飛ばしている感動作と言われる映画もあるんですが、まったく感動しなかった…)

まずは主人公。
大人から見れば…と、言うか第三者が見れば、あんなスゴイパワハラ、レコーダーにでも録音して訴えればいいのに…って感じですが、当事者っていうのは恐ろしいもので、この世界が全てのような感覚なんでしょうね。
私は、小さい頃から「この世界を飛び出したい」願望が強い子供だったので、学校の世界もそんなに重要に思わなかったんだけど、大体の子供たちは学校の外の世界を考えられないんだろうなあ…。
主人公もまさにそんな状態で、自分を壊してまで働く必要なんてないのに、自分を追い詰めます。

そこへ現れた、自称・同級生のヤマモト。
南国の風そのもののような爽やかな…そして、ひたすら明るい笑顔にすぐに心を開いてしまいます。
もちろん、話はそんなに簡単ではなくて、もう色々葛藤があった末のタイトルのセリフにつながるワケです。

「ちょっと今から仕事やめてくる」

この開放感は、なんて言ったらいいんだろう!
このカタルシスだけでも見る価値のある映画です。

皆さん、少なからず思い当たることはあるでしょうし、誰かに伝えたい思いもあるでしょう。
確かに一生懸命がんばることは素晴らしいことです。
でも、自分以上に大切なものはないのです。そして、自分を労わることが自分を大切に思ってくれている人にとっても嬉しいことなのです。

後半は「ヤマモト」から見たアンサーストーリーで、これを蛇足と思う人もいるとは思います。
けれど、私にはこの部分がとても心に響きました。
自死に向かう人…だけど、周囲の人は死なせまいと本当に思っていたんだよ。というメッセージです。
死んでしまった人には決して届かないけれど、これこそが苦しんでいるみんなに知って欲しいことです。

そして、身内の自死に打ちひしがれている人間が、他人によっても救われることがあるということ。
この映画の前半の主題でもある世界を広げようと言うメッセージにも増して、後半のこの部分は私にとって痛いくらいの物語でした。

役者さん、みんな素晴らしかったです。
福士蒼汰さんの出ている映画もドラマもそう言えば見たことなかったんですが、本当によかったです。
彼の代表作になるんじゃないかな?
等身大の実直な若者を上手く表現していた工藤阿須賀さんもよかったです。
圧巻は、主人公の上司の吉田鋼太郎さん。
本当に嫌な上司だった。
映画館出てから思ったけど、この上司も世の中怒鳴り散らさなくても、部下を威嚇しなくても業績を上げている人間がいるという社外の世界を知らない可哀想な人だったんだなあ…。

パワハラがトラウマになっている人はフラッシュバックが起こるかも知れないので、おススメ出来ませんが、それ以外のあらゆる人に見て欲しい映画です。

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