中将の君のひとりごと

歴史とサッカーが好きな私のオススメを紹介します。最近はもっぱら旅人か、映画評論家気取りですが…

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ミュシャ展

イメージ 1

国立新美術館で行われている「ミュシャ展」に行きました。
なんか先月くらいから本屋に本が置いてあるな〜…、あれ「スラヴ叙事詩」だよな〜、と思って過ごしていたんですが、NHKでの特番見て「ああっ!来てるんだ!」って…。

元々画集は高校生の頃から持っているくらい好きな画家なんで、この「スラヴ叙事詩」は、この頃からプラハに見に行こうと思っていたくらい、憧れの作品群でした。
それが来てるの知らなかったなんて!
本屋で目にしていたのは、まさにその図録だったというのに!
く〜っ!(>_<)

まあまあ、気づいたから良しということで…。
ミュシャ展自体は結構あるんだよね。
フランスでの黄金期のものは、大体が広告作品なんで、その縦長のポスターが主体のもので。
しかし、スラヴ叙事詩は浮世絵画家で言うところの肉筆画のしかも最大6m×8mの巨大な作品の20点にも及ぶ作品群!!
国外初公開も当然です。
正直、プラハから出るとは思ってなかった…。(ゆえに、プラハ行きを考えていた)

さて、ミュシャと言えば、大女優サラ・ベルナールに見出だされたポスターに代表される、花と宝飾の豪奢な女性像を思い浮かべるでしょう。
アール・ヌーヴォーの担い手のひとりで、パリで一世を風靡しました。
浮世絵みたいなもので、今でもがんばればリトグラフ作品は買えます。

しかし、この「スラヴ叙事詩」は…。
(しつこい)
とにかく、「スラヴ叙事詩」を理解する上で重要なのが、チェコとスラヴ民族が受けた栄光と苦悩の歴史です。

イメージ 2

これは「スラヴ民族の讃歌」。

そこで人々が受けた苦しみをスラヴ民族の苦難として16年もの歳月を費やして、画家人生をかけて描いたこの作品、しかし受け取った側は持て余して、永い間展示されることはありませんでした。
(大きさと、地味さゆえだという。御披露目会はあったと思われる。)
それが、再発見されてプラハ美術館のヴェレトゥルジュニー宮殿に常設展示されるまでの歴史も悲しいものですが、スラヴ民族の苦難を閉じ込めたはずのミュシャ自身が、ナチスという厄災に見舞われて連行の末に病死したことに憤りを感じずにはいられません。

イメージ 3

上は作品の一部。
自身の娘がモデルです。
娘だけでなく、たくさんの一般人のモデルを使って描かれたのが、この作品の特徴でもあります。
一室目はダメだけど、二室目は写真撮影OKでした。

しかし、混んでたね〜。
切符売場がスゴイ列で、慌てて東京ミッドタウンの地下にあるセブンイレブンでチケット買ってきましたよ。
皆さんも、絵柄の付いたチケットに拘りが無ければ、コンビニで発券を済ませてからお越しください。

テレビでやってたとは言え、「スラヴ叙事詩」ってそんなに食い付きいいとは思えないんだけどな〜。
違う階でやっている「草間彌生展」が終われば、ゆっくり見れるのかなあ?
(草間彌生展の方は入るのにも並んでいるくらいの大盛況です。しかも外国人がわんさか…)

ポスター画家であるミュシャの本当の画力に感嘆すること間違いなしです。
いきなり夢が叶って変な感じ…。

六本木の国立新美術館で、〜6月5日まで。
火曜日休み。

…草間彌生スゲーな(笑)

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