中将の君のひとりごと

歴史とサッカーが好きな私のオススメを紹介します。最近はもっぱら旅人か、映画評論家気取りですが…

源氏物語

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そういえば、今回上村松園の『焔』の下書きがありました。

私はこの完成品を20年程前にBunkamuraであった『源氏物語と紫式部展』で見たのですが、
その美しさと大きさに圧倒されました。
なにせ、一緒に公開していた近世の最高傑作である
『源氏物語手鑑』についてまるで覚えてなかったくらいですから…。

嫉妬の焔にとり憑かれた六条の御息所が一房の髪を噛みながら振り返っている絵なのですが、
この瞳は現世を越えた異様な輝きを放っています。

能面にヒントを得た松園が裏から金泥を塗るという手法をとった為です。
これは、大和和紀先生が『あさきゆめみし』でも、六条を描く時に同じ手法を使っています。

う〜ん…、せっかくだから展示して欲しかった…。

今日は横浜美術館

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『源氏物語の1000年―あこがれの王朝ロマン―』です。

実にたくさんの名品が並んでます。私は始めの方と先週と2回行ったんですが、
それでも全部見ることが出来なかったくらい、展示がコロコロ替わります。
まあ、それもどこも「源氏千年」なのだから仕方がない…。
なぜ、今年が「源氏千年」なのか知ってますよね?
『紫式部日記』に例の「若紫さんはいらっしゃいますか?」って記事が載ってたのがちょうど千年前。
そりゃあ、もっと前から書いていたでしょうし、まだ完成してたかも分かりませんが、
それが、『源氏物語』の存在を確かめられる最古の記事なのです。
他にも「物語を献上した…」とかそれらしい記事はあるんですが、この「若紫」がポイントで
少なくともこの時、『若紫』巻は書き終わっていて読者が、若紫という少女を知っていたと言う事です。

とにかく良かったです。
これだけの屏風が揃うのもスゴイですし、名品が多かった!!し。
しかし、殆どの屏風が物語の反対側から観るようになってたのが残念でしたね。
そりゃあ、舟に乗ってるのが浮舟と匂宮ということくらい分かりますが、
真ん中くらいの絵解きが分かり図らいですよね。
それでも押さえておきたいのは、『絵合』と『空蝉』と『若紫』でしょうか…。
『朝顔』の少女たちが雪の玉を作っているところ等、殆ど同じ絵が描かれています。
『源氏絵』として絶対に押さえておかなくてはならないのは、
『国宝絵巻』と土佐光吉の『源氏物語絵色紙帖』と狩野養信『源氏物語図屏風』だと思います。
国宝は言うまでもなく、土佐派の画帖の絢爛たる魅力はスゴイです。
(…でも、なぜか目にするのは同じ場面で、お願いだからめくってくれ〜!!といつも思う)
しかし、今回良かったのは初めて見た狩野養信のものです。
色も鮮やかで、表情も豊かで、観ていて飽きないのですが、一室目で張り切っていたご老人たちが
あまりちゃんと観てないのが残念です。
そして、混んでいるのを承知の上でわざわざ終盤に行った理由が、鎌倉時代の『源氏物語 浮舟帖』です。色絵ではありませんが、その線の美しさは息を呑みます。
国宝の『夕霧』巻の夕霧と雲井雁の着物のラインもビックリするくらいキレイです。
昔のヒトはちょっとしたメモもデッサンもみんな筆だったわけですから、現代人にその本物の線を再現することは出来ません。そのまま、近代絵画のコーナーの線を見ればすごくよく分かると思います。
(今年、『薬師寺展』でかぶりついて見た「吉祥天女像」の線が一番キレイでした)
この三連休はコミコミでしょうが、気合でかぶりつけるハズ!!
ご老人たちが説明文を読んでいる間にじっくり絵の方を見て下さい。

最後にコメントを下さった方、ありがとうございます。魅力あるブログになるよう精進します。
お訪ね下さった方たちにも感謝しております。

源氏続きですが…

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いきなり寒くなってきましたね。

今日、紹介するのは『源氏物語 千年のかがやき』展です。
東京都立川市に国文学資料館が移転した記念だそうで、初公開の『源氏物語団扇画帖』と、
岩佐勝友画の『源氏物語図屏風』がメインで展示されています。
大きな展示がこの2品だけということもあって、
画帖は結構な枚数が一度に見られるように展示してあります。
扇絵として保存も良くて、綺麗だし、伝統に忠実な構図が見られます。
しかし、面白いのは屏風の方で、源氏絵というのは虎の巻がありまして、この巻ではココ
という風に絵にする場面が大体決まっているもんなんですね。
それが、この屏風は少し外れていて、例えば『花の宴』では、朧月夜がフラフラと
酔っ払って廊下を歩いている場面が定番なんですが、ここではそれを見かけた源氏が
彼女を抱き上げてひっさらっていく場面が描かれています。
他にサイコロを振る近江の君とか、一般的な源氏屏風ではあまり取り上げられない場面が多く
見られます。
残念ながら、会期は明日31日までで、これを見て行こうというのは難しいんですが、
その図録が大きい本屋に置いてあります。
少なくとも横浜と立川では見ました。
残念ながら、屏風の方が見開きで全面しか載っていないので、虫眼鏡で見なくてはなりませんが、
画帖の説明は他の土佐派の有名どころとの構図の比較なんかがあって面白いです。

明日は横浜美術館の『源氏物語の1000年』展をご紹介します。

初めまして

さて、何気に過ごしている日常で読んだ本や、展覧会の紹介をしていきたいと、
ブログを始めました。
今日は『ヨーギ者Xの献身』(映画評論のブログではないので…)を観て来ました。
2回目なんで、フクヤマの心の動きとかに重点を置いて観たので、結構新しい発見もありました。

今日、オススメの本は、新潮社とんぼの本の『源氏物語 天皇になれなかった皇子のものがたり』です。
優れた絵画がたくさん載っているだけでなく、三田村雅子氏の解説による『源氏物語』が辿った
歴史そのものが分かりやすく載っています。
天皇家が政権を手放したことにより、フィクションである『源氏』が
王権そのものを象徴するようになった悲劇といいましょうか。
それによって、女性の手にあった『源氏』が男性社会に奪われ、
歪まされていった経緯などが書いてあります。
分かり易く言うと、女の私が読んで、ちっともそんな感じがないのに映画化されると
とたんにエッチが見所みたいになってしまうのは、男性監督がアホなんじゃなくて、
ずっとそんな風に貴族社会のオトコたちですら読んできたからなんだなあ…と
納得のいく本です。(納得したくはないけど…)

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