中将の君のひとりごと

歴史とサッカーが好きな私のオススメを紹介します。最近はもっぱら旅人か、映画評論家気取りですが…

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映画 『マリアンヌ』

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なんでこれを「観なきゃならなーい!」と、思ったのかなあ?
離婚騒動のブラピを気の毒に思ってか、今はもう思い出せない…。
 
第二次世界大戦下のカサブランカから話は始まります。
イギリス(多分)の諜報員のマックスとフランスのレジスタンスのマリアンヌは、協力してドイツ大使暗殺という大仕事を果たし、ロンドンで再会します。
惹かれあった二人は結婚し、一女が生まれ、幸せの真っ只中のマックスは上司に呼び出され…。
 
まあ、隠す程の秘密でもないんだけど、ネタバレを避けるとこれくらいしか書けない。
一言で言うと、っていうか一言じゃなくても「メロドラマ」です。
闇雲に真実を追い求める男の姿が切なくもありますが、ドイツ人は戦闘中じゃなくてもバンバン殺しちゃっていいの?って言うね…。
ショッカーみたいにやられるドイツ軍が正直引いた
そこに目を瞑れば、程ほど泣けるし、メロドラマとして上出来でしょう。
 
一歳くらいの赤ん坊がかわいくてね…。
多分、撮影の後なんだろうけど、その後自分にクリソツ(「マレフィセント」で諸事情により母親と共演した)な娘と引き裂かれるブラッド・ピットの運命を思うと切ないのなんのって!
その赤ん坊が落ちても大丈夫なように、車の座席の前に毛布やぬいぐるみを敷き詰めるシーンが本当に泣けました
 
ブラピファンなら大満足そうでなくても、悪くはない映画でした。
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先週までなんだか心が弱っていて、娯楽作品(シン・ゴジ4回目。ビースト2回目など…)しか観れなかったんですが、今週は気を取り直して既定路線に戻りました(笑)
 
1912年のイギリス。
モードは洗濯工場で働く一児の母。夫も同じ工場で働き、夫婦の仲は至って良好だが、何より幼い息子こそが生き甲斐。
「洗濯女」と言えばその昔、シングルマザーなどに多い職業で冷たい川の水に耐える為に飲酒でしのいでいたハードな肉体労働でした。(アンデルセン童話の「あの女はダメな女だった」など…)
工場体制となってからも彼女たちの苛烈な労働状況は変わらず、薬品や熱で体は蝕まれて使い捨ての状況な上に、見目いい若い娘はセクハラされ放題でした。
 
そんな中、女性参政権を求めるカリスマ的リーダーのエメリン・パンクハーストは平和的な主張が最早届かないことを知り、過激な行動を指揮します。
上流の女性は、女であると言うだけで自分が受け継いだ資産の管理も許されない法律に憤り、下層の女たちも過酷な労働に対する対価が男性より低かったり、と問題を抱えていて、それに気付いた人が少しづつ立ち上がります。
 
 
主人公のモードは街頭の演説を耳にしながらも、今の生活に疑問を感じずに過ごしていました。
それが偶然に巻き込まれ、やがて自分の不遇に気付いてしまう物語です。
気付かない方が幸せなのか?
運動が過激なこともあるでしょうが、女性参政権に対して殆どの男は必要と思っていないし、女でさえそれが普通だと思っている世界。
女は劣るものだから、男の保護下にあるのが当然だという世界。
もう、観ているだけで息苦しくなる世界。
 
社会で習ったように「民主政治」は古代ギリシャで始まりました。
市民階級にある成人男子(つまりは戦闘へ行く人)のみに与えられた選挙権でした。
しかし、紀元前のギリシャ世界の滅亡と共になくなり、近代になるまで復活しませんでした。
しかも選挙権も被選挙権も男性のみ。
 
上でも書いたように、選挙権だけでなく色々な権利が女性は制限されて、離婚した場合の親権もそうで、のちに主人公の身にも降りかかります。
色々な制限に対する法律の改正は議員にならないと提出出来ず、男たちはその法律を変える気もありません。
そして、何もかも失った彼女はその運動にのめりこみます。
 
過激な運動にアレルギー反応を示す人もいるようですが、他に主張する術がない状況…(現に今でも世界のどこかで追い込まれている民族がいる)、決して彼女たちも妄信しているわけではないのです。
そして、いよいよ追い込まれた時にひとりの夫人がとった行動とは―。
 
もうひとりの主人公と言えるのが公安?の刑事で、法律の元に女性運動家を取り締まります。
彼の心の動きもひとつの物語です。
 
一緒に虐げられ、一緒に機会を伺って、ものすごく私は疲れましたが、不思議なほど晴れやかな気持ちになる映画でした。
後味スッキリと言うか…。
まわりのお婆さんたちも同じ気持ちになったことを祈ります。
 
傷つきながらも戦った先人たちがあって今がある。
そのことを一番噛み締めた作品でした。
主演のキャリー・マリガンがカワイイです。
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「本能寺ホテル」を観に行きました。
始まってすぐに行く予定だったんですが、予約とろうとするとあまりに客が少なくて迷っていました。
ですが、平日でもまあまあの人の入りで、ひと安心…。(心配する義理もないんだけど)
 
先に感想を言えば、何も考えずに見られる楽しい娯楽映画でした。
さすがの綾瀬はるかです。コメディで彼女の右に出る者はいないでしょう。
いや、ホント観て損はない。
 
ただ、タイムスリップモノとは言え、歴史ドラマ的な醍醐味は全くありません。
なので、歴史なんて授業でやっただけ、って言う人の方が向いていると思います。
でも、そうすると「桔梗」の紋が明智光秀のものとか分からないんじゃないのかなあ…?
ところどころ、そういう説明不足が気になりました。
 
じゃあ、歴史好きが見ると…、ツッコミどころ満載と言うね…。
まあ、それはいったん置いといて。
 
お話。
会社が倒産して無職となった倉本繭子は京都で、彼氏の親への挨拶に挑みます。
しかし、予約していたはずのホテルがとれておらず、仕方なく彷徨ったあげく、路地裏の「本能寺ホテル」に宿をとります。
そこで、色んな要因が加わり、彼女は戦国時代の(実はこの時点を戦国時代と言うかは、見解が分かれるそうです)天正10年6月1日の本能寺の中に飛ばされます。
何をがんばると言うこともなく過ごした彼女は、ここでも特にがんばることもないのですが(医者とか特殊技能があるワケじゃないしね〜…)、自然に打ち解けて、織田信長や森蘭丸の人柄に触れていくようになります。
そこで、その日が明智光秀の軍に急襲される「本能寺の変」のまさに前日であることを知った彼女は、それを信長に告げる決断をするのでした。
 
現代人と、戦乱の世の人間とのちぐはぐ具合や、タイムスリップで起こるドタバタ…、もう本当に大声で笑わせてもらいました。
みんなも笑ってました。
いや〜、楽しい映画でした。
男子だったら、他に綾瀬はるかの胸が見所とか言うでしょうけど(笑)
堤真一の信長も、浜田岳の蘭丸もよかったです。
個人的には、高島政宏の明智光秀がカッコよかったのが、よかったです。
な〜んか、最近は光秀をいかに情けなくするか合戦みたいなドラマ&映画が多かったので、柄も大きくて見栄えのいい光秀を見れたのが嬉しかったですね〜。
光秀やったことのある近藤正臣さんも喜んでいることでしょう(笑)
 
でもな〜、戦国時代へのタイムスリップものを書いたことのあるワタクシとしては呼称がとにかく気になった!
信長って自分のこと、わざわざ「上様」って呼ばせてたんだよね。
光秀は「日向守」、秀吉は「筑前守」と、まだ手にしてない九州の地名を嫌がらせで名乗らせていたんですよ。
まあ、それを置いといても、光秀の来襲を知った信長は、動かないんだったら絶対にすぐ近くにいる嫡男の信忠を逃がしただろうし(二条城へいけば、1万の兵はいたからね〜)、まさか一緒に死ぬとは思ってなかったとしても、そこはするでしょ。
まあ、元々信長の手勢が少な過ぎるのを心配して信忠はいるから、そんな命令受けたら本能寺に向かうのかもね…。
それから、信忠はすでに家督を譲られているので、生きていたら信孝が歯向かうことはないし、信孝が歯向かうとしたら、彼の後見人の柴田勝家が絡まないわけがないんだよ。
そこらへんの、ちょっとした台詞が、「本能寺の変」オタクの私にはとにかく「ウソつけ〜!」って、イラッときた。
 
そこらへんの台詞で、「ああ…本当にこの時、信長の周りに主だった武将がいなかったんだな…。」と、しみじみともなりましたけどね。
 
そして、自分が目前に迫った天下統一を成し遂げることが出来ない運命だと知ったら、どんな気持ちなんだろう?って、泣いたりもしました。
切ないですね〜…。
 
しかし、主人公の現代の決断には
あれくらいの歴史知識の人が○○の○○目指しちゃう?
いや、あの行動をとった人が歴史語っちゃう?
そもそも、一般職に就いていた人間ならさ〜、信長と分かったら、せめて社長に話すくらいの敬語は使おうよ
(脚本家も監督も一般職の経験がないのか?)
 
そういうモヤモヤを言うとキリがないですけど、まあ楽しい映画ではありました。
暗い映画(「沈黙」とか)の後に見たかったな〜。
 
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やっと、「ファンタビ」観て来ました!(先々週…)
観るのを決めていたワリに、ナカナカ時間が合わなくて遅くなってしまいましたが、噂に違わず面白かったです。
 
いやあ、実はハリー・ポッター観たことないんですよね。
この作品、ハリー・ポッターの原作者であるJ・K・ローリングが書いたオリジナル脚本ということで、「ハリー・ポッター」新シリーズと言うふれこみだそうです。(へー)
 
主人公・魔法使いのニュートは魔法動物学者で、理由があってニューヨークを訪れます。
そこでニュートの持つ魔法のトランクから逃げ出した動物をキッカケに、ノー・マジ(人間)のジェイコブ、魔女のゴールドスタイン姉妹と知り合います。
 
その頃のニューヨークは、魔法使い排斥運動をする人がいる反面、アメリカ合衆国魔法議会があって、魔法使いとノー・マジの間は一緒に生活しているように見えながら決して交わることはない掟の中にいるのでした。
魔法動物を逃がしたことによる罪で、ニュートと姉妹の姉のティナは議会によって、死刑宣告を受けます。
そこからの冒険と言いますか…
闇の力との戦いが始まります。
 
めくるめく魔法の世界。
動き回る魔法動物。
物語性も優れていて、大人の観賞に充分耐え得る作品でした。
…と、言うかむしろ大人向け?
「ハリー・ポッター」がどれくらいの作品だか知りませんが、終始ワクワクして見ていました。
 
主役のニュートは、エディ・レッドメイン。
映画の「レ・ミゼラブル」で王子サマ的な役やってた…、まあ「博士と彼女のセオリー」か?(飛行機で観たよ)
正直「ジュピター」で観たときは「こんなバカみたいなのに出るの、演技力がもったいないなあ」と、思ったし、このシリーズの主演を知った時も、これで何作も(時間を)取られるがもったいないなあ…と、思ったんですが、「ファンタビ」シリーズは彼の代表作になるんでしょうね〜。
結構、屈折したニュートのイメージでよかったと思います。(前髪が少しうっとおしいけど…)
(でも吹き替えで観たけどね)
 
それから、冴えない感じのティナのロングコート姿がとてもカッコよくて、頑固者に見える彼女の中の揺るぎない正義感とあいまって、すごく魅力的なヒロインでした。
過去の部分を魔法で見せる手法もよかった。
妹のクイニーのかわいらしさ、セクシーさも心地よかったですし、ジェイコブもチャーミングでした。
それから、隠しキャラですか…。
 
でも、なんと言っても、妄信的な人間の中の狂気と言いましょうか。
アンチ魔法の団体の代表の性格に、J・K・ローリングの現実世界に対するシビアな眼差しを感じて、ものすごく興味深かったです。
そういう人が、世界一売れたシリーズを書いているということに。
あんなに分厚くなけりゃあ、読み始めるところだった…。
 
アンデルセンの「魔法のトランク」をベースにしているのかなあ?と思って見に行ったんだけど、関係あったのか?なかったのか?は、よく解りませんでした。
ですが、残念ながら?2016年で一番面白いと思った映画でした。

映画 『聖の青春』

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年の瀬だね〜。
 
ちょっと前に「聖の青春」を観て来ました。
29歳の若さで亡くなった棋士・村山聖(サトシ)の物語です。
主演は大幅な増量で挑んだ松山ケンイチ。天才棋士の羽生善治に東出昌大。
 
幼少期から難病に苦しむ聖はいつしか将棋の世界にのめり込み、才能を開花させます。
そして、七段に昇格した頃、名人のタイトルを獲得した同世代の羽生に特別な思いを抱き、追いかける物語。
羽生への思いがね…。
「憧れ」とか、「ライバル意識」とか一言では言い表せない気持ち、それこそが彼の生きる意味に近いくらいの意識が切ないです。
時代を代表する巨人と対峙した数少ない人間の青春でしょうか。
花火のような、短い一生。
 
まあ、それでももうちょっと節制して少しでも長生きする術はなかったのかなあ?と、思わずにはいられないです。
一緒に観た母も全く同じことを思ったみたいなんで、やっぱ疑問だよな〜…。
聖自身の思いは分かるんだよね。
20歳代の冴えと言うのがね、絶対に歳取ったら戻らないからね。
将棋はやったことないけれど、もっとデータとか戦術とかが勝負の鍵となるイメージだったけれど、実はヒラメキなんだなと言うのが意外でした。
だから、早めに手術して、静養して、10年くらい経って戻るってワケにはいかなかったんだろうなあ…。
そういう風に理解しないと、生き急ぐ聖の姿がただただ自暴自棄に見えてしまう。
 
とにかく、葛藤すらなく、その信念を淡々と描く映画だったので、正直退屈で、連れて行った母に申し訳なかったです
でも、急に喚いたり、自分の境遇を嘆いて同情を誘ったりは違うんだよね。
主人公が泣いたり嘆いたりすれば、私たちも泣いただろうけど、それは違うんだからしょうがないですね。
 
薬の副作用で浮腫んでいた村山さんに寄せて、体重増量で挑んだ松山ケンイチは言うまでもなく、浮世離れした天才を演じた東出もナカナカの好演でした。
特にパリコレを歩いたモデルとは思えない、ヒョコヒョコ歩く姿には唸ってしまいましたね。
この人、しゃべりは棒読みっぽく聞こえるけど、実は上手いんだと思う。
 
そんな青春の煌めきに思いを馳せる映画でした。

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卯喜多ドラみ
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