中将の君のひとりごと

歴史とサッカーが好きな私のオススメを紹介します。最近はもっぱら旅人か、映画評論家気取りですが…

展覧会

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あと2週間で終わってしまう〜。
10日くらい前に、上野の東京都美術館に『ルーヴル美術館展』を観に行ってきました。
 
ルーブル美術館と言っても、その所有量は絵画・彫刻ともに相当なものです。今回はその中から「地中海をめぐる四千年のものがたり」と、銘打って、地中海交易・戦争でお互いに影響しあった文化の流れに沿っての展示となっています。
 
見所は何と言ってもパンフレットにもなっている『ギャビーのディアナ』です。
私はこの像がチョー好きで、中学時代から写真見てデッサンしてきました。
ディアナこと、アルテミスは名品が多いですが、地母神系でも狩猟系でもない稀な作品です。
(でもスカートが短いのでアルミテスだと分かる)
斜めでも真横でも顔の印象が全然違うので、ぐる〜、と回って見て欲しいです。
 
彫刻では他に『ランズダウンのパリス』。
これも前から好きでした〜。
 
遡りますけど、壺や器も名品多かったです。
『牡牛に変身した主神ゼウスによる王女エウロペの掠奪』なんか、図鑑に絶対出て来るものですし(この王女の名がヨーロッパの語源となった)、『リュディア王クロイソス』裏『アマゾン女王アンティオペの誘拐』なんて、名品中の名品です。
 
地味だけど、紀元前12世紀の『人物と二輪戦車が描かれたクラテル』の素朴な図案が興味深いです。
これが、本当の神話時代の作品で、こういう壺から神話の原型が分かるんですよね〜。
 
ローマ時代〜十字軍とかの小物類もすごくよかったです。
(もちろん、彫刻も)
でもエジプトよかったな〜。
 
9月23日まで、東京都美術館です。今からなら9月17日だけ休み。

プーシキン美術館展

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横浜美術館に『プーシキン美術館展』を観に行きました。…2週間前、と言うか横浜戦の前に。
この展覧会は当初、2011年4月から行われる予定でしたが、東日本大震災での原発事故で美術館側が難色を示し、中止になったものです。
まあ、何とか行われることになってよかったですよね。
 
見所は上のルノワール『ジャンヌ・サマリーの肖像』です。
暖かい色彩で、キュートな若い娘の微笑みを表現した傑作と言えます。
これぞ、見ているヒトを幸せにする絵でしょう。
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他は、アングルの『聖杯の前の聖母』とかゴーギャンの『エイアハ・アヒパ』など、どこに出しても名品と言える傑作ばかりですが、何と言っても右のブーシェ『ユピテルとカリスト』です。
 
狩の女神ディアナの取り巻きのニンフ・カリストにユピテルがディアナに化けて言い寄る場面です。
ディアナは月の女神ともされていますから、頭に三日月のティアラを着けているのが特徴です。
 
恋の場面でありながら、美しい女性同士と言う欲張ったモチーフです。
ブーシェのこのカワイイ系の女性美の系譜を受け継いだのが、ルノワールなのです。
(大人の女性を描くのが主流だったので)
 
…で、この交合で身籠ったカリストはディアナの森からも追い出され、ひとり寂しく男の子を産みます。
嫉妬に狂ったユピテルの妻・ユノーは彼女を熊に変え、森に追い遣りました。
男の子は成長し狩をしているところで、カリストが姿を変えた熊に出くわし、その獲物を狙いますが、ユピテルが寸でのところで男の子を熊に変え、親子共々天上に飛ばします。
それが大熊座・小熊座と言われています。
 
遠いし、休みとれないしで、行こうかどうか迷ったんですが、ブーシェのあるところ、行かないワケにはいかないと言うことで炎天下がんばってきました。
 
しかし、柵で囲われたみなとみらいからのサラ地にいきなりモールが建っていて衝撃でした。
間を全く見た覚えがない…。
 
横浜での展覧会は9月16日まで。
このあと神戸に行きます。
イメージ 1東京都美術館に『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』を観に行きました。(今日じゃないよ)
 
「日本におけるイタリア2013」のひとつで、前のラファエロ展に続くもので、この後の秋の西洋美術館でのミケランジェロ展へと続きます。
 
レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」の22葉を一堂に集めたこの展覧会では、手稿がメインです。
手稿〜つまりメモと言うか思いつくままの落書きみたいなもので、デッサンともまた違います。
なので、チョー顔を近づけて見ないといけないが大変ですが、描きかけの絵画よりも彼の変人…いや、天才ぶりがよく分かるものです。
(私もあまり作品を仕上げられないクチなので、あんまり言えないけれど…)
 
とにかく、スゴイ可動橋を造りたかったのは分かります(笑)
正直、あんまり興味なかったんですが、その中で心惹かれたのは≪女性の横顔と眼の習作≫でした。
横←のような横顔も他にもあったんですけど、これが一番優雅でした。
 
メインのように使われているのは≪音楽家の肖像≫で、レオナルドの油絵はこの一点ですが、跡を受け継いだ画家たちの画もよかったです。
もちろん、レオナルドの前の作品も。
私が好きなのは、≪マントヴァ公に捧げる勝利のための習作≫と≪5人の踊るプットー≫などです。
 
まあ、これだけポンポン色んなことが浮かんだら、根気の要る油絵なんか仕上げられなかったんだろうな〜って感じでした。
しかし、彼のせいで絵画は変わり、後々までも大きな影響を及ぼしました。
 
〜6月30日まで。東京都美術館にて。(月曜定休)
 
忘れてました。
この展覧会、とても寒いです。
普通の絵画展でも、温度・湿度&照明は気を遣いますが、手稿のインクはとても飛びやすいようで、会場はかなり暗いですし、何しろ冷房がとても効いてます。
カーディガンをロッカーのカバンに入れていた私たちは激しく後悔しました。
荷物預ける人も上着は持って入った方がいいと思います。 

『ラファエロ』展

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国立西洋美術館に『ラファエロ』展を見に行ってきました。
6月2日までなんで、チョー混んでましたね。
 
上の≪大公の聖母≫が目玉なんですが、ラファエロいっぱい来てましたね〜!
若い時の≪父なる神、聖母マリア≫なんかも、すでにラファエロっぽいです。
 
中でも、≪大公の聖母≫に継いでの見所は≪無口な女≫でしょう。
決して美女ではないのですが、お馴染みのモナ・リザスタイルで佇む女性。
ハイジのロッテンマーヤーさんみたいにエチケットとかにむしろ口五月蝿い感じの神経質そうな印象の女性を極端に美化することもなく描いてます。
ただ、彼女の手の上品さが、高貴さを余すとことなく伝えていて、彼女の美徳となっています。
この手は優雅です。
 
混んでたワリに≪大公の聖母≫も結構じっくり見ることが出来て満足でした。
欧州では圧倒的人気のあるラファエロですが、日本ではルネッサンスの三巨匠の他二人の方が人気のようです。
私もミケランジェロの方が全然偉大だと思っています。
(ルネッサンスで言えば、ボッテチェリが圧倒的に好き!)
 
とは言え、優美の名に相応しい絵画の数々でした。
私は眼鏡を新調しての初めての展覧会だったので、本当に感動でした。
(今まで、全然見えてなかたんだなあ…もったいないことをした!)
 
今週は激混みだと思いますが、確か夜8時までやってるらしいので、確認して行ってください。
6月2日まで。
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見つかった〜!!一ヶ月以上前に行った展覧会なんですが、メモがどっか行ってました…。
 
国立新美術館に『リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝』展お観に行きました。かなり前。
オーストリアとスイスの間にあるリヒテンシュタイン侯国は、長い間ハプスブルク家に仕えていたリヒテンシュタイン侯爵家が国家元首をつとめる小国です。
そのリヒテンシュタイン家の500年にわたる美術品のコレクションの一端が来日したのが本展覧会です。
 
まずは、エントランスがまあ優雅…。
マルカントニオ・フランチェスキーニの一連の作品に出迎えられます。
明るい色彩の、ギリシャ神話をモチーフにした作品群は、ロココの前の時代ですが、軽やかで優美でした。
アドニスの連作もいいのですが、「アポロンとディアナの誕生」が、偉大な二神の誕生の「大地が喜びに輝いた」瞬間を軽やかに表現しています。と、言うか赤ちゃん2人がカワイイ
女の子(ディアナ)が白くてあどけなくていいです。
 
その次がバロック・サロン。
リヒテンシュタイン侯爵の夏の離宮と同じように、天井画が天井にあってイイ感じです。
まわりに配置されている家具もすごくよかったです。
 
ルネサンス期のものやルーベンスの絵画作品など、ギリシャ神話や聖書をベースの絵画が多く、貴族の日常を飾っていたのだなあ…と、いう感じ。
調度品だけでなく、工芸品もものスゴイです。
「豪華なジョッキ」と題された白いジョッキ。象牙の彫刻で「サビニの女たちの略奪」を表現したその精巧さと言うか、細かさ…。何もジョッキでなくても…と言う程です。
 
イメージ 2そんな時代を経て、絵画が人々の下に降りてきてからの作品…特にこの←「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」です。
 
いや〜ん、カワイイ
侯女サマをこんなにカワイく描くのは、昔ならある意味不遜だったんですよ〜。
それをあるがままのカワイさで表現するようになったのが時代の流れ…
(幼子イエスも昔は全然カワイくなかった)
 
グッズ買いまくってしまいました。
 
そこらへんに「幼き日のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世、おもちゃの兵隊を従えた歩兵としての肖像」もあります。
ハプスブルグ家の未来の皇帝のあどけない姿を描いたこの作品もそういう流れのものです。(言う程カワイクないけど)
ちなみに、そのフランツ・ヨーゼフ1世は美しい肖像を何枚も残したシシことエリザベートの夫となる人です。
 
セレブって、言葉は使いたくないので、良家の、優美な暮らしを垣間見える女性は心浮き立つ展覧会でした。
 
〜12月23日まで。
それから、高知行って、京都も廻ります。
 
 
寒くなるので、皆さんお身体に気をつけて

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