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タイトル:金色の獣、彼方に向かう
著者:恒川光太郎
出版社:双葉文庫
 
 4編からなり時代も異なる物語であるが、共通するのは鼬(イタチ)のような小動物。蒙古軍による元寇の時代、日本人でありながら蒙古軍のスパイとなり博多に潜入する男が、やがて追われる身となる。そのスパイ達の中に、懐に鼬を忍ばせる巫女の鈴華(リンホア)がいた。彼女は邪神に魂を奪われていた。第2話では鼬は登場せず、自殺志願の人間を、どこかに連れ去る「風天孔」が代わりに(?)登場する。第3話、4話では、再び鼬のようなものとして登場する。どれも、どこか哀愁を感じさせるファンタジーである。
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