職人として

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修業は必要か

先日、修業は必要かというテーマの番組を見ました。

ラーメン屋を例に挙げて、
修行後独立した人、独学で独立した人のケースを放送していましたが
それぞれの思いは私もよくわかります。


私は修業は必要だと思っています。
独学も修行の一つだといえますが、
修行で師匠に教えを乞うというのは
技術の習得ももちろんですが、師匠のモノの考えを知る、学ぶことにもあると考えます。

今だから言えることですが
以前の会社では、良い教えも悪い教えも経験しました。
技術は十分学んだと思いますが
そうではない部分で痛い思いもたくさん経験したから
反面教師として、
弟子には私が経験した苦い思いはさせたくないと思っています。

私の考えのバックボーンは、
これまでの修行や支えてもらった周りの人との付き合いの中で形成されたものです。
独立後にはなりますが、師匠の下で打ち出しの勉強をしましたが
いい師匠に恵まれたと今でも思っています。


独立を一つのゴールとするなら
私は20年以上も修行を続けていたことになります。
もうちょっと早く独立してもよかったかなぁ。

先日からいろんな会社に用があって出向いていますが
中には入りやすい会社、入りにくい会社があります。
総じて入りやすい会社は
従業員の方が明るい声であいさつをされます。
入りにくい会社は挨拶がなかったり
微妙に愛想が無い、迷惑そうな感じだったりします。

あんまり馴れ馴れしすぎるのもいけませんが
きちっとした挨拶が出来てこその仕事だと思っています。
雰囲気が明るい会社にこそ仕事が回るのだと思います。


少なくとも私はそう信じてお客様に対する挨拶は明るく心がけます。

不愉快になりました

納品ついでに先輩の問屋さんと話をしたのですが
某伝統工芸産地の偉い職人さんの高岡銅器に対する見方に問題がある話を聞いて不愉快になりました。
私も何度かお話をさせていただいて名刺交換もした方ですが
高岡市内の居酒屋での態度も、自らが手に取った高岡銅器の品物の扱いも2流3流です。
聞けば聞くほど腹が立ちますし、先輩も手を焼いていたそうです。
(先輩はそれでも付き合っていかなくてはならないのが辛いと言っていました)


年を重ねて人間が丸くなるのならいいですが、
わがままに、自己中心になっていくのはどうなんでしょうねぇ。
地元の産地の顔でもある人が、他の伝統工芸産地を下に見ている考え方には疑問を持ちます。
「実るほど頭が下がる稲穂かな」という言葉がありますが
こういうタイプの人には当てはまりません。

業界では私も若手から中堅どころといったポジションになりつつありますが
人の振り見て我が振り直せ、こういう職人にはなりたくはないです。

天職

16日の午後、中学の同窓会がありました。
卒業して約30年、
昔の面影そのまんまの人もいたり、「あいつ誰?」という人もいたり、楽しい時間をすごしてきました。
当然のことながら、「今、どうしている」とか「どんな仕事やっているの」という話になり
今の私の現状を話するわけですが、
話をしていると、
自分がある意味とても幸せだということに気づきました。


同級生の私への認識は「手先が器用」というものが多く、
そのことは私自身も感じてはいます。
その私の得意分野を活かし、そして何よりも自分が好きと思える職業に就いて
おかげさまで今もそれなりに仕事が出来ている、
私にとっては一番の幸せです。
もちろんこういう伝統工芸の仕事に就いて、
他にはない厳しさがあり、技術向上のための努力をし続けなくてはならないわけですが
今まであまり苦労を苦労と感じなかったところもあって
(時々凹んだり人の文句も言いたくなる時もありますが・・・)
また、周りの人にも恵まれて感謝しています。

世の中で本当に自分が望む仕事に就いている人は少ないと思います。
親の仕事を継がず、親が望む仕事にも就かず、
自分の意思でこの仕事に就きましたが、
改めてこの伝統工芸の仕事が「天職」だと感じました。

おごらず、謙虚にこれからも仕事に取り組みます。

過去の失敗

久しぶりに仕事をさせていただく方から
私が前に勤めていた会社に発注したの商品の出来がよくなかった話を聞きました。
10年ほど前の話だったのですが、
私が手がけた商品かどうかまでは私も思い出せませんでした。
このお客様は
時々にしか仕事を頼まないから、質の悪いものを出しても文句は言えないだろう。
足元を見られたのかなぁ、
と言っていました。

このときの仕事に私が直接関わっていたかどうかはともかく、
(でも私が手がけたものかもしれない・・・)
仕事の取り組み方、納品した仕事の質についてはアウトだと思っています。
当時のたった一度の失敗が、このお客様にはその後もずっと残ります。
このお客様は私が前に勤めていた会社には仕事を頼まないでしょう。

この仕事内容のケースでは、安い仕事ではなくそれなりの価格での取引でした。
だからこそ、
「これだけの価格だったらこういう内容に仕事になる」ということをお客様に理解していただいて
出来るだけ間違いのないように、お客様に不快感を与えないようにしないといけません。
これも仕事の一部です。


新規のお客様に仕事を納品して、次がなかったら、
結局私の技術では、お客様に喜んでいただけるようなレベルではなかったと言う事になって
仕事が減ります。そういう失敗は今まで何度かあります。
そういう失敗は出来るだけ減らしたい、無くしたいという想いはずっと持ち続けています。


今日、この話をしてくださったUさん、ありがとうございました。
請けている仕事、頑張って仕上げます。もう少しお待ち下さい。

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