展示会雑感

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全32ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

高岡クラフトウイーク真っ最中です。
金曜日にクラフトコンペ、今日は金屋楽市を見てきました。
高岡の町中一帯に賑わいがあったように思います。

今日の午後、高岡伝統産業青年会の後輩たちが頑張っているイベントに出席してきました。
高岡の工房を巡る「高岡クラフツーリズモ」と新潟燕三条の工場を巡る「工場の祭典」
の関係者3人づつのトークバトルという形式でした。
その中で燕三条の方の話がとても印象に残りました。
「高岡クラフトコンペ、金屋楽市、高岡クラフト市場街、それぞれのイベントは確かにおもしろいのだけれど、統一感が無くばらばらである」と・・・

地元の私からすればそんなに気にはならない事だったのですが
他県の方や一般のお客様の印象だと考えると重い言葉です。
元々違う時期に行っていて、
主催(トップ)が違うイベントを(無理やり)くっつけて行った弊害を感じられたのだと思います。
後輩のH君が宣伝の部分で取りまとめているので
そういう意味でかろうじて統一感がある状態でしたが
H君もちらっと愚痴をこぼしてました。


今回、私は表立った作品提供や運営に直接かかわる事はなかったのですが
改めて客観的に見てみると、確かに似たようなイベントがごっちゃになっていて
「見た」事は事実でも、
それぞれに作品の印象が薄かったように思います。
来年同じ形で行われるかわかりませんが、
より良い形で続くことを期待しています。

WAZA展

23日に池袋東武百貨店で行われていたWAZA展を見てきました。
高岡銅器のブースには私が制作した銀瓶も並んでました。
欲を言えば、私が制作した銀瓶と鉄瓶が同じ並びで展示されていて、
パッと見区別がつきにくいのが難点だったでしょうか。
展示スペースの問題もあるかとおもいますが・・・

現場の担当者と少し話をしましたが、
私の銀瓶に対して問い合わせも数件あったと聞きました。
昨日で会期は終了しましたが売れているといいのですが・・・

このWAZA展ですが
縁あって、ここ3年ほどは毎年会場に足を運んでいます。
去年も気にはなっていたのですが、
今年は別刷りで中国語と英語のパンフレットがあり、
外国人の人が、日本らしい土産物として、伝統工芸品を選んで買って頂こうという方針が垣間見えて
数年前とはかなり変わった印象を受けました。
また、昨年と比べて現代生活の中で使えそうな商品も増えたように思います。



そんな中、京都の飾り職人の方の実演を見ることが出来ました。
この道に入って5年目との事でしたが、
私が見ても職人としてもレベルが高く、素晴らしいものでした。
ちょうど魚々子鏨を打っている途中でしたが、使っている鏨もよく手入れされていてました。
その方のお父さんがお客さんにいろいろ説明をされていて、
それとなく私も聞き耳を立てていましたが
その説明を聞くと、昔ながらの方法で、確かな技術で制作される金具がさらに美しく見えてきました。

「僕は絵が苦手なんですよねぇ」一番印象に残った言葉でした。
職人としての技術はすごくても、
長く受け継がれてきた下絵を使って製作作業をしている関係で、
自分で想像して絵を描いてそれを形にするという事が苦手だという事を言ったのだと思いますが、
私をはじめ、他の職人にも共通することだと感じました。
技術は後からでも習う事が出来ますが、
絵やデッサンは早いうちに習った方がいいかもしれません。


今回のWAZA展ですが、
この若い職人の方と話が出来ただけで十分すぎるほど勉強になりました。

漆芸作家古美術展

前の会社でとてもお世話になっていた方が、
自ら収集した漆芸コレクションの展示会を開催すると聞いたので
金沢のギャラリーに見に行ってきました。

この方は輪島塗の漆器の問屋さんで、
前の会社では輪島塗の屏風等に付く金具を私が主に担当して製作していた経緯がありました。
独立してからは仕事でお付き合いする事はありませんでしたが、
別件で何度かお会いしたことがありました。今回お会いするのは約2年ぶりぐらいになります。

10年ぐらい前から漆器の古美術や現代作家の作品を収集されていたそうで、
約百数十点を直接手に触れてみる事が出来ます。(もちろん販売もしています)
前にも書いたことがありますが、
美術館等での展示では、どうしてもガラス越しの展示で手に取ることはできません。
それでも写真よりは情報量は多いのですが、
質感や量感を手に触れて感じることが出来るのは大いにありがたいことです。
古くは昭和初期の作品から、人間国宝の方や芸術院会員の方の作品を間近に見ることが出来ました。

今日は「漆芸うんちくゼミナール」と題して簡単な講演会も開かれました。
私は漆器についてはさほど詳しくはありませんが
この展示会場に並べられている作家さんのあらましと漆器の歴史を知る事ができました。


21日(火)まで行われているのでお近くの方はぜひ足を運んでみてください。
21世紀美術館のすぐ近くです。

漆芸作家古美術展
日時 平成26年1月15日(水)から21日(火)
    午前11時から午後6時まで
場所 GALLERY&WOAKSHOP COLONY
   金沢市広坂1−2−34 

今朝になって日本伝統工芸展の石川巡回展の会期が今日までだったことに気づきました。
やらなくてはならない仕事もあったのですが、予定を急遽変更して
石川県立美術館に見に行ってきました。

私が尊敬してやまない人間国宝の奥山峰石先生の作品は見ごたえがありました。
他の出品者の作品でも、よく見る名前の方の作品には毎回楽しみにしていますし
私が見て、金工の表現に新しさを感じるものもありました。
一つ疑問に思ったのが、
金工の表面の色が金や銀の地金そのものの色のほかに
いわゆる煮色着色系の色味ばかりだということです。
先日から着色実習をしていた事もありますが、
青銅色や鉄漿の赤みの強い色味のものはあまり見受けられません。
色が大事なのではなくて「表現として必要だから使う」ということは理解できるのですが
青銅色の作品が、
伝統工芸展という格式に見合うだけの資質を持っていない、またはそういう作品がない
ということになるんでしょうか?

 
人とは違う、オリジナルの作品という意味では
青銅色でチャレンジする、極めるという道もあるのかもしれません。
着色屋ではない自分がやるかというのは別問題ですが・・・

昨日、広島KAZARU展の内覧会に行ってきました。
受賞者の方の何人かとお話をさせていただきました。
受賞者の方は広島の方が大部分で富山県から来た私は一番遠方からの参加でした。

金工品で受賞されたHさんにお話を伺ったところ、
以前高岡市に3年ほど住んでいたことがあったそうです。
なんか一気に距離が縮まった感じで、短い時間でしたが気軽にお話を聞くことができました。
同じく金工品で受賞されたYさんにも話を伺いましたが、
まだ学生さんにもかかわらず、私から見ても質の高い技術で作品を製作されていました。
荒削りな部分もない事はないですが、私よりも上手い部分も見受けられました。


授賞式後の会場の外では、広島刀装具の部品等の展示を行っていました。
打ち出し技術で作られた目貫金具について、製作した女性の方に話を伺ったのですが
私の名前を名乗る前に、
「裕翠さんのブログを見て参考にさせていただきました」という言葉をかけてもらいました。
私のブログは、高岡の伝統工芸や金工技術の紹介を通じて、
一般の人に少しでも伝統工芸や金工に親しみを持ってもらいたいという思いで続けてきました。
そんな私のブログがその方の技術向上に役立った事に、
うれしくもあり、とてもびっくりもしました。

この女性の方、広島の金工界の若手ホープだそうで、
関係者の方が冗談半分に
「この人を(結婚して)富山に連れて帰らないでくださいね」ですって・・・(苦笑)



広島KAZARU展は10月6日(日)まで広島頼山陽史跡資料館で開催中です。
お近くの方はぜひご覧下さい。

広島KAZARU展のページ
http://raisanyou.com/tenji124.html

全32ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.
しろがね屋 裕翠
しろがね屋 裕翠
男性 / A型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新の画像つき記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事