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今日は五山の送り火です。毎年多くの観光客が来る、京都のお盆のメイン行事です。
五山の送り火を何所で見るか?これは毎年の悩みでもあります。
基本的には、現在は五山を全て見られる場所は無いようです。(あっても小さく見えるだけでしょう)
数多くの送り火が見える場所としては、船岡山公園(左大文字、船形、妙・法、大文字)、将軍塚(妙・法、左大文字、船形)などが知られています。
市内各ホテル、京都タワ−、京都駅ビル、二条城駅など遠くから見るのも良いのですが、街中に出かけて行って、毎年色々な場所で見る方が印象深いと思います。
単独での、五山の見物スポットと良く言われているのは・・
大文字・・・高い山なので、遠くから広い範囲で見えます。
賀茂川〜鴨川沿いならだいたい広い範囲で見られます。特に、出町柳付近は有名です。
賀茂川の御園橋〜鴨川の今出川〜丸太町付近の堤防全域、北山橋、高野橋、松ヶ崎駅付近など。
ただし、写真に撮ると望遠レンズで無ければ小さい画像になります。
大きな画像は、やはりもう少し山に近づいて、吉田山山頂付近、一番接近して、銀閣寺道交差点付近。
妙・・・低い山で、かなり接近できるので、大きな画像での撮影も簡単です。
北山通のノートルダム女学院付近〜宝ヶ池公園・宝ヶ池教習所付近〜松ヶ崎駅付近の広い範囲で見られます。山のすぐ前が開けているため、最も接近して見ることが出来る送り火かもしれません。
法・・・低い山ですが、開けた北山通沿いなので撮影も簡単。
高野川沿い堤防の松ヶ崎橋〜高野橋付近、北山通の京都工芸繊維大学グラウンド付近など。「妙」に比べると、山のすぐ脇まで住宅がありますので、あまり近づくと見える範囲が狭くなります。
船形・・・低い山で、賀茂川側を向いているので、障害物が少なく大きな画像で撮影出来ます。
西賀茂付近は高い住宅が少ないので広範囲で楽しめます。賀茂川の北山大橋〜御園橋付近から北西に向かう堤防、北山通西、松ヶ崎付近。賀茂川沿いの樹木のみが邪魔ぐらいです。
左大文字・・・低い山で少し見える範囲がありますが、大き目の画像で撮影も出来ます。
金閣寺付近〜西大路通沿い〜西院までの範囲、若干障害物がある場所もあるので、少し距離をとると良く見えます。
鳥居形・・・低い山で、西部限定という見える範囲がありますが、大き目の画像で撮影出来ます。
嵯峨野の清凉寺北側付近、広沢池、桂川の松尾橋付近。他の五山から離れた位置のため、同時に見るのは難しいですが、広沢池や渡月橋の灯籠流しとセットで楽しめる意味で単独で見たい場所です。
といった感じでしょうか?
さて、私は、近年は銀閣寺道の交差点で「大文字」を見て、その帰りに「法」を見ることが多かったのですが、今年は「妙」と「法」に出来るだけ近づいて見ることにしました。
私の安物デジカメでは、かなり接近しないと撮影出来ないからです。
そこで北大路バスターミナルから、賀茂川沿いに北上しました。
北山大橋から北数十m付近で「船形」の絶景ポイントを発見するも、心を鬼にして「妙」と「法」に集中することにしました。
五山の送り火は、「二兎を追うもの一兎を得ず」みたいなところがあって、順番に大体5〜10分おきに点火、約20〜25分で消えてしまいますので、一度に多くを近くで見るのは不可能です。
交通規制もあり車では難しく、五山全部を巡るバスツアーが、思わぬ渋滞で半分見られなかったなどという悲しいお話もあるぐらいです。
やはり、数年間かけてになりますが、五山を全て近くで見たいものです。
感動が違うと思います。
さて、とり合えず、「妙法」付近を徘徊して、ベストポイントを探しました。
「妙」のベストポイントはすぐ決定。宝ヶ池公園か宝ヶ池教習所です。
これ以上の場所は無いでしょう。山のすぐ前に、公園と教習所という広い空間があって、数百人ぐらい収容できるスペースになっています。
さて、これからが問題です。
ここから、「法」の撮影ポイントまで徒歩でどれくらいかかるのか?
「妙」と「法」は同時点火で、約20分で燃え尽きるので、両方見るには、徒歩約10分程度が理想です。そこで時間を計りながら、早足で北山通から1本入った道を東進。
家電量販店の裏側に良い場所を発見しました。
「法」文字の下が少しだけ欠けますが、これ以上山に近づけば、送り火が隠れてしまい、またこれ以上遠ざかれば、同時点火の「妙」と一緒に見るのは、距離的に困難というギリギリの徒歩12分間隔の場所です。少し左からのアングルですが、両方近くで見るにはここしか有りません。
(「法」単独の撮影ポイントは高野川方面に良い場所があるのですが、それでは「妙」はまったく見られません。)
今回は「妙」の方が、人気が有り見物客も多いようなので、やはり「妙」を優先することにして、再び戻って、宝ヶ池教習所内に入って最前列に場所を確保しました。
そしてなんとか撮影したのがこの写真です。
午後8時10分、「妙」に松明が一斉に点火されると、周辺の数百人の見物客から「オオッ!」と大歓声があがりました。しかし、私は「妙」をじっくり見ていたのは1分以内。ただちに、人を掻き分けて歩きました。そして、「法」までたどり着き写真を撮ると、5分後にはもう消えかかっていました。危なかったです。それでも満足しました。
最後に、観光客の方は、ガイドブック等の情報を鵜呑みにしないで、余裕を持って付近を歩かれることをお勧めします。
五山の送り火のベストポイントとかと書いている場所は、本当にベスト?という場所が多い気がします。
本当の穴場は、ベストポイントから道一筋〜三筋とか入った場所とか、場所の説明が出来ない地点ですね。
付近に行ってから、地元の方に穴場を聞いてみるのも良いかもしれません。(旅行案内所とかは、一般的なことしか言いません。)
観光客がいっぱいの北山通も、一筋北へ入ればすごく良い鑑賞ポイントがあります。
次回、もし送り火を見られる際は、早めに行ってご自分で探してみると良いと思います。
さて、送り火を見た後は、午後9時からの湧泉寺の「松ヶ崎題目踊り」を見学に行きました。次回に。
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すばらしい妙法ですね。今年は鳥居と思っていたのですが、体力ゼロで外にも出ませんでした・・・。来年こそは火がともる瞬間を間近で見ようと思います。
2006/8/18(金) 午前 0:03 [ gdcsj705 ]
私も来年は、鳥居が見たいです。数年前に松尾橋から見て以来ご無沙汰です。とり合えず、計画的に全部近くで見たいですが、何年かかるのか・・もっと昔から真面目に写真撮っておけば良かったですが、その頃は、デジカメじゃないからダメですね。
2006/8/18(金) 午前 2:27 [ hir**i1600 ]