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今回、化野念仏寺の千灯供養に参加しました。
念仏寺の境内にある8千体もの石仏や石塔は、かってこの地に葬られた人々のお墓です。
これらは長い年月の中で無縁仏と化し、山野に散乱し埋没していたものを、明治中期になって集め、十三塔と釈迦座像を囲む形で、釈迦の説法に耳を傾ける人々の姿になぞらえて並べられています。
「あだしの(化野)」とは、はかない、むなしいという意味で、「化」の字には、「生」が「死」と化する・・この世に再び生まれ変わること、極楽浄土への思いなどが込められたものだと言うことです。
かって、この地では、石仏を奉り死者を弔った人々の悲しみや、死者のこの世への再生の願い、極楽浄土への思いなどが満ち溢れていたのでしょう。
一人ひとりが順番に、この四角く囲まれた聖域の中に入り、無縁仏の霊に小さなろうそくを手向け、手を合わします。
やがて、闇の中で、集まったろうそくの光が、一時の極楽浄土を創りだしていく様を見ていると、不思議と何か暖かい気持ちにもなるのです。
写真は、そんな暖かい気持ちの絵画風イメージで。
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