京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

清水寺・三十三間堂・東福寺他

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雲龍院(泉涌寺塔頭)

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次は、雲龍院です。
真言宗泉涌寺派の別格本山で、泉涌寺の塔頭の中でも最も奥にあるお寺で、古くから写経道場として知られ、現在も毎月27日を写経の日と定め体験希望者に開放されています。

一般に、泉涌寺に行かれる観光客の方も、山内の塔頭までは時間的余裕がないためか、訪れる方も少ないようですが、個人的には、即成院を筆頭に、雲龍院、今熊野観音寺、戒光寺はお勧めクラス。
一方、来迎院(小泉前首相が最後に京都を訪問した時行っています)、法音院、悲田院(宿坊で知られます)、新善光寺、善能寺の5つの塔頭は、観光寺院としては見るべきものが少ないと感じています。





さて、雲龍院ですが、南北朝の北朝に縁の深いお寺です。
南北朝時代の応安五年(1372)、北朝第4代の後光厳天皇の勅願により創建され、開山は竹巌聖皐(ちくがんしょうこう)上人です。その後、北朝5代目の後円融天皇が同地に龍華院というお寺を創建しました。
応永十二年(1405)の火災で両寺は焼失しますが、北朝最後の後小松天皇の帰依を受けて、応永三十六年(1429)頃には再建されたようです。しかし文明ニ年(1490)応仁の乱で全山焼失してしまいます。残ったのは後光厳天皇、後円融天皇の御尊像のみということです。
その後、文亀元年(1501)に御所の黒戸御殿を移築して、如法修殿という写経道場として再建されますが、地震によって破壊され、江戸初期の寛永年間に、如周宗帥(じょしゅうすうす)が雲龍院と龍華院を合わせ雲龍院のみとし、さらに後水尾上皇の援助により黒戸御殿を再建して諸堂を建立して、ようやく再建され今日に至ります。




本堂は龍華殿(りゅうげでん)という名称の柿葺きの重々しい建物で、これも重文指定されています。
本堂の扁額は、光子内親王の筆です(この方は後水尾上皇の第7皇女ですが、この後の修学院離宮の時にも登場してきます。)本尊は重文指定の薬師如来像で、日光・月光両菩薩と共に、鎌倉時代の作です。
皇族の位牌堂の霊明殿は、幕末の慶応二年(1866)に建設が始まり、明治二年(1869)に完成しました。内陣中央には、北朝の後光厳天皇、後円融天皇、後小松天皇、称光天皇の御位牌、左側には後水尾〜孝明天皇までの歴代天皇、右側には江戸時代の皇子・皇女の御位牌が安置されています。
また、雲龍院は、泉涌寺の塔頭で構成される七福神巡りでは大黒天のお寺です。
この鎌倉時代の大黒天尊像ですが、普段はお寺の台所に置かれていますが、1月の「泉山七福神巡り」の際は、本堂前に登場されます。




雲龍院は、一見地味なお寺ですが、皇室との関わりなどからわかるように、静かで落ち着いた雰囲気が好印象です。広い枯山水庭園や境内の梅や紅葉などの見所もあって、あまり知られていない隠れた観光スポットとしてお勧めできるかと思います。

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閉じる コメント(4)

泉涌寺の奥にあるせいか、ほんと落ち着いた雰囲気で僕のお気に入りのお寺になりました。走り大黒様が台所にあるのがビックリしました。

2006/11/7(火) 午後 9:37 lanetower

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LANETOWERさんのネスカフェCM情報を知っていたら、もっと注目していたかもしれません。泉涌寺もややそうかもしれませんが・・・このお寺とかは、京都通の方しか知らない感じの穴場ですね。

2006/11/7(火) 午後 9:59 [ hir**i1600 ]

昨日ここで写経をしてみたいなぁと訪れたのですが、そのまま七福神集めに没頭してしまい訪れることが出来ませんでした。でも次回行ってみたいと思います。

2007/1/19(金) 午後 11:35 ロビン

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私は、七福神行けなかったのですが、泉涌寺の境内は広いから集めるのは結構たいへんですね。このお寺も穴場ですね。静かな京都を探しておられる方にお勧め。

2007/1/20(土) 午前 1:12 [ hir**i1600 ]


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