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古知谷阿弥陀寺について補足します。
阿弥陀寺は、大原の北奥、古知谷にあるお寺で、慶長十四年(1609)弾誓(たんぜい)上人が開いた念仏道場で、浄土宗のお寺です。
幹線道路から、中国風の山門を経て本堂までは約650m程あって、この参道には約300本の楓があり紅葉の名所として知られています。
古知谷のカエデの特徴は、葉が小さく、色が鮮やかということですが、特にこの「古知谷カエデ」のシンボル的な存在が、参道途中にある高さ約70mの大木です。
樹齢800年という老木で、京都市指定天然記念になっています。(写真3)
本堂には、弾誓上人自身が刻み、自分の髪を植えたので「植髪の像」と呼ばれる本尊弾誓上人像や、重要文化財の鎌倉時代の阿弥陀如来坐像(写真)などがあります。
その他、宝物殿に上人の遺品、皇室から賜った多数の宝物が陳列されています。
浄土宗なのに、阿弥陀仏と同様に開山の弾誓上人を本尊としているところにこのお寺の特徴があるようです。
また、本堂の前には 小さな枯山水庭園があり、ささやかな優しげな雰囲気です。その他「実相の滝」という小さな滝があり、幹線道路から遠く水道が引けず、現在も寺の生活用水はこの山の湧き水を使用しているそうです。
また、このお寺は、本堂裏の岩窟に、開山弾誓上人のミイラが納められ、ミイラ仏として祀られていることでも知られています。
本堂のすぐ横に、岩に掘られてた穴があり、中に石廟(死者の埋葬地に建てた石造墳墓堂)が安置されています。(写真6)
岩穴は、開山弾誓上人が修行中の僧らに頼んで掘らせたもので、上人は、石棺の下に真下に掘られた石の甕の中に入って「ミイラ仏」になったのでした。明治十五年に石棺が信者の人達によって収められ、「ミイラ仏」も下から出されて、石棺に収められています。
阿弥陀寺はいかにも山のお寺という雰囲気です。
紅葉時以外は人の少ない、少し寂しいお寺といった印象で、写真撮影も自由でのんびりした雰囲気があります。大原三千院付近が、観光化して年中賑やかになっている現在、もっと山奥らしい静けさを求める方にはお勧めです。新緑の頃も清々しい雰囲気が味わえるでしょう。
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この阿弥陀寺も栖賢寺も山口玄道が寄進しています山口玄道を検索して下さい、偉人ですよ、知り合いですが(;^_^A アセアセ…
とても素晴らしいお寺ですね
2010/10/25(月) 午後 9:16 [ もばいるげむ ]