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今回は、この秋に特別公開されている芳春院です。
学生時代は、大仙院、龍源院、瑞峯院、高桐院・・大徳寺の塔頭は同じくらい好きだったのに、最近は、高桐院と芳春院が特に気に入っています。
どちらかといえば、少し女性的な雰囲気があって、植えられた花や木々に季節感を感じるからでしょうか。大仙院の枯山水とか季節感がないですから・・。
芳春院の参道も、紅葉が美しく、楓の絨毯のように落ち葉が盛り上がっているのが印象的でした。
さて、芳春院は、前田利家の妻まつ(芳春院)が、玉室宗珀(ぎぉくしつそうはく)を開山として慶長十三年(1608)に創建した前田家の菩提寺です。
創建当時の豪華な霊屋には、芳春院、長男利長の御廟の他に次男利政、3代藩主利常等の墓があるようです。寛政八年(1796)の火事により創建時の建物は焼失しますが、2年後に再建されました。その後、明治の廃仏毀釈により堂宇の大半を失いますが、明治八年(1875)に復興されたようです。
本堂前の広い彼山水の庭園は「花岸庭」と呼ばれ、山間から流れた水の流れが大海となっていくのを表していて、季節の花が彩りを添えます。以前は普段も公開されていたように記憶するのですが、ここで桔梗の花を見たことがあります。桔梗の花が似合う清々しい庭園だと思います。
本堂の裏には、小堀遠州作と伝わる迫力ある彼山水庭園があり、その中心となるのは、京都四閣(他は金閣・銀閣・西本願寺の飛雲閣)の一つ「呑湖閣」です。
楼閣の内部には、玉室宗珀の師、帥春屋和尚の木造や、芳春院を援助した檀家達の位牌が祀られています。
この楼閣の上から眺めると、遥かに比叡山が見え、さらにその向こうの琵琶湖まで想いが及ぶほど見晴らしがよいようです。そこで、琵琶湖を飲むという「呑湖閣」というスケールの大きな名前が付けられたそうです。昔は高い建物が無いので、さぞ眺めが良かったのでしょうね。
大徳寺の塔頭の多くは「面会謝絶」の立て札が大きく目立ち、近づき難い印象を感じるお寺が多いですが、芳春院からは、禅寺の厳しさは感じられず、どこか優しい雰囲気に溢れているように思います。
気持ちが優しくなっていくような端正なお寺です。
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とてもきれいな紅葉ですね。赤い絨毯も素敵。今月いっぱいは拝観できる様ですが、何処にあるのでしょうか(^_^;)
2006/11/30(木) 午前 9:32 [ - ]
亜樹さん、大徳寺は北大路通沿いにあります。北大路バスターミナル(地下鉄の北大路駅と連結しています)から西へ、金閣寺方面に行くバスに乗れば途中にあるのですぐわかると思います。大徳寺は広いですが、芳春院は一番北にあるので境内の案内図をご確認ください。
2006/11/30(木) 午後 1:06 [ hir**i1600 ]
とてもキレイな紅葉でしたね♪ 写真も素敵☆ 呑湖閣からの眺めもみてみたいですよねぇ トラバさせていただきますね♪
2006/12/17(日) 午後 5:17
京にゃんこ京ねずみさん、このお寺は、呑湖閣が特徴的で、クイズ「どこのお寺でしょう?」にぴったりですね。登ってみたいです。
2006/12/17(日) 午後 5:48 [ hir**i1600 ]
凄く綺麗な紅葉のアップとまとまりのある記事に凄く感動しました。私も10月ごろに行きました。ポチ☆彡
2006/12/24(日) 午前 5:46 [ - ]
リコさん、本当にたくさんコメントいただきまして、ありがとうございます。このお寺は女性の方にお勧めという感じですね。
2006/12/24(日) 午前 7:23 [ hir**i1600 ]
私も高桐院が気にいって 平日で誰もいなかったので1時間ぐらい庭を歩いてみたり、写真を撮ったりしていました。ココはお気に入りの場所になりました。
2006/12/25(月) 午前 0:02
michaeltomoさん、高桐院良いですね。昨年の紅葉の写真は少し前のお勧めランキングの書庫の記事で使ったことがあるのですが、今年は紅葉が終わってしまった後で寄りませんでした。新緑の頃も涼しげで良いですね。
2006/12/25(月) 午前 0:07 [ hir**i1600 ]