京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

滋賀県のお勧め名所

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常楽寺(湖南三山)

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湖南三山の続きです。
長寿寺に続いて常楽寺です。常楽寺は、通称「西寺(にしでら)」と呼ばれています。


常楽寺の創建も詳細不明ですが、和銅年間(708〜715)に、元明天皇の勅令により、鎮護国家や鬼門除けのために良弁僧正が建立した勅願寺と伝えられています。
延暦年間(782〜805)に法相宗から天台宗に改宗したと伝わり、平安後期に比叡山の末寺と定められたと考えられています。当時、この地の阿星山(あせいざん)の麓には多くの寺院が建ち並び「阿星山五千坊」と呼ばれたのですが、その多くはその後衰退していきます。常楽寺も一時火災で焼失しますが、室町時代の延文五年(1360)に観慶上人によって再建されたということです。





さて、常楽寺を歩いてみます。
まず、時代劇などで見かけるような低い山門があります。実は昔は堂々とした山門があったのですが、豊臣秀吉が伏見城築城の際に伏見に移築してしまったのでした。さらに、毛利輝元により伏見城から園城寺(三井寺)の大門として移築されたそうです。(前回に長寿寺の時に書きましたが、織田信長も長寿寺にあった三重塔を安土城の総見寺に移したりしていますね。)
現在の山門はそれ以降に建てられたものです。でも雰囲気は良いと思います。

山門を入って紅葉の残る道を歩くと、正面に本堂、奥には三重塔が見えてきます。共に国宝指定の貴重な建物です。本堂は南北朝時代、三重塔も室町時代の建造です。
この本堂は、たいへん巨大な建物で、七間六間の入母屋造ということです。
これまで行った「湖東三山」の西明寺と金剛輪寺、「湖南三山」の長寿寺、常楽寺、善水寺と、全て本堂が国宝指定されているのですが、滋賀県の国宝建築は堂々として迫力があります。特に常楽寺の本堂は圧倒されるスケールで、三重塔も存在感があり、この点で、常楽寺は、長寿寺よりも勝っているように思いました。




このように、滋賀県のお寺は、仏像より建物に魅力を感じることが多いのですが、実際、滋賀県は全国で3番目に国宝建築が多い地域で、合計22件を数えます。(最高は奈良64件、ついで京都48件。)
因みに、国宝全体では、京都255件、東京234件(特に工芸品が多く90点)、奈良207件(仏像数70は全国最高)を数え、国宝全体の65%がこの3県に集中しています。
さらに大阪60件、滋賀55件、和歌山36件を加えると、国宝79%が6県に集中していることになります・・・すみません話がズレました。m(__)m





さて、本堂の中には、中央に本尊の千手観音坐像(秘仏・南北朝時代)、両側には二十八部衆立像(鎌倉期時代)、風神・雷神像(鎌倉時代)が祀られていて、全て重要文化財に指定されています。
しかし、二十八部衆と風神・雷神ということは30体のはずなのに、全部で28体しかありません。
実は、風神と魔喉羅迦王は盗難に遭って現在まで行方がわかりません。このような重要文化財クラスの盗難品は、古美術マーケットでの売買は不可能ですから、海外に流出しているか、怪しげな人物の秘蔵コレクションになっているかもしれません。

その他の見所として、常楽寺は近江西国観音霊場第一番にもなっていて、本堂や三重塔の裏山には「近江西国観音石仏」といって、三十三の札所を模した石仏が周囲に安置されています。他に重文の石造燈籠等の寺宝が有るようです。また、行事としては長寿寺と同じく、1月中旬には祭事の「鬼ばしり」が行われます。





常楽寺は、本堂や三重塔が美しく、長寿寺よりは観光名所らしく感じます。ただ「湖東三山」と比較すると、参道が短く境内もやや狭く、やや物足りない感じもあります。(といっても京都の小さな寺院クラスよりも、お勧め度は上だと思います。)


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