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京都市左京区にある、詩仙堂で知られる石川丈山の墓です。
京都でも個人の墓としては、唯一国の史跡に指定されているようで、そういう特別なお墓なら一見しておきたいと思って行ってみました。
丈山の墓は、詩仙堂や金福寺を見下ろす舞楽寺山という小山の上にあります。金福寺から波切不動尊に向かって歩くと道が分かれ、右の道を進むと山道になり、約10分程登ると到達です。(尚、波切不動尊は昭和になって、商売をされていた方が建てたもののようで、地域の方に信仰されているようです。)
石川丈山は、天正十一年(1583)三河の徳川家に仕える譜代の武士の家に生まれます。
16歳で家康に仕え、近侍となりますが、大阪の陣を最後に徳川家を離れ、京都で藤原惺窩に朱子学を学びます。寛永十八年(1641)に一乗寺に詩仙堂を建て遁世し、寛文十二年(1672)に亡くなるまで30年に渡って、自由人として風流三昧の生活をおくったことで知られます。
この墓は丈山が自分の墓碑として用意していた約2.5mの自然石に、友人の野間三竹が墓誌名を刻んだもので、昭和3年に国の史跡として指定されています。
尚、石段の手前右には、門人だった平巌仙桂の墓があります。
山道なので若干疲れますが、一見の価値ありの立派なお墓だと感じました。
尚、ここからさらに山へ向かうと「北白川史跡と自然の道」というハイキングコースになっています。
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