京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

清水寺・三十三間堂・東福寺他

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今回は、東福寺の塔頭の龍吟庵(りょうぎんあん)です。
この秋の特別拝観で行ったのですが、この冬の「京の冬の旅・非公開文化財特別拝観」でも公開されるようです。(期間1月13日〜3月18日)




龍吟庵は、本坊の横から木造の橋、偃月橋を渡るとすぐです。(尚、この偃月橋も重要文化財に指定されていて、通天橋・臥雲橋とともに東福寺三名橋と呼ばれています。)
このお寺は、鎌倉時代の正応四年(1291)に、東福寺の第三世住持の大明国師(無関普門)が創建したお寺です。しかしこの年、大明国師は、亀山上皇に請われて、南禅寺の開山になったものの、秋頃から病を得て東福寺帰り、龍吟庵で死去したのでした。

現在の方丈は、室町時代の建築で、国宝に指定されています。単層入母屋造も杮葺屋根の趣のある建物で、正面は七間(約12.7m)梁間は五間(約9m)の書院造に寝殿造風の名残を多く残した、現存最古の方丈建築のようです。この方丈には、足利義満直筆の「龍吟庵」の扁額が掛けられています。
方丈は、写真で見ると外観も優雅なのですが、拝観者は方丈に上がるわけで、距離を置いて眺められないのが残念です。また方丈の背後には、昭和に建てられた開山堂があり、堂内には大明国師座像(重文・鎌倉)を安置しています。この開山堂にも足利義満直筆の「霊光」「勅諡大明国師」の扁額が掲げられています。また庫裏、表門も桃山時代の建造で重文指定です。





庭園は、方丈を囲む形で、東西南の三ヶ所に設けられていて、いずれも枯山水の庭となっています。全て昭和の作庭家、重森三玲の昭和三十九年(1964)の作です。

方丈正面の南庭は、ただ白砂を敷き詰めただけのシンプルを極めたものです。
西庭は、龍吟庵の寺号に因んで、龍が海から顔を出して黒雲に乗って昇天する姿を、石組で表現した枯山水庭園です。中央にある3つの大きな石が、龍の頭です。白砂と黒砂で雲を表し、竹垣が稲妻を表しています・・一番の力作ですが、好き嫌いがありそうです。
東庭は、赤砂を敷き詰めた珍しい庭です。中央に長い石を置き、その前後に白黒の2石を置いています。これは開山の大明国師が幼少時代に、熱病にかかって山中に捨てられた時、二頭の犬が国師を狼の群れからから守ったというエピソードに基づいて作庭されています。外側の6つの石が狼ですよ。



これまで現代の庭園にはあまり関心が無かったのですが、数件の重森三玲作の庭園を見ていると、作庭年代により、時代の流行や変化、出来不出来もあるように感じてきました。
龍吟庵の庭園も有名なのですが、現代から見ると、やや具象化に傾き過ぎて、こちらの想像力を減退させるように思うのですが、どうでしょうか?

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昨日ここに行こうとしてやめましたが、いい庭園ですね。今度行ってみます。

2007/1/19(金) 午後 11:16 ロビン

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「京都冬の旅」の非公開文化財特別公開ですね。私も妙心寺など行こうかなと思っています。

2007/1/20(土) 午前 1:02 [ hir**i1600 ]

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