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左京区修学院にある小さなお寺を取り上げました・・といっても、小さなお寺で情報が少ないのですが。
修学院茶屋ノ前町にある道入寺は、正保三年(1646)に日長上人を開山として創建された日蓮宗のお寺で、現在は、「十二支妙見めぐり(洛陽十二支妙見めぐり)」の「寅の寺」として知られているようです。境内の妙見菩薩は、僧形の姿で七面大明神と共に併祀されています。
「十二支妙見めぐり」というのは、江戸時代中期に、京都の御所の紫宸殿を中心に十二支の方角に、各々妙見菩薩を祀ったことに始まり、江戸時代を通してこの十二のお寺を順番に訪問して、開運や厄除けを祈願することが大いに流行りました。しかし、明治時代になるとやがて衰退してしまったようです。
この妙見菩薩とは、北極星、北斗七星を神格化した、宇宙万物の運気を司り支配する菩薩になります。奈良時代にはすでに民間の信仰を集めていたようで、最初は「方角の神様」でしたが、徐々に商売繁盛、厄除け、安産などあらゆる方面にご利益のある神として朝廷から民衆まで広い信仰を集めたようです。
さて、昭和六十一年(1986)、京都の日蓮宗のお寺を中心として「洛陽十二支妙見会」が発足し、再び「十二支妙見めぐり(洛陽十二支妙見めぐり)」が復活しました。
現在の12のお寺は、江戸時代とは大半が入れ替わっているようですが、当時の歴史と伝統を今に伝えようとする試みのようです。少し面白そうですが、どれ位の方が現在妙見巡りをされているのでしょうか
「洛陽十二支妙見めぐり」の12ヶ寺(妙見さん、妙見宮と呼ばれ方が違うようです)
●子(北)西陣の妙見宮(善行院)
●丑(北北東)出町の妙見宮(本満寺)
●寅(東北東)修学院の妙見さん(道入寺)
●卯(東)鹿ケ谷の妙見さん(霊鑑寺)
●辰(東南東)岡崎の妙見さん(満願寺)
●巳(南南東)清水の妙見宮(日体寺)
●午(南)伏見大手筋の妙見さん(本教寺)
●未(南南西)未の方の妙見さん(法華寺)
●申(西南西)島原の妙見さん(慈雲寺)
●酉(西)小倉山の妙見宮(常寂光寺)
●戌(西北西)鳴滝の妙見宮(三宝寺)
●亥(北北西)鷹峯の岩戸妙見宮(円成寺)
さて、修学院付近は、一乗寺周辺ほど多くの寺院は無さそうですが、もう一つ、通称「山端地蔵」と呼ばれる帰命院がありました。
帰命院は、左京区山端森本町(修学院離宮道というバス亭の直ぐ前)にある浄土宗西山禅林寺派(永観堂を総本山とする)のお寺です。
境内の地蔵堂に祀られている地蔵菩薩は、病気平癒に効能があると信仰を集めていて、「山端地蔵」と呼ばれています。元は、比叡山への登り口の雲母坂(きららざか)にあり、西光法師が京の七口に安置した地蔵の一つと伝えられています。
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修学院あたりとか未知の世界ですw京都のどこらへんなのかもイマイチわかっていません^^; こりゃーお勉強せねば!
2006/12/19(火) 午後 10:15 [ aya ]
oneandayaさん、今回はかなりマイナーな史跡です。普通のガイドブックには出て無いというか、京都人でも知らないと思いますのでご注意下さい。この地域は、やはり正統派の曼殊院や修学院離宮、詩仙堂といった場所から行ってくださいね。
2006/12/19(火) 午後 11:50 [ hir**i1600 ]