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滋賀県大津市、京阪電鉄坂本駅の北にあるのが生源寺です。
坂本観光で最初に出会うお寺でもあり、お寺の山門横の「開山伝教大師御生誕地」の碑に惹かれて境内を覗いてみられた方も多いでしょう。
生源寺は、伝教大師最澄の父、三津首百枝(みつのおびとももえ)の邸宅跡になり、神護景雲元年(767)に、幼名を広野と呼ばれた伝教大師最澄がここで誕生したと伝わります。三津首(みつのおびと)氏は、古代中国の後漢皇帝の末裔と称する渡来系氏族で、この坂本一帯を治めていました。
その後、伝教大師最澄が比叡山延暦寺を開いた後に、両親に対する恩に報いるために生源寺を建立したと言われます。本尊は、慈覚大師円仁作と伝える十一面観音菩薩像で、伝教大師の父三津首百枝と母藤原藤子の尊像も祀られています。また生源寺は、比叡山西塔の総里坊格として一山の事務を担当した重要な役割を担っていたようで、現在の本堂は文禄四年(1595)に詮瞬(せんしゅん)上人が再建し、宝永七年(1710)に改築されたものです。
境内には伝教大師の産湯と伝わる井戸があり、最澄の誕生日と伝わる毎年8月18日には盛大な誕生会が行われています。他には、元亀二年(1571)に織田信長が比叡山焼き討ちをした際に、犠牲となった人々を供養する「供養石仏」があります。
また、この時信長軍の襲来を知らせるために住民が必死で乱打したため、ひびが入ったという釣鐘「生源寺の破鐘」は、現在JR坂本駅の北にある「坂本石積みの郷」公園に置かれています。
生源寺は本堂へ自由に上がってお参りすることが出来ます。堂内には書道教室の習字が壁に飾られていたり、地域の人々に親しまれている様子が窺われました。
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はじめまして☆「たかがマンガ、されど〜」さんのページからお邪魔しています。今月2日、坂本行っていました。生源寺ですが、比叡山からの帰り道であまりの寒さに素通りしてしまいました。。。面白い伝えのある釣鐘の存在も知らずでした。なので記事拝見できて良かったです☆
2007/1/11(木) 午前 0:10 [ wan*eri**2r ]
wandering2r さん、ご訪問ありがとうございます。滋賀県の史跡は知名度では京都に比べ低いのかもしれませんが(京都人の勝手な思い込みかもしれませんが^^;)結構面白いと所もありそうですね。もしかしたら比叡山で初詣されたのかもしれませんね。これから訪問させていただきます。
2007/1/11(木) 午前 0:40 [ hir**i1600 ]