京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

京都府下

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京都府綴喜郡井手町は、奈良時代の政治家・左大臣橘諸兄(たちばなのもろえ)ゆかりの史跡が多い地域です。
橘諸兄はこの井手に別荘を構え「井手左大臣」とも呼ばれていました。
諸兄は別荘の他に「井堤寺(いでじ)」という寺院を建立、また玉川を愛して山吹を植えたと言われ、多くの文学に登場する「井手の里」の生みの親として井手町の誇りになっているようです。





さて、橘諸兄は、天武天皇の十三年(684)に生まれます。敏達天皇の流れを組む皇族出身で元の名を葛城王と称し、後に母方の橘姓を継ぎました。そして、天平九年(737)の疫病流行により、当時政治の実権を握っていた藤原四兄弟(藤原武智麻呂・房前・宇合・麻呂)が相次いで亡くなったことにより、一躍政治の実権を握ることになります。
天平十年(738)右大臣、同十五年(743)左大臣に任命され、天平勝宝八年(756)に引退するまで奈良時代の全盛期を生きた人物です。前に、ブログで恭仁京(木津川市・旧加茂町)を採りあげましたが、聖武天皇に恭仁京への遷都を勧めたのは、恭仁京の北のこの井出町付近を勢力圏にしていた諸兄だったようです。その後諸兄は正一位として人臣として頂点を極めた後に、孝謙天皇の時代になって藤原仲麻呂(恵美押勝)の台頭により引退しました。また歌人としても優れ万葉集の撰者の一人とも伝えられます。






「橘諸兄旧址」
井手の山沿いにあるのが近年に整備された「橘諸兄旧址」です。(写真)
この井手の里を支配していた諸兄の別荘跡で、整備されて立派な石碑が建っています。また横には供養塔も建立されています。この別荘は相楽別業と呼ばれ、高台から井手の里を見渡せる広大なもので、聖武天皇もここに数回行幸しています。今は竹林に囲まれた静かな場所ですが、当時は豪華な邸宅があったのでしょう。




「弥勒石仏」
「橘諸兄公旧址」からほど近い山中に、竹やぶに囲まれて花崗岩に線刻された三体仏があります。(写真)線刻はかなり磨耗していますが、これが「弥勒石仏」です。橘諸兄が鬼門除けに刻んだという伝説がありますが、実際には鎌倉から室町時代に地域の農民らが刻んだものと考えられています。かなり坂道を登らなければならないので疲れる史跡です。




「六角井戸」
住宅地の中に「六角井戸」という井戸がありました・・この六角形の井戸は、橘諸兄の館・玉井頓宮(たまのいとんぐう)にあったもので、橘諸兄公の井戸と呼ばれてきたと言うことです。
天平十二年(740)、聖武天皇は、平城京から恭仁京へ遷都する旅の途中でこの玉井頓宮を仮宮として訪問するなど、数度の行幸があったようです。





「井堤寺(いでじ)跡
井堤寺は円堤寺(井手寺)とも呼ばれ、橘諸兄が母・三千代の一周忌にちなんで創建した氏寺と伝えられています。金堂の周囲には山吹を植え、黄金色の山吹が水に映る風情を楽しめるように工夫したと言われます。現在は跡形も無いのですが、付近には薬師堂などの地名が残り、当時は七堂伽藍が並ぶ大寺だったということです。発掘により礎石4基が並んでいます。




「蛙塚」
「蛙塚」は、直接橘諸兄に関係するのではありませんが、井手町を流れる玉川にちなんだ史跡です。井手の里は玉川の流れや山吹の花で知られ、万葉の時代から江戸時代に至るまで数々の和歌に登場してきました。中でも「かはづ」の美しい歌声は、井手の枕詞として用いられる程、多くの歌に詠まれているようです。蛙塚の付近は、玉の井と呼ばれ湧き水が注ぎ出ていた場所のようです。





「大安寺旧境内石橋瓦窯跡」

これは本当についでですが・・道端に「大安寺旧境内石橋瓦窯跡」の表示があります。案内板によると、平城京の官寺・大安寺に関係する史跡のようです。大安寺は、東大寺建立以前は官寺筆頭寺院だったお寺ですが、その創建期の瓦を焼いた窯が石橋瓦窯と言うことです。現在、国の史跡に指定され遺跡保存をされているようです。

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