京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

山科・醍醐・小野周辺

[ リスト ]

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

山科区安朱堂ノ後町にある瑞光院は、浅野家ゆかりのお寺として知られます。
瑞光院は、正式には紫雲山瑞光院といって臨済宗大徳寺派の寺院です。元々は京都市上京区堀川頭今宮御旅所下る瑞光院前町にありましたが、昭和三十七年(1962)にこの山科に移って来ました。




さて、瑞光院の旧地(上京区堀川頭今宮御旅所下る瑞光院前町付近)は、豊臣秀吉の五奉行の一人として知られる播州浅野家の祖・浅野弾正長政の京都別邸のあった場所でした。
長政の死後、慶長十八年(1613)に、因州(鳥取県八頭郡)若櫻(わかさ)城主・山崎左馬允(さまのすけ)家盛が、大徳寺の琢甫(たくほ)宗林和尚を開基として寺院を建立しました。長政の法名に因んで伝正院と称していましたが後に瑞光院と改称しました。




まず、山門横にあるのが、小さな浅野稲荷社です。(写真)
祭神は、叱枳尼尊天(だきにそんてん)で、弘法大師空海の作と伝わり、安産祈願にお参りする方が多いそうです。この社の創建は古く、平安時代初期の文徳天皇の時代、朝野宿祢魚養(あさのすくねなかひ)という公家が、清和天皇が誕生した後産(胞衣・出産時に出る胎児を包む膜)を埋め社を建て朝野稲荷と称しました。その後、桃山時代に浅野長政がこの社のある地に下屋敷(別邸)を建てた際に、朝野稲荷を浅野稲荷と読み変えて鎮守社としました。
その後、長政の下屋敷が寺院として瑞光院となった際に、浅野稲荷社も境内に祀られることになり今日に至ります。

さて、明暦三年(1657)、山崎家の断絶後、第二世住職の陽甫(ようほ)和尚は播州浅野赤穂城主・浅野内匠頭長矩の側室瑶泉院(ようせんいん)の伯父にあたり、また遠祖浅野長政の旧跡という縁で瑞光院は赤穂浅野家の祈願寺となりました。
元禄十四年(1701)三月、浅野内匠頭長矩が松の廊下の刃傷事件を起こし切腹、浅野家は断絶となりましたが、同年八月十四日、城代家老・大石良雄(内蔵助)は、亡き主君の衣冠と短刀を瑞光院の本堂西南端に埋め、供養塔を建てて同志と共に一周忌の法要を営みました。これが「浅野内匠頭長矩公墓」で境内の奥中心に祀られています。(写真)
その後、大石は主君の墓参りの都度、瑞光院で同志と打ち入りのための密議を重ねたと言うことです。

元禄十五年(1702)に吉良邸討ち入りの本懐を遂げた後、翌十六年(1703)二月四日に赤穂浪士が四十六人が切腹する二日前に、当寺の宗湫(そうしゅう)和尚から江戸に派遣された弟子の宗海禅師は、四家の大名に預けられていた四十六人の髷をもらい受け、帰京後、これを瓶の器に納めて埋め、その上に石塔一基を建てました。これが「遺髪塔」で、四十六人の姓名と戒名が刻まれています。(写真)
また周辺には四十六人の石碑が取り囲んでいます。これは切腹後赤穂浪義士の十七回忌に当る享保四年二月四日に建てられたものです。
その他、大石良夫遺愛の梅を指示する石碑、義士の一人として切腹した小野寺十内の妻で、自身も後を追って死を選んだ丹の招魂碑等があります。(写真)





毘沙門堂に行かれる方の中には、赤穂浪士ゆかりという立て札を見て、このお寺の前で立ち止まる方もいますが、山門は閉められているので、なかなか境内までは入られないようです。
事前に予約するとご住職の説明も受けられるようで、この日はたまたまご住職が、年配の多分、史跡散策の会のような30人程の団体相手に説明されているのを横から聞かせていただきました。
赤穂浪士は本当は切腹していない(腹に刀の先を少し当てた段階で、介錯人によって首を落とされた。切腹すると後の掃除がたいへんなため江戸期には切腹は形式化していた)等色々なお話を聞かせてもらって良かったです。


.
hir**i1600
hir**i1600
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事