京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

花園・等持院・御室・太秦・西院他

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右京区竜安寺山田町にある転法輪寺(轉法輪寺 てんぽうりんじ)は、正式名を獅子吼山(ししくさん)転法輪寺、通称を「関通(かんつう)さん」と呼ばれる浄土宗寺院です。
仁和寺の東北にある小さなお寺で、もちろん観光寺院では無く信仰ある参拝者が訪れるのみですが、特徴ある中国風の鐘楼門が目立ちます。





「関通さん」という通称は、江戸時代の浄土宗捨世僧の関通上人が開山のために呼ばれているのですが、上人の「開通」と名は本名では有りません。
開通上人は、元禄九年(1696)に尾張に生れ、幼少より仏教を学んで13歳で剃度し、その後江戸で修行します。享保八年(1723)上人28歳の時、江戸増上寺での留学を終えて故郷への帰路、箱根の関所に来た時に、箱根の関所の通行手形による旅人の往来を見て、人間界の苦しみの関所も、本願念仏の手形があれば必ず脱出できると悟り、「関通」を自身の名としたと言われます。
その後幾つかの寺院の住持となりますが、後に諸国に念仏を広めるために一箇所に留まらない生涯を送りました。そして明知七年(1770)75歳で亡くなりました。
(尚、関通上人は、質素を旨とし念佛一筋を説いたので、この流儀を関通流といい、その好みの佛具(五具足)を関通型と言うそうです。)この転法輪寺は、この開通上人の京都での活動の拠点であり、臨終の地でもあります。

元々、関通上人は、京都洛陽の東三本木の辺りにある轉輪寺(現・上京区東三本木通丸太町上るの円通寺)で念仏道場を開きますが、その後信者の増加により新たな道場を探し、宝暦六年(1756)、阿弥陀様は西方におられるべきとの考えから、西方の北野にあった円通寺(先程出てきた円通寺とは別寺院)という廃寺を譲り受けます。2年後の宝暦八年(1758)、に堂宇を創建し、本尊阿彌陀如来を新彫し開眼供養並を行いました。その後、江戸時代には京都市内の西の果てだった北野も、徐々に町中になったため、大正時代になって、転法輪寺の阿弥陀様は西方におられるべきとの考えから、より西方の御室へと移転することとなったと言うことです。






尚、本尊の木造阿弥陀如来座像は、高さ二丈四尺(約7メートル)あり、光背中央には櫻町天皇の御追福のために納められた鏡が飾られ、胎内には櫻町天皇直筆の御名号や関通上人の御念持佛(阿彌陀如來)一体等が納められていると伝わります。他に阿弥陀如来を安置しています。

また本尊阿弥陀様の真後ろに、子供の姿で裸の阿彌陀如来像が祀られています。この裸形阿弥陀如来像は、高さ約90センチ、名工・賢問子作と伝わり、以下の伝説があるそうです。
第三十五代の女帝・皇極天皇がまだ第三十四代舒明天皇の皇后だった時に、子供が無くて深く嘆いて春日明神に祈って、ようやくその加護よって懐妊しました・・しかし生まれて来るのは皇女だと知り、胎内の皇女を望んでいた皇子へと変えていたただきたいと二十一日間祈願すると、春日明神が皇后の夢に現われました。そして阿弥陀如来の力を借りて願いを適える様にしようと言って、突然光明の中から裸の子供の形をした阿弥陀仏が現われて、皇后の口の中に入った途端いに夢から覚めました。そして無事皇后は皇子を生み、それが第三十八代天智天皇となったということです。皇子誕生を喜んだ皇后が、夢の中に現れた阿弥陀仏を尊像として作らせたものがこの仏だと伝えられます。


さて、転法輪寺のシンボルになっているのが、中国風の鐘楼門です。
楼門の上段には大きな釣り鐘が釣られています。鐘の大きさは高さ九尺(2m70cm))横四尺二寸(1m20cm)あります。この鐘は、宝暦十四年(1764)櫻町天皇の菩提のために造られた名鐘と伝えられますが、現在は大鐘を支える柱の幾つかが歪んでいるために撞くことは出来無いようです。
転法輪寺は普通の小さなお寺ですが、この鐘楼が目立つので採りあげました。

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