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六条通河原町西入本塩竈町から今度は神社です。
市比賣神社(いちひめじんじゃ)はこの地域では良く知られた神社で、「京都十六社朱印めぐり」の神社でもあります。マンションの1階部分といういかにも現代的な造りに少し驚きますが、京都唯一の女性の守護神として全国の女性の信仰を集めています。
祭神は、神大市比賣之命(かみおおいちひめのみこと)、多紀理比賣之命(たぎりひめのみこと)、多紀都比賣之命(たぎつひめのみこと)、市寸嶋比賣之命(いちきしまひめのみこと)、下照比賣之命(したてるひめのみこと)の五女神です。
平安遷都の際、桓武天皇の勅命により藤原冬嗣が、左右両京に設けた市座(常設市場)を守護する神社として、延歴十四年(795)に創建したと伝えられます。元は東市座内の七条坊門(七条堀川 現・西本願寺付近)に約1300坪の境内地がありました。(市場・商売の守護神として今も全国に多くの分社があり、京都市中央卸売市場にもこの神社の末社が祀られています。)
さて、市比賣神社は源氏物語にも登場し、平安中期には空也上人が市屋道場を開いたり、一遍上人が境内で踊り念仏を遊行した記録もあるようです。そして、清和天皇から後鳥羽天皇に至る27代の間は、皇室や公家の崇敬が特に厚く、皇子・子女の誕生の際には、境内の「天之真名井(あまのまない)」のご神水を産湯に加えたと伝えられています。また、平安時代より、生後五十日目の子供に、「五十日百日餅(いかのもち)」を授ける神事(五十日百日之祝 いかももかのいわい)があり、これが現在の「お食初め」の元となったということです。他に「市之餅(いちのもち)」という産餅も授与されたということです。その後、天正十九年(1591)に現在の場所にへ移されました。
秘蔵の御神体の女神像は、平安時代の花山天皇御勅作とも伝えられ、母神が童神を抱い大変珍しい姿ということです。(平成七年(1995)の千二百年式年大祭に275年ぶりに特別公開されたということです。)
創建以来、市場の守護神という商売の繁栄加護に加えて、歴代皇后の信仰を集めてきた市比賣神社は、御祭神が5人の女神ということから、良縁・安産・子育て等女性の全ての願い事にご利益がある神社として知られ、特に女性だけの厄除けの神を祀る女人厄除祈願所としては日本唯一ということです。そのために全国から女性の参拝者が集まります・・参拝者の大部分が女性という印象です。
神事として、毎年、五月と十一月の十三日は例大祭が行われます。他に女人厄除祭(1月下旬)、ひいな祭(3月3日)、水無月祭(6月30日)、重陽祭(9月9日)も有名で、また近年は境内にカード塚(正面案内板のすぐ後ろの菱形状の金属オブジェです。)が造られ、全てのカードを供養するとう現代的な祭典も行われています。
市比賣神社は、一見非常に狭い境内の小さな神社ですが、京都でもかなり知られている神社と言えるでしょう。
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いや〜〜ほんとに…驚きました!\(゜□゜)/
最初、え??これって合成写真??って思った位です^^
こういうの、珍しいのでしょうね
2007/6/15(金) 午後 2:33 [ - ]
変わった建物を集めた写真集がありますが、この神社も掲載しても良い感じですね。 どうしてこんなことになったのか?とにかく平安時代は広大な神社だったようですが、時代が変われば世の中どうなるかわからないって印象です。
2007/6/15(金) 午後 6:27 [ hir**i1600 ]