京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

全体表示

[ リスト ]

石峰寺

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

イメージ 22

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 27

イメージ 28

伏見稲荷大社から南の山沿い、伏見区深草石峯寺町にあるのが、石仏五百羅漢で知られる石峰寺(石峯寺 せきほうじ)です。この羅漢像は、今や大人気の江戸時代の画家・伊藤若冲が下絵を画いて作成させたという由緒あるものですが、今年5月に小学生2人が悪戯して石仏30体を倒し5体を破損させたという悲しいニュースがあったばかりです・・少し心配しながら行ってみました。


さて、石峰寺は、山号を百丈山(ひゃくじょうざん)という黄檗宗寺院です。
江戸時代の宝永年間(1704〜10)に京都宇治の萬福寺の黄檗宗第六世・千呆(せんがい)禅師が禅道場として整備し、正徳三年(1713)に創建したと伝えられます。創建当時は多くの堂宇の建ち並ぶ大寺だったそうですが、度重なる火災に遭って堂宇を焼失しました。現在の客殿と庫裏は当時のものですが、本堂は大正年間に建てられたものを昭和六十年(1985)に改修再建したものということです。


石峰寺といえば、画家・伊藤若冲との関わりが知られます。
伊藤若冲(1716〜1800)は京都の青物問屋「桝屋」に生まれ、家業のかたわら狩野派や光琳派、さらに中国の元明時代の画法を学びます。そして、三十歳代半ばから相国寺の大典禅師(梅荘顕常 ばいけんそうじょう)に禅を学んで「若冲居士」の号を得ます。妻もめとらず禁欲的な生活を送って40歳で家督を弟に譲って引退、晩年の寛政年間(1789〜1800)には石峰寺に草庵を結んで、米一升分に対して画一枚を交換したという(別号の「斗米庵(とべいあん)」はこの話に由来します。)悠悠自適な生涯を送って、寛政十二年(1800)に85歳で死去しました。

若冲は当時の七代目住職・密山和尚の協賛を得て安永(1772〜1780)の半ばから、天明の初年(1781)にかけて前後10年余りをかけて裏山に五百羅漢像を造りました。羅漢とは釈迦の説法を聞いて悟りを極めた者のことですが、釈迦の入滅後にその教えを広めた数多くの賢人たちを称える意味で中国の宋・元時代から五百羅漢像の作成が始まり、日本でも室町時代以降に作られたということです。石峰寺の五百羅漢像は、若冲が特有の勢いのある磊落(らいらく)な筆法で下絵を画いて、石工に彫らせたものと伝えられ、本堂の裏山に続く竹林に囲まれた参道の中には、釈迦の誕生から涅槃に至る物語を中心に、釈迦誕生、来迎諸菩薩、出山の釈迦、十八羅漢、普賢・文殊・釈迦の諸菩薩、托鉢修行、座禅窟、釈迦涅槃、賽の河原の各テーマにそった約500体ともいわれる諸菩薩や羅漢、鳥獣像が安置されています。苔むして磨耗したこれらの群像は、一つひとつが表情豊かでユーモラスな表情が楽しいです。この羅漢山は、明治以降はまったく荒廃していたそうですが、住寺となった龍潭和尚の努力により、草を払い道を造って現在のような趣きある石仏の並ぶ空間に整備したということです。 

尚、本堂の右手の墓地には伊藤若冲の墓、また書家貫名海屋(ぬきなかいおく)撰文の筆塚があります。また門前より西にある古井戸は、古くから名水として知られ、「茶碗子の水」と呼ばれて茶の湯に受好されているということです。


 

「伏見稲荷・深草・伏見桃山・鳥羽他」書庫の記事一覧

閉じる コメント(4)

小学生が羅漢さんを壊したんですか。とんでもない悪戯をするものですね。石峰寺には紅葉の頃時々撮影に行きました。石仏、竹林、紅葉の組み合わせが面白いですがなかなかいいアングルを見つけるのが難しかったです。

2007/9/16(日) 午後 3:37 みのX

石峰寺は京都の観光寺院の中では地味なお寺ですが、若冲人気もあって近年少しずつメジャーになってきたかなという感じがしています。石仏破壊騒ぎは、新聞で報道された後に、小学生2人が先生に連れられて自首してきたそうです。全国的に時々こういったニュースを聞きますが悲しいですね。

2007/9/16(日) 午後 7:26 [ hir**i1600 ]

顔アイコン

こんばんは
関連記事から来ました。
初めて観ました。傑作

2012/5/16(水) 午後 6:07 あるく

ご訪問ありがとうございます。最近はずっと更新していませんが、当初のブログ目的の、マイナー史跡を多くの写真と詳しい史跡情報で、紹介し、「その史跡に行かなくても、行った気になれる」ものは出来たかなと思っています。一応情報のある京都マイナー史跡のほぼ90%近くは掲載したと思っていますので、一旦停止しています。

2012/5/17(木) 午後 1:16 [ hir**i1600 ]


.
hir**i1600
hir**i1600
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事