京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

西陣・北野天満宮他

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西陣と呼ばれる京都の中心部には、面白いエピソードのある小さなお寺がたくさんあります。
これまでも色々関わりのある人物に関連付けて書いてきましたが、今回は主に京都市及び上京区役所のHPを参照して2つのお寺について書いてみます。


上京区七本松通出水下る三番町にある観音寺(かんのんじ)は、山号を慈眼山という浄土宗寺院で、通称「よなき地蔵」としても知られるお寺です。
江戸時代初期の慶長十二年(1607)、梅林和尚が一条室町に創建しましたが、その後、天明の大火等の火災に遭って古記録を全て焼失してしまったので、正確な寺史は不明です。ただ多くの伝説が残り、人々の信仰を集めてきた寺院だったことが想像できます。

境内にある観音堂(千人堂)に祀られる聖観世音菩薩は、元々は一条戻橋付近の寺にあったもので、浄蔵貴所が父の三善清行を蘇生させた時に祈祷をこめた仏像という伝説があります。この一条戻り橋の有名な伝説について少し・・・延喜十八年(918)、平安時代の漢学者・文章博士の三善清行が没した際、子で天台僧の浄蔵貴所は、紀州熊野で修行に励んでいましたが、父の危篤の報せで京へ駆けつけました。しかし、時すでに遅く一条通の堀川の橋の上で父の葬列がに出くわしました。悲しんだ浄蔵が一心不乱に祈ると、父・三善清行が蘇生し、それ以来、死人も甦る「戻り橋」と呼ばれるようになったということです。

平安時代中期のこのエピソードと時代的に矛盾しますが、観音堂の聖観世音菩薩は、仏師・運慶の弟子・安阿弥の作とも伝わります。南北朝時代の明徳元年(1390)に、都では疫病が流行して死体を捨てるものが多く、山名重氏という人物が、当時堀川一条にあった観音堂で鎮疫を祈念したところ、観音菩薩の霊験により死体を蘇生させたという伝説も伝えられています。その後、観音堂は多くの信仰を集めて「千人堂」と称せられるようになったということです。江戸時代の慶長(1596〜1615)の頃に現在の地に移され、洛陽観音巡礼第ニ十七番に数えられています。また、境内にある「よなき地蔵」も、子供の夜泣き封じに霊験ある地蔵菩薩として庶民の信仰を集めてきました。

また、観音寺付近の出水通(大雨の度に洪水となったことから名付けられました)周辺の寺院に「出水の七不思議」という七不思議があり、この観音寺山門もその一つになっています。
この山門は伏見城の牢獄の門を移建したと伝えられ、現在はクスノキの一枚板で扉が造られています。古記録を火災で失っているために、わざわざ伏見から牢獄の門を移築した理由は一切不明ですが、罪人が釈放される時は、門前で百回叩いて再び牢へ戻らないようにと諭したので、「百叩の門」といわれました。百叩きにあって苦痛の叫び声を上げる者もいたことは言うもでもありません。

さて、ここから不思議な伝説が生まれました・・・牢獄の門を移築して間もない頃のことです。近隣の人が観音寺の前を通る度に、人の泣き声が聞こえるという噂が広がって、夜になると人通りが絶えてしまったということです。この噂を知った当時の住職が調べてみると、風が吹く度に門扉の片隅にある小さな「潜り戸」が自然に開閉して、その時に発する音が泣き声の様に聞こえるのでした。住職は、この潜り戸に罪人の霊が乗り移っていると考えて、百日間にわたって食を断って念仏を唱え続けたところ、泣き声はしなくなったということです。また、別のある時に、住職がこの伝説のある潜り戸を不気味に思って釘付けにしたために、今でも潜り戸は開かないということです。(尚、この山門の後ろ左下には当時の潜り戸の痕跡が残っているということです。)


ここで「出水の七不思議」についてです。
幾つか諸説あるようですが、
○観音寺の泣く山門(今回登場しました。)
○華光寺の時雨松(晴れた日でも枝から雫を落としたと伝わりますが、大正時代に枯死。)
○華光寺の五色椿(五色の花を付けたといわれます。)
○地福寺の日限薬師(小さな穴の開いた小石を奉納して、日を決めて祈願すると、耳の聞こえないのが治ると伝わります。)
○光清寺の浮かれ猫(絵馬の猫が、絵馬から抜け出して遊んだと伝わります。)
○五却院の寝釈迦(門の潜り戸の木目が釈迦が横たわる姿に見えるということです。)
○極楽寺の両袖の潜り戸(山門の潜戸が左右二つ有ります。)
○極楽寺の金谷水(秀吉が茶会に用いた勝負に勝つという名水)
○玉蔵院の円山応挙の幽霊掛け軸

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こんばんわ

情報近く送ります

2008/7/14(月) 午後 5:39 [ 中路正樹 ]

こんにちわ

源氏物語宇治十帖スタンプラリーの日程、案内はブログでお知らせしています

2008/9/20(土) 午後 5:40 [ 中路正樹 ]

いつもありがとうございます。宇治はこのブログにはまだ登場していませんが、今後採り上げたいです。

2008/9/30(火) 午前 0:33 [ hir**i1600 ]


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