京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

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多くの大小の寺院が建ち並ぶ西陣地域でも、中心的な大寺院の一つ、上京区浄福寺通一条上ル笹屋町にある浄福寺(じょうふくじ)を採り上げます。
浄福寺は、朱塗りの東門があることから「赤門寺(あかもんでら)」とも呼ばれ、広い境内が開放的で地域の人々に広く親しまれているお寺です・・・西陣散歩の際には、境内を東〜南へ抜けてみるのも良いでしょう。



さて、浄福寺は、山号を恵照山(えしょうざん)という浄土宗寺院です。
創建年代や由緒については不明な点が多いようです・・・元々は天台宗寺院で、延暦年中(782〜802)に、奈良興福寺の賢憬(けんきょう、けんけい、けんえい 奈良室生寺のを創建したことでも知られます)大僧都が、桓武天皇の勅願により唐から請来した釈迦如来像を安置する寺として、村雲の地(現・堀川今出川)に創建したと伝えられますが、一方で、寛平八年(896)に宇多上皇の生母・班子女王が創建し、定額寺に列せられ、浄福寺の額を賜って官寺の待遇を受けたともいわれています・・・「類従三代格」など資料的に、班子女王創建説の方が正しいと考えられています。

平安時代には二十五大寺の一つに数えられていたということですが、度々火災に遭い、鎌倉時代の建治二年(1276)に後宇多天皇の勅命によって一条村雲に再建され、以来、「村雲(むらくも)寺」とも呼ばれるようになりました。その後、室町時代末の大永五年(1525)に後柏原天皇より念仏三昧堂の勅号を賜って浄土宗を兼ねるようになり、後に知恩院に属しました。その後も火災により寺地は転々としたようですが、元和元年(1615)に相国寺門前北から現在地に移りました。享保四年(1719)の火災により鐘楼と南門を除く諸堂を焼失し、現在の建物の多くは享保十八年(1733)に再建されたものです。(天明の大火(1788)の焼失は逃れることができました。)また浄福寺は幕末には薩摩藩の屯所にもなっています。



広い境内の中心には、本尊・阿弥陀如来像を安置する本堂があります。
本堂は享保十六〜十八年(1731〜33)にかけて再建された堂々とした建物で、入母屋造の礼堂と寄棟造の仏殿を両下げ造の合いの間で接続した複合建築で、古式を残し変化に富んだ外観が特徴ということです。
また、本堂東側にある方三間堂形式の釈迦堂は、宝暦六年(1756)に再建されたもので、三国伝来と伝える釈迦仏を安置しています。その後方には玄関や庫裏、享保十九年(1737)の再建(明和元年 1764とも)と伝わる方丈、享保十九年(1734)に再建された書院が並んでいます。その他境内には、東と南に山門があり、南側には鐘楼が建っています。

この四方吹き放しの鐘楼は、寛永五年(1628)の再建で現在地に移転後の造営、また一間薬医門の南門は江戸初期の造営ということで、共に上京区では希な享保の大火で焼失を免れた貴重な建物です。また、東門は、江戸時代前期に現在の姿になったと考えられる四脚門で、現在の門は江戸後期の造営ですが、全体に朱塗りが施されていることから「赤門」と呼ばれています。
これら本堂以下の一連の建物は、江戸中期の浄土宗寺院の伽藍配置や建築様式をよく伝えている貴重な遺構として京都市指定有形文化財に指定されています。
他に寺宝として、鎌倉時代の「二十五菩薩来迎図二幅」と室町時代の延徳元年(1489)に土佐光信が描いたと伝えられる「十王像十幅」が重要文化財に指定されています。

その他、境内には2m近い地蔵菩薩を祀る地蔵堂、地蔵石像、弁財天社等があり、また赤門付近には護法大権現や十一面観音菩薩等を祀る小さな諸堂が集まっていて庶民的な親しみやすい雰囲気が漂っています。また境内墓地には、光格天皇皇女霊妙心院はじめ著名な公卿や殿上人の墓が多いということです。

「西陣・北野天満宮他」書庫の記事一覧

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