京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

滋賀県のお勧め名所

[ リスト | 詳細 ]

京都〜半日程度で行ける滋賀県のお勧め史跡です。
記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ ]

金剛輪寺(湖東三山)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

西明寺に続いて、湖東三山の金剛輪寺です。(百済寺が終われば、京都に戻りますね。)


金剛輪寺は、「湖東三山の真ん中のお寺」として知られています。
湖東三山の観光は、観光バスやローカル線の近江鉄道のシャトルバスで回られる方が多いのですが、真ん中にある金剛輪寺は、両側の西明寺と百済寺からそれぞれスタートする観光客がぶつかる為か、一番混んでいる印象でした。




お寺の沿革を少し・・
西明寺は平安初期の創建でしたが、金剛輪寺はより古く、あの大仏建立の立役者、聖武天皇&行基菩薩のコンビが奈良時代の天平十三年(741)に建立したという由緒あるお寺です。
嘉祥年間(850)に延暦寺の慈覚大師(円仁)が金剛輪寺を訪問し、これを契機に天台宗のお寺となりました。
その後も栄えますが、戦国時代になると、近江の佐々木六角氏や京極氏から軍資金等を強要されることが続き、金剛輪寺は武装し自衛します。天正元年(1573)織田信長は、六角氏に加担したとして、百済寺を焼き討ちし、金剛輪寺も同罪として攻撃しました。これにより本堂、三重塔、二天門以外は焼失しますが、江戸初期、徳川家康より寄進を受けたことで復興することに成功します。
しかし、またもや明治維新の廃仏毀釈で一時衰退し、その後明治・昭和に信者の支援等で復興を開始し、大修理を経て今日の姿を取り戻しました。





本堂は、鎌倉時代の建築で国宝に指定されています。堂内には秘仏の聖観音菩薩をはじめ、阿弥陀如来、十一面観音菩薩等11体の仏像が収められ重文指定になっています。また、金剛輪寺のシンボル的な三重塔や二天門も重文指定です。
このお寺にも国指定の名勝庭園がありますが、桃山、江戸初期、江戸中期の3つの庭園で構成されている変わったもので、作者不詳ですが、広くて趣のあるものです。




この度、御開帳された本尊の聖観音菩薩は、行基菩薩の作といわれ、行基が彫り進めると、木肌から血が流れ始めたため、途中で荒削りのまま安置したということで、通称「生身の観音さま」と呼ばれ信仰を集めてきました。ふくよかな表情で優しげな感じを受けました。
本堂脇はじめ境内の楓は、このエピソードに相応しく、血で染めたように鮮やかなため「血染めの紅葉」といわれています。その他、境内は、さつき、シャクナゲ、アジサイが植えられて四季の彩りを楽しませてくれるようです。季節外れの綺麗な菖蒲(アヤメ)が咲いていました。(写真)




このお寺の一番の特徴は、参道の長さです。なだらかな石段が延々と続いていて、参道両脇には、風車がお供えされた千体地蔵が祀られています。距離があるため、多くのお年寄りの方が、途中でかなり疲れておられるようでした。
観光客の中で、キツイ石段で知られる山形の山寺(立石寺)、香川のこんぴらさん(讃岐金刀比羅宮)を制覇したというおじさんが、京都の神護寺と比べていましたが、それ程の石段ではありません。長いだけで勾配は無く、階段は走って登れる程度です。




金剛輪寺は、長い参道と千体地蔵が並んでいる雰囲気といい、京都には少ない山のお寺っぽい印象が強いです。前に訪問した西国三十三ヶ所には似た雰囲気のお寺が有る様に思いました。
庭園の周辺は、どこか大原三千院の紫陽花苑とかの雰囲気もあります。三重塔は境内によく似合っていて美しく、鄙びた雰囲気と京都風が適度にミックスしたような、西明寺より面白い気がするお勧め寺院です。

西明寺(湖東三山)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

このブログでは初めての滋賀県のお寺です。


滋賀は子供の頃から、琵琶湖での釣りや水遊び等で親しんできたので大好きな県ですが、寺院や神社に行ったのは、まだ10ヶ所程度かと思います。
白洲正子さんの本では、近江の国は日本の原風景が一番残っている場所として魅力的に描かれているので、これからも色々行ってみたいと思っています。




ついでですが、東京近郊の方には朗報です。

11月3日スタートの東博の特別展「仏像」に、あの滋賀県一の仏像・・いや日本一という方もいる、門外不出の渡岸寺(向源寺)の国宝「十一面観音菩薩像」が出品されます。
この仏像を見るために日本中から滋賀県の鄙びた高月まで行った人は数え切れません。こんな機会はめったにないでしょう。必見です。
さらに、国宝の京都の宝菩提院(願徳寺)の「如意輪観音菩薩半跏像」(これも好きです)や元興寺の「薬師如来像」も出品され、円空や木喰の作品も多数出るようで、実に羨ましい企画展です。





さて、今年は天台宗開宗1200年の記念の年で、比叡山延暦寺などで色々な行事が行われているようです。琵琶湖の東(湖東)にある天台宗の3つのお寺、西明寺・金剛輪寺・百済寺でも、記念行事の一環として、これまでは秘仏として開帳していなかった本尊を期間限定で公開しました。(9月18日〜10月27日)




金剛輪寺の秘仏開帳は6、7年ぶりのようですが、西明寺と百済寺は住職1代に1度で50年ぶりとか、今後見られないとかで・・話題になったようです。
紅葉時期は、付近の永源寺と共に滋賀県でも屈指の観光地になる「湖東三山」ですが、秘仏開帳の人気も凄くて、私が訪問した時も、観光バスがたくさん来ていました。
現地で回りの方の話を耳にすると、神戸など関西以外にも、東京や名古屋から新幹線で駆けつけた方も多かったようで、私は「湖東三山」の集客力を甘く見ていたようです。





さて、まずは西明寺(さいみょうじ)です。
少しだけお寺の沿革を・・平安時代の初期の承和元年(834)に三修上人が創建した天台宗のお寺です。
平安時代〜室町時代にかけて、修行道場として栄え、多くの堂宇を構えますが、戦国時代の元亀二年(1571)に、織田信長の焼き討ちに遭います。信長は、比叡山焼き討ち直後に、西明寺にも兵を差し向けたのです。この時、なんとか本堂、三重塔、二天門が焼失を逃れ、江戸時代初期の復興再建により、今日に至ります。




「湖東三山」はどのお寺も、比較的小さな山門で、長い石段の参道も似ています。また、庭園が参道の途中左側にあるのも共通していますね。西明寺の石段はなだらかで、他の2寺よりは歩きやすいです。参道の周りは、木々に囲まれ、桜、新緑、紅葉と季節で楽しめるようです。この長い参道が、このお寺の一番の魅力のようにも感じます。




長い石段の参道を登っていくと、ようやく正面に、室町時代の二天門(持国夫、増長天の二天が守っています)が見えてきます。(写真4、5)
本堂周辺は、参道の長さに比べて比較的狭く、鎌倉時代初期に建造された本堂と、鎌倉後期の三重塔が立ち並んでいて、どちらも国宝に指定されています。(写真6、7)
特に本堂は、最も初期に国宝に選ばれた第1号(数十件程が1号登録されました)のひとつということです。




今回御開帳された秘仏の薬師如来像は、重文指定されていて、ほぼ等身大で、ふくよかなお顔のお優しい表情をされていましたよ(^^)
薬師如来の脇には日光・月光両菩薩、さらに四天王と十二神将が取り巻いていて、十二神将は頭に干支の動物を載せていて、このお寺は、自分の干支の生まれ年の神将に祈願すると願いがかなう「えと寺」としても知られているそうです。
また、三重塔の内部は極彩色の極楽浄土の壁画が描かれ、春秋に特別公開されていて、鮮やかな色彩が魅力的です。(現在、紅葉期間として公開中)




参道の途中には、国指定の庭園「蓬莱庭」があります。(写真8)
この庭は、江戸時代初期の池泉観賞式庭園で、小堀遠州の影響を受けているそうです。11月に満開となる樹齢約250年になる天然記念物の「不断桜」も知られているようです。(写真9)
境内には約千本の椛が植えられていて、これからの季節が楽しみです。




西明寺は、京都市内の寺院に比べると、参道が長く山のお寺という印象です。
それでも、湖東三山の中では、広く明るい参道が開放的で、最も洗練された感じがします・・他の2つのお寺のほうがより山寺的なのかもしれません。
京都の有名観光寺院と比べても、第1級とは言えませんが各地域の代表的なお寺に肩を並べます。
もちろんお勧めレベルです。

開く トラックバック(1)

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ ]


.
hir**i1600
hir**i1600
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事