京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

一乗寺・修学院他

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左京区一乗寺にある神社といえば、地元の人でも、八大神社しか思い浮かばないかもしれません。
(近くの鷺森神社は修学院になります。)
この柊社(比良木社、ひいらぎしゃ)は、白川通から北泉通を西へ一筋入った場所にある小さな神社です。京都の地図にも出ていないような神社なので、まさに穴場です。


柊社(比良木社)は、祭神として、素盞嗚命(すさのおのみこと)=牛頭天皇(ごずてんのう)を祀ります。(明治時代まではこの両神は同一神と考えられていたようです。)
この地は、平安時代の承和十一年(844)朝廷により下鴨神社の領地と定められ、長らく賀茂氏の氏祖神を祀る「藪里の総社」があった地です。その後、室町時代の永享十年(1438)、京都・八坂神社(かっては牛頭天王社、祇園社と呼ばれました)と同じ祭神、牛頭天王が祀られます。こうして、藪里牛頭天王社と呼ばれ、この地の一条寺藪里の村の氏神として、柊の森の鎮守社として信仰されていたようです。
明治六年(1873)に舞楽寺天王社(後述)と同じく、一乗寺にある八大神社に合祀され、以後、柊社(比良木社)と称して分霊を祀っています。近年、約60年程前に建てられた旧社殿が老朽化したので、改修され新しくなったようです。

※舞楽寺天王(八王子)社とは、比叡山麓地域の産土神の一つで、室町中期の一四三八年(永享十年)に創建されたようです。江戸時代の名所図絵にも出ている神社ですが、明治初期に八大神社に合祀されました。この神社の跡地は、金福寺の東側に石碑として残っています。



柊社(比良木社)は知る人ぞ知る隠れた桜の名所です。この神社から北へ一乗寺公園沿いに桜並木が続いていて春には付近の方の憩の場になるようです。

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左京区修学院には、音羽(おとわ)川という川が流れています。
比叡山麓の谷筋の諸流が集まって、修学院離宮の南を通って高野川に流れ込んでいるのですが、古くからしばしば水害をもたらしたため、今では下流はコンクリートの護岸で覆われています。この音羽川沿いに溯って行くと、平成四年(1992)から整備された「砂防学習ゾーン」という自然公園になっていて、砂防ダム等の施設を廻って砂防の仕組みを学習しながら、音羽川の自然にも触れられるようになっています。


この辺りには、かって「音羽の滝」がありました。
平安時代の和歌にも詠まれた景勝地でしたが、時代と共に山が崩れて水流は細くなり、今では土石流により滝は消滅、単なる砂防ダムになっています。(尚、京都には音羽の滝が幾つかあります。有名なのは、清水寺境内の音羽の滝ですが、山科音羽の滝などもあります。)



続けて「雲母(きらら)坂」を書こうと思っていたのですが、こちらは長くなりそうで、改めて書いてみます。

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左京区一乗寺ある、境内自由の寺院を取り上げます。
(他にも西圓寺、清賢院、釈迦堂等が点在していますが、観光寺院では無く境内に入れないようです。)



左京区一乗寺、「親鸞聖人御旧跡」の石碑の立つ本願寺北山別院は、親鸞上人が1年間ほど修業をした場所と言われ、御里坊とも呼ばれます。
元々この地は,天台宗の比叡山三千坊の一院、養源院という寺院があったようですが、延宝五年(1677)に浄土真宗の寺院として再興され養源寺と寺号を改め、延宝八年(1680)に本願寺の北山別院となり、現在、本願寺京都4ヶ別院の1つになっています。
さて、親鸞上人は、東山の青蓮院門主の慈鎮和尚(慈円)の下で9歳で出家得度し、比叡山に登るまでの約1年間この地で修学します。その後、親鸞は比叡山で修行に励んでいましたが、建仁元年(1201)、29歳の時、法華経の教えでは世を救えないと絶望しついに下山を決意し、京都市内の六角堂に百日間参籠して救世観音に祈念します。そして、東山吉水で念仏の教えを説いていた法然上人の下で弟子となることを決意します。


北山別院の境内には、親鸞上人が、比叡山から六角堂への参籠途中に、行きには湧き出る水で身を清め、帰りには湧き水でのどを潤し休息したと伝わる井戸があり、「御聖水」と呼ばれています。
現在、井戸は石の扉で守られ供え水に使われているようです。隣には、聖徳太子が童の姿となって親鸞を励ましたという「影向石(ようごうせき)」もあり、共に親鸞求道時代の遺跡として重んじられています。境内には他に大正天皇が植えた松の木等もあります。
本願寺北山別院は、観光寺院では無いのですが、表門の横には赤い椛の木があり、紅葉を撮影する人もちらほら見かけますね。

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左京区修学院にある小さなお寺を取り上げました・・といっても、小さなお寺で情報が少ないのですが。


修学院茶屋ノ前町にある道入寺は、正保三年(1646)に日長上人を開山として創建された日蓮宗のお寺で、現在は、「十二支妙見めぐり(洛陽十二支妙見めぐり)」の「寅の寺」として知られているようです。境内の妙見菩薩は、僧形の姿で七面大明神と共に併祀されています。


「十二支妙見めぐり」というのは、江戸時代中期に、京都の御所の紫宸殿を中心に十二支の方角に、各々妙見菩薩を祀ったことに始まり、江戸時代を通してこの十二のお寺を順番に訪問して、開運や厄除けを祈願することが大いに流行りました。しかし、明治時代になるとやがて衰退してしまったようです。

この妙見菩薩とは、北極星、北斗七星を神格化した、宇宙万物の運気を司り支配する菩薩になります。奈良時代にはすでに民間の信仰を集めていたようで、最初は「方角の神様」でしたが、徐々に商売繁盛、厄除け、安産などあらゆる方面にご利益のある神として朝廷から民衆まで広い信仰を集めたようです。

さて、昭和六十一年(1986)、京都の日蓮宗のお寺を中心として「洛陽十二支妙見会」が発足し、再び「十二支妙見めぐり(洛陽十二支妙見めぐり)」が復活しました。
現在の12のお寺は、江戸時代とは大半が入れ替わっているようですが、当時の歴史と伝統を今に伝えようとする試みのようです。少し面白そうですが、どれ位の方が現在妙見巡りをされているのでしょうか


「洛陽十二支妙見めぐり」の12ヶ寺(妙見さん、妙見宮と呼ばれ方が違うようです)


●子(北)西陣の妙見宮(善行院)

●丑(北北東)出町の妙見宮(本満寺)

●寅(東北東)修学院の妙見さん(道入寺)

●卯(東)鹿ケ谷の妙見さん(霊鑑寺)

●辰(東南東)岡崎の妙見さん(満願寺)

●巳(南南東)清水の妙見宮(日体寺)

●午(南)伏見大手筋の妙見さん(本教寺)

●未(南南西)未の方の妙見さん(法華寺)

●申(西南西)島原の妙見さん(慈雲寺)

●酉(西)小倉山の妙見宮(常寂光寺)

●戌(西北西)鳴滝の妙見宮(三宝寺)

●亥(北北西)鷹峯の岩戸妙見宮(円成寺)




さて、修学院付近は、一乗寺周辺ほど多くの寺院は無さそうですが、もう一つ、通称「山端地蔵」と呼ばれる帰命院がありました。

帰命院は、左京区山端森本町(修学院離宮道というバス亭の直ぐ前)にある浄土宗西山禅林寺派(永観堂を総本山とする)のお寺です。
境内の地蔵堂に祀られている地蔵菩薩は、病気平癒に効能があると信仰を集めていて、「山端地蔵」と呼ばれています。元は、比叡山への登り口の雲母坂(きららざか)にあり、西光法師が京の七口に安置した地蔵の一つと伝えられています。

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京都市左京区田中にある田中神社は、田中地区唯一の神社です。
それ程広くない普通の神社ですが、少しだけ取り上げてみます。



田中神社は、祭神として大国主命を祀っています。この付近は、古くから田中村と呼ばれる村があり、その産土神として、村民の信仰を集めてきたようです。
社伝によれば、平安時代の応保元年(1611)に大国主命を祀ったのが創始で、弘安年間(1278〜88年)に、河崎総社という神社跡地の現在の地に田中村の氏神として祀られました。その後、寛永五年(1628)の下鴨神社の造替に際し、比良木社の旧殿を譲られますが、この社殿は、宝永三年(1706)の田中村の火災により、 社殿の古文書と共に焼失してしまいます。その後再建された、現在の社殿と拝殿には、三つ葉丸葵の門が付けられ、由緒を伝えています。



この神社は、平成十七年(2005)に、孔雀と白孔雀が「神の鳥」として奉納されて飼われていることでも知られています・・といっても、ご存知の方は少ないかもしれませんが。
また、境内には、「徳富蘇峰先生勉学処」という石碑があります。これは、明治から昭和に活躍した言論界の第一人者、徳富蘇峰が、同志社在学時に下宿していた水車小屋の跡を示す石碑です。

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