|
暑い夏に、少しマイナーなお寺を訪問していると、観光客の少なさを実感します。
対照的に、秋の観光シーズンは、知られざる穴場場的な場所でも、けっこう人がいます。
秋以外の季節は、そのお寺の本当の集客力がわかるような感じですね。
清水寺とか金閣寺とかは季節に関係ないですからね。(因みに、10数年前まで、京都でこの2つのお寺だけが拝観料100円を維持していたようです。その後は違いますが・・太っ腹というか・・儲かるお寺は違います。)
本当は秋の方が綺麗だろうなあ、と思いつつも、この夏は京都市内のお寺を数多く訪問してみました。
写真撮影に関しては、夏の強い日差しが、下手な写真も色がくっきりに、結構助けてくれます。秋の撮影は、実際に見た印象より画像が暗かったりして、失望したりする時があるのです。
それと、毎年、秋が短く思いませんか?紅葉も年々遅くて、ピークは短い気がします。
行きたい場所はたくさん有るのに、時間が足りない・・・。
それで、行ける時に行っておくべき・・夏には夏向きの場所をとり合えずという感じです。
夏向きのお寺といえば、やはりこのお寺も行っておくべき・・・夏桔梗で知られる廬山寺です。
少し桔梗のピークが過ぎた先日、御所付近を通った際に、寄ってみました。
久しぶりの2回目だと思います。1度行けば良いかなって感じで・・これまで行かなかった場所です。
廬山寺は、慮山天台講寺というのが正式名称で、天慶元年(938年)に元三大師(慈恵大師)が船岡山に創建した古いお寺です。
皇室縁の摂家門蹟となり、元亀二年(1571年)に現在地に移されました。
歴史的に皇室との関係が深く、皇室関係の陵墓も多くあります。 (平安仏師の定朝の墓も)
このお寺が有名なのは、紫式部の邸宅跡だったということで、「源氏物語」などの著書がこの邸宅で執筆されたといわれています。
その源氏物語のイメージ作られた「源氏の庭」は、白砂に苔を配して、そこに紫式部にちなんで桔梗が植えられていて、特に女性に人気のある気品ある庭として知られています。
訪問した時は、やはり夏の暑さで苔は退色、桔梗の花も少なめでしたが、しばし暑さを忘れさせてくれました。
新しい庭なので深い魅力は感じませんが、一度はご覧になって欲しい庭です。
(最近、高台寺のある塔頭が、似た庭を作ったそうです。桔梗も流行でしょうか?)
もうひとつの、このお寺の見所が、2月の節分に、大師堂で行われる「鬼の法楽」です。
色とりどりの鬼達が踊りまわり、その鬼に豆と餅を投げる行事ですが、私も実際に見たことは無いので、機会があれば見たいです。
その後、梨木神社と御所の間の涼しくて好きな道を通ってみました。(写真)
この御所の東側沿い、いわゆるパレスサイド・・って感じのマンションが増えています。比較的静かで環境的には良いのでしょう。
すぐ近くの梨木神社にも寄ってみました。
京都三名水といわれる、境内の「染井の水」には、多くの方がペットボトルを持って並んでいます。
神社にお参りする人は少なくても、お水は大人気という感じでしょうか。
よく見ると、萩が少し咲き始めています。9月の萩まつりが楽しみです。
|