京都を感じる日々★マイナー観光名所、史跡案内Part1

写真容量の関係で、過去の記事をかなり削除していますが、よろしくお願いします。

京都御苑周辺

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全11ページ

[10] [11]

[ 前のページ ]

廬山寺

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

暑い夏に、少しマイナーなお寺を訪問していると、観光客の少なさを実感します。
対照的に、秋の観光シーズンは、知られざる穴場場的な場所でも、けっこう人がいます。
秋以外の季節は、そのお寺の本当の集客力がわかるような感じですね。
清水寺とか金閣寺とかは季節に関係ないですからね。(因みに、10数年前まで、京都でこの2つのお寺だけが拝観料100円を維持していたようです。その後は違いますが・・太っ腹というか・・儲かるお寺は違います。)



本当は秋の方が綺麗だろうなあ、と思いつつも、この夏は京都市内のお寺を数多く訪問してみました。
写真撮影に関しては、夏の強い日差しが、下手な写真も色がくっきりに、結構助けてくれます。秋の撮影は、実際に見た印象より画像が暗かったりして、失望したりする時があるのです。



それと、毎年、秋が短く思いませんか?紅葉も年々遅くて、ピークは短い気がします。
行きたい場所はたくさん有るのに、時間が足りない・・・。


それで、行ける時に行っておくべき・・夏には夏向きの場所をとり合えずという感じです。
夏向きのお寺といえば、やはりこのお寺も行っておくべき・・・夏桔梗で知られる廬山寺です。



少し桔梗のピークが過ぎた先日、御所付近を通った際に、寄ってみました。
久しぶりの2回目だと思います。1度行けば良いかなって感じで・・これまで行かなかった場所です。



廬山寺は、慮山天台講寺というのが正式名称で、天慶元年(938年)に元三大師(慈恵大師)が船岡山に創建した古いお寺です。
皇室縁の摂家門蹟となり、元亀二年(1571年)に現在地に移されました。
歴史的に皇室との関係が深く、皇室関係の陵墓も多くあります。 (平安仏師の定朝の墓も)


このお寺が有名なのは、紫式部の邸宅跡だったということで、「源氏物語」などの著書がこの邸宅で執筆されたといわれています。
その源氏物語のイメージ作られた「源氏の庭」は、白砂に苔を配して、そこに紫式部にちなんで桔梗が植えられていて、特に女性に人気のある気品ある庭として知られています。
訪問した時は、やはり夏の暑さで苔は退色、桔梗の花も少なめでしたが、しばし暑さを忘れさせてくれました。
新しい庭なので深い魅力は感じませんが、一度はご覧になって欲しい庭です。
(最近、高台寺のある塔頭が、似た庭を作ったそうです。桔梗も流行でしょうか?)



もうひとつの、このお寺の見所が、2月の節分に、大師堂で行われる「鬼の法楽」です。
色とりどりの鬼達が踊りまわり、その鬼に豆と餅を投げる行事ですが、私も実際に見たことは無いので、機会があれば見たいです。



その後、梨木神社と御所の間の涼しくて好きな道を通ってみました。(写真)
この御所の東側沿い、いわゆるパレスサイド・・って感じのマンションが増えています。比較的静かで環境的には良いのでしょう。



すぐ近くの梨木神社にも寄ってみました。
京都三名水といわれる、境内の「染井の水」には、多くの方がペットボトルを持って並んでいます。
神社にお参りする人は少なくても、お水は大人気という感じでしょうか。
よく見ると、萩が少し咲き始めています。9月の萩まつりが楽しみです。

雁の寺(瑞春院)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

先日、大学時代以来久しぶりに、母校の隣にある相国寺の境内を歩きました。


最近の京都のミニコミ紙上で、ある染色家の記事が出ていたのを思い出して寄ってみたのです。
記事によると、その染色家の方は、毎日早朝に相国寺周辺を散歩されるそうですが、いつも土壁の美しさに感心されるそうです。知られざる美しいものを探している私としては、これは、見に行かなくてはいけません。相国寺周辺を歩いて、内外の土塀を確認しましたが、写真を撮りたいほどの場所は見つかりませんでした。まだまだ私の感性は鈍いのか?山口県の萩や奈良で、美しい土塀に惹かれて夢中で写真を撮ったりしてきたので、常に土塀もチェックしているのに・・特に、ブログを書くようになってから、路上の石一つまで注意して目を向けるようにしてはいるのですが・・??
それで仕方なく、相国寺の境内の写真を撮っていると、塔頭の瑞春院が夏季特別公開されているようなので寄ってみました。




ここは作家の水上勉さんが、昭和2年の9歳から13歳まで4年間修行していた寺として知られ、昭和36年(1961)に直木賞に輝いた小説「雁の寺」のモデルとなったお寺です。
水上さんは、ここで13歳まで禅の修行に明け暮れたものの、ある日突然寺を出奔して遍歴生活を送り作家としてデビューします。小説「雁の寺」では、瑞春院時代の、雁の襖絵を回顧して、モデルとしたことから瑞春院は別名を「雁の寺」と言われていて、今も雁の襖絵八枚が本堂にあります。
私は学生時代、海外翻訳文学が大好きで、古典から現在までほとんど読破してきたのですが、日本文学は、明治大正の古典は読んでも、特に戦後の純文学にはあまり関心がない方だったので、「雁の寺」には思い入れは無いです。というか・・逆に暗い小説の舞台というと行きたいとは思わない感じで、これまで無視していました。でもガイドブックとかにも出て来るので、一度は行っておいた方がと思ったわけです。


さて、瑞春院の印象です。

瑞春院は、室町時代の足利義満が相国寺内に造らせたという古い塔頭寺院ですが、江戸末まで2度の焼失を経験し、現在の建物は明治31年(1898)再興完成したものだそうで、禅寺の塔頭寺院に共通した端正で行き届いた風情です。南庭は室町期の枯山水、北庭は近年の池泉観賞式の庭で、やはり室町の方が上。寺宝では、藤原時代の作という本尊の阿弥陀三尊仏に一番惹かれました。ただ、寺宝に近年の作家ものが多いのは少し失望。
水上小説「雁の寺」の舞台という以外に、ここのもうひとつの「売り」は、水琴窟だそうで、江戸初の小堀遠州の影響で作られたものだそうです。水琴窟自体は、珍しくもなく宝泉院とか圓光寺、さらに京都の植物園とかにもあるぐらいですが、暑い日には涼しげです。
(水琴窟の上の手水鉢を撮影)


全体としては、お寺自体が、観光客にアピール出来る程には成熟していないような印象で、寺宝にも庭にも特に傑出した魅力が感じられず、また来るかというと、来ない気がします。
「雁の寺」と「水琴窟」だけではどうも弱い感じです。
(今回は辛口だ。)

開く トラックバック(1)

全11ページ

[10] [11]

[ 前のページ ]


.
hir**i1600
hir**i1600
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事