京都を感じる日々★古今往来Part2・・京都非観光名所案内

京都を感じる日々★古今往来part1・・京都非観光名所案内のニューバージョンです。

上京区

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今回は、二条公園という極普通の公園について書いてみます・・次回に採り上げる「鵺池(ぬえいけ)」の前書き、プロローグのようなものになるかと思います。


観光名所として有名な二条城の北西側に位置する二条公園(京都市上京区上京区智恵光院通丸太町下る主税町)は、北のNHK京都放送局、南の二条城に挟まれて位置する南北約百三十メートル、東西七十メートル程の公園です。
空き地の少ない市内中心部に位置するということもあって、周辺住民の憩いの場として親しまれ、子供達や親子連れを中心に平日でも賑わっている印象があります。


二条公園は、元々、昭和三年(1928)に昭和天皇御即位を祝して開かれた「大礼記念京都大博覧会」の会場(江戸時代の京都所司代跡地で、明治には京都刑務所がありました)内に設けられた児童遊園地で、その後、同九年(1934)に公園として整備されたものです。(尚、大礼記念京都大博覧会は、岡崎公園、二条城北の京都刑務所跡地(京都刑務所は、昭和二年に現在の山科区東野に移転)、恩賜京都博物館(現京都国立博物館)の三か所を会場として、入場者数は約三百十八万人を数えたということです。)

その後、六十年以上の歳月を経て公園も老朽化したことから、京都市はワークショップ及びアンケート調査を基に検討し、街中に自然を取り入れる形式の子供から老人までが触れ合える空間として公園を整備することを決定しました。そして、平成十五年(2003)〜同十七年(2005)にかけて、大規模な改修工事が行われ、その結果、現在のような木々の多い明るい印象の多目的公園として甦りました。
また、かつてこの公園の北側にあったとされる平家物語にも登場する「鵺池(ぬえいけ)」も復元されました(次回に写真を掲載)

改修された二条公園は、北西に鵺池と神社があり、公園西側には桜の木が植えられ、池と小川が流れています。その南には「あずまや」があります。また、公園内中央北側には岩山、中央に二ヶ所の区民の誇りの木(シダレヤナギ(高さ十七メートル、幹張十三メートル、幹周二メートル)等)が植えられたゾーン、公園北東にパーゴラ、東側一帯に沿って「憩いのテラス」があり、公園南側は複合施設(遊具)が置かれ、他は多目的広場になっています。


また、公園にある掲示板によると、この二条公園のある場所は、平安時代の国家政治の中心だった平安宮(大内裏)内の、宮内大路(きゅうないおおじ 大炊御門大路(おおいのごもんおおじ)と壬生大路(みぶおおじ)の交差点の北域)に当たり、重要な役所の太政官と宮内省、園韓神社(そのからかみしゃ 園神、韓神を祀る)があった地域になります。

そして、公園整備前の平成十五年(2003)二月に遺跡確認調査を行ったところ、公園中心部付近からは、天皇や皇族の衣食住を担当する宮内省の西面築地塀の南北築地基底部(地業跡 じぎょうあと)の基礎工事跡と、宮内省西面の内溝(うちみぞ)と思われる遺構の他、平安時代前期の遺物包含層が見つかり、その中からは、当時使用されていた瓦や土器が出土しました。あずまやのある公園西側付近からは、江戸時代に整地された地層が発見されたということです。


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