-since1994-乗馬靴の修理職人ヒロさんのブログ

お客様の大切な靴を職人の技と真心でお直しいたします。

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 乗馬用の長靴(ちょうかと読む)の修理をしました。
 
今回の修理は、靴底をすべて取り去り、使用の環境を考えてビブラム社製のゴムソールを使うことにした。
 
イメージ 1  
 修理の予算としては、オールソール交換修理の中でも、
 
アッパーと靴底を縫い付けて固定するマッケイ式という修理
 
の技術を使って行うので左右で13000円と少し高くなる。
 
この方法だとアッパーと靴底が密着して、防水の効果が
 
高くなる。
 
この長靴はその構造になっていない「セメント式」である。
 
 
イメージ 2
 
 お客様から預かったこの長靴をよく観察すると、
 
右の写真のような靴底コバ付近のアッパーに「カット」が
 
あり、この長靴にとつて重大な問題だ。
 
最初からオールソール交換修理を考えていて良かった。
 
靴底を外しての工事だから、ついでに補修が出来るからだ。
 
 
 
 
イメージ 5
 準備した交換用の底材がこれ。
 
ビブラム社製のディンプル模様のゴム素材の底材だ。
 
この底材、われわれ靴の修理職人の間では人気の材料だ。
 
粘りがあって耐久性の高い優れものだ。
 
修理のときの切削加工性もよくて、仕事がやりやすい。
 
でも、ちょつと切削時に発生する「ニオイ」が私はキライだ。
 
個人差はあるだろうけど。
 
イメージ 6
 
 さてと、当店のキャプテンのマシン「マスター-2」の活躍で
 
今まで付いていた靴底を「ぎゃオーん」と削り外したのが
 
この写真。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7 ありゃ、この靴、製作時に釣り込みに「鉄釘」を使ってるぞ。
 
ご覧のように釘が錆びている。
 
釘が錆びると、結果はアッパーの革が腐ります。
 
乗馬の靴に釘は使わんものだけどねぇ・・・・。
 
ま、防腐材をつけて掃除をしておきます。
 
 
 
 
 
イメージ 8
 右の写真はアッパーの「カット」部分に革を当て、
 
ミシンで補修した上で新しいゴム底を装着したところだ。
 
次の、下の写真のように底材に細い溝が付いているのが
 
わかるが、この溝に沿ってミシンを掛ける。
 
この作業を「アリアンズ縫い」といって特別な靴用のミシン
 
で縫い付けるのだ。
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4 その特別な靴用ミシンは大阪西成の「底縫い屋さん」に
 
あって、私はバイクでピゅーんと走っていって縫ってもらう。
 
いまや、この靴用の底縫いミシンは希少になっていて
 
どこにでもあるものじゃなくなった。
 
そのミシンの写真は載せることが出来ないが、
 
「底縫い屋」さーん、ガンバレー!!
 
 
 そんなわけで右のごとく修理完了した乗馬靴はお客様の手、というか足に戻っていった。
 
今回の修理費用  18000円 5日で特急仕上げ。
 
 
靴の修理職人ヒロさんの工房イメージ 9
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