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1984年11月21日発売
3週連続第1位
売上 52万枚
作詞作曲/ガゼボ 日本語訳/松任谷由実
先日、お友達の細目下睫さんのブログで発見したのが懐かしの小林麻美!
彼女の名前を聞いて真っ先に思い出すのが
松田優作と共演した映画『野獣死すべし』での華田令子役。
というか、それしかないのだ。
全編通して小林麻美が出たシーンは5分にも満たない上に
セリフはスーパーの折り込みチラシに踊っている文字より少ないのだ。
にもかかわらず、名前を聞いただけで
『懐かしい』と思わせる存在感!
ルックスはもちろん、腰まであるロングヘアーにスレンダーなプロポーションは
実写版『メーテル』と言っても過言ではない!
よく『アンニュイな女優』と形容されていたが
(アンニュイとは、けだるそうで退屈、心が晴れずだるい様子、鬱っぽいという意味)
その二大巨頭である
桃井かおりや
秋吉久美子と違って
小林麻美の場合、いつも保健室で横になっている『貧血女』か
遠足のバスで先生の横に座っている『低血圧女』の方がなんとなく合っている。
☆小林麻美(こばやし あさみ)1953年11月29日生まれ
東京都大田区大森出身 167cm
高校生1年の時、スカウトされて少女向け雑誌のモデルとして活動を始め
1972年8月5日に『初恋のメロディー』で歌手デビュー
(最高18位 売上 9、9万枚)
同期のアイドルは麻丘めぐみ、森昌子、アグネス・チャンで
『雨音はショパンの調べ』で日本語訳をつけたユーミンこと荒井由実も同期の桜だった。
ルックスでは麻丘めぐみにも負けない可愛いさだったが
笑顔も愛嬌も無く、おまけに猫背でうつむき加減で歌っていた為、人気が出ず
翌年には
『自分は芸能界にあわない』
と月刊明星に引退をほのめかす手記を発表!
実際は神経性胃潰瘍で1年間の長期休業を余儀なくされ
74年の秋にカムバックしてシングルを出すも、鳴かず飛ばず。
日の目を見たのが『資生堂』や『パルコ』のCMだった。
どこか暗い雰囲気とクールな視線が不思議な魅力をかもしだし
モデルと女優を両立し、エッセイの他に自ら写真も撮影!
その腕前はプロ級とも言われていたほどで
『女性が憧れる女』の代表格として注目を集めていた頃
松田優作からヒロイン役の熱烈オファーを受けて
映画『野獣死すべし』に出演。
その後小林麻美の名前を再び耳にしたのは4年後の1984年。
ガゼボの『アイ・ライク・ショパン』をカバーした
『雨音はショパンに調べ』が大ヒット!
歌番組には一切出ず、レコード会社もとりたててPRしたワケでもなかったが
有線放送のリクエストから火が付き、やがて
『元・アイドルの新曲に注目!』
と、メディアが取り上げた事で人気が加速!
オリコン・チャート3週連続1位という大ヒットとなったのである!
日本語訳はユーミン。プライベートでも付き合いのある二人はまるで姉妹のようで
『とてもいい曲があるの。歌ってみない?』
と、楽曲を推薦したのはユーミンだった。
『歌おうと思わないで、セリフをささやくように
表現すると麻美の良さが出る』
『今までは音程を外しちゃいけないとか
難しく考えていたのが肩の力が抜けて歌う楽しさに目覚めた』
ユーミンのアドバイスを受けたことで気分が楽になった小林は
たった3回のレコーディングで終了。
ガゼボの♪アイライク・ショパン〜♪を
♪あの〜ショパン♪と
訳したユーミンのセンスはまさにドルフィン級であったが
♪レイニデイ、気休めは〜麻薬〜アハーーン♪
の『麻薬』が引っかかってNHKでは放送禁止扱い。
1991年3月、当時37歳だった小林麻美の結婚発表会見が東京プリンスホテルで行われた。
お相手は田辺昭知(当時52歳)で元ザ・スパイダースのリーダー兼ドラマーでもあり
(座ってる人)
↓
田辺エージェンシー(タモリ、堺雅人、永作博美、夏目三久等が所属)の社長である。
交際期間はなんと17年!
小林麻美が20歳で田辺エージェンシーに移籍してからずっと恋仲だった事になる。
『社長が所属タレントと付き合っていいのか!』
『私の恥として受け止めています。
入籍や結婚の報告が遅れたのもその点が引っかかっていた』
結婚会見の前日に入籍済みだった事と、この会見の2ヵ月前に
長男を出産していたという恐るべき事後報告!
『自分の好きになった人の子供が欲しかった』
出産は事務所の社員、業界の誰ひとりとして知らない極秘出産で
この日を境に小林麻美は芸能界を引退!
その後メディアへの露出は一切ない。
♪パラッ、パパパ〜ン、パ〜パラ、パララ〜ン♪
キャーーー!!!
ズキューン!ズキューン!
『金!金!手ぇ上げろ!』
『動くな!ぶっ殺すぞ!』
バキューン!バキューン! 『何やってんだお前!何見てんだ!』
キャーーー!!!
『伊達さん・・・・』
リリリリリリリ・・・・・・ン
この1分も無いシーンが小林麻美の全てであると行っても過言ではない。
できれば松田優作との出会いにもっと力を入れて欲しかったが
初めて見た時
『ウソー!殺されちゃうの??』
と、意表を突かれた衝撃が今でも蘇ってくる。
真っ白なドレスを鮮血で汚し、スローモーションで倒れていくあの切ない表情は
『貧血』で倒れてしまったようにも見えなくないが
片っ端から人を殺していく中で映画史上に残る
最も美しい射殺シーンであった。
細目下睫さんのおかげで棚に眠っていた『野獣死すべし』のDVDを
十数年ぶりに見直し、あの頃の自分に戻れた気がしました。
その喜びと感動は
冷凍マグロの中に入っていた覚せい剤を見つけた捜査官以上です! |

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結婚相手も、結婚に纏わるエピソードも知りませんでしたー。
勉強になりました。
勤務先で、いつも事後報告ばかりで、上司に怒られるマカロニです。
2015/8/1(土) 午前 11:19 [ マカロニ ]
マカロニさん早!!!実は僕も今回調べて初めて知りました。
ハッキリ言ってあの『射殺シーン』だけでしたからね・・・彼女の印象は・・・
若い頃にアイドルやってたのも知らず、モノクロながら当時は実に可愛いかった。
なんで顔が伸びたのか不思議です・・・・
2015/8/1(土) 午前 11:25 [ しろしです。 ]
ありがとうございます!
懐かしいですよ!画像も当時、ドキドキしながら買った雑誌からのがありました。
美し過ぎて・・・右手が恋人になれませんでした。
2015/8/1(土) 午後 3:57
『麻薬』・・・日本放送協会では、『ポルシェ』と一緒なの?
勉強になります!
2015/8/1(土) 午後 4:05 [ 細目下睫三世 ]
細目下睫さんのおかげで小林麻美に再会できました。ありがとうございます!
2015/8/2(日) 午前 6:32 [ しろしです。 ]
細目下睫三世さん、小林麻美は当時NHKのドラマ
『宮本武蔵』や『安寿子の靴』等に出ており、紅白は『当確』と思われて
いましたが、『麻薬』のせいで出られなかったそうです。
2015/8/2(日) 午前 6:35 [ しろしです。 ]
『雨音はショパンに調べ』・・・今度!自爆カラオケ行ってきます!
自爆カラオケとは・・・
お店のママに・・・やめな!と言われても・・・いいから・いいからとリクエストして・・・
キーがあわないのにそのまま唄い・・・
途中で毎度・・・唄えなくなってしまい・・・
ママ・・・おキャン(キャンセルの意)・おキャンと連呼して・・・
200円とるからね!というママの捨てゼリフ付きでカラオケが終了!する一連の流れのこと
2015/8/2(日) 午前 8:44
細目下睫さん、♪アハーン♪以外は歌えると思いますよ。
原曲のガゼボも男ですし。
2015/8/3(月) 午前 3:30 [ しろしです。 ]