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アルバム発売1989年6月7日
最高1位
売上 43、1万枚
『どうも、はじめまして・・・』
これが1986年7月31日に『笑っていいとも』に出た時の
麻里ちゃんの第一声である。
前日のMALTAからの紹介で真っ赤なお洋服で登場!
『焼けてませんね、どこも行ってない?』
『はぁ〜女はそれでなくちゃ!』
7:3分けのオールバックで鼻の下を伸ばしていたのが当時41歳だったタモリ
ライブの告知のポスターを広げようとするも丸まって広がらないと
『ちょっと!持って下さいよ!』
と、へヴィ・メタルの女王に初ツッコミ!
『ワイン好きですか?』
持ってきたお土産を取り出す麻里ちゃん。
『アルコールが入ってるならベンジンでも飲みます』
(会場爆!)
『それからTシャツ、アタシのなんですけど・・・』
『新品ですね!』
『できれば中古だったらよかったのに』
(僕的爆!)
さらに『ブルー・レボリューション』のLPレコードをプレゼント
『これ、一番新しいやつ?』
ここは宣伝を兼ねたプレゼントなワケだがさすがは麻里ちゃん!
その後、タモリに渡したものが凄かった!
『今度9月5日に6枚目が出て、実は出来てないんで
テープで持ってきたんです』
『テープで!!』
『これ凄いね!プロ用ですよ!!』
と、大興奮のタモリ
『ウチのカセットに入るか?入らないよな・・』
『買おう!テープ・レコーダー』
(僕的笑!)
やっとトークが始まり、オープニングの電報紹介のコーナー
『昨日、お母さんが麻里さんのガス料金を払いに来ました』
『お母さんにはいつもお世話になっております』
『よろしかったら安産マーク頂いてもらえませんでしょうか』
『東京ガス沼袋サービス・センター一同』
『なんなんだこれは!!』
麻里ちゃんの説明によると、今は一緒に住んでいないので
母親が実家の分のガス料金を払いに行ったんじゃないかとの事でしたが
『だってこれ、麻里さんのガス料金って書いてあるよ』
そんなハズないと困惑する麻里ちゃんに向かって
『アンタ、溜めてんじゃないの?』
(麻里ファン爆!)
『普段はおとなしいんですね』
『ステージではワーっやるんですけど・・・・よく二重人格と呼ばれてます』
『私生活ではガス料金も払わない、性格破たん者みたいな方ですね』
(こんな事生放送で言えるのはタモリだけ!)
そして当時の『いいとも』では恒例だった『ともだちの輪』のコーナーでは
『ステージっぽいノリで!』
というタモリの無茶振りに応じてロック調で歌い出す麻里ちゃん。
♪ともだちの〜ともだちは〜みな、ともだちだ〜
世界に〜広げよう〜ともだちの
わ!
わ!♪
『うまくいった!』
小さなガッツ・ポーズを決め、子供のように喜ぶ麻里ちゃん。
可愛いすぎる!
というワケで今週も麻里ちゃん!
始めてのバラエティでしかも生放送で、お相手は全盛期のタモリ!
ナベサダの打ち上げに勝手に乱入してデタラメなアフリカ語で
山下洋輔(ジャズ・ピアニスト)を呼吸困難になるほど笑わせ
博多の喫茶店ではウインナーコーヒーに本物のソーセージを入れて出す
奇妙なマスターとして有名で、その噂を聞きつけた赤塚不二夫は
『もっとタモリの芸が見たい!』
と、福岡へ帰ろうとするタモリを引き留めて自分のマンションに住まわせ
月20〜30万もの小使いを渡し、自分が出ていたバラエティ番組に
タモリを出演させると、それを見ていた黒柳徹子が
『今の人誰?凄いじゃない』
と、その日の夜のうちに問い合わせがあり、後の『徹子の部屋』の前身番組
『13時ショー』に赤塚不二夫と共に出演を果たした天才肌のオッサンなのだ。
この時も麻里ちゃんの真っ赤な衣装から
『デビューの頃からパンティがチラチラして・・・』
『いや、あれパンツじゃないんですよ、ちゃんと下に衣装はいてるんです』
『あれ、パンティじゃない??』
『か〜!だまされてたな!!』
という流れに持って行く所はさすが!しかもまだ続ける!
『最近はやってないの短いの?』
『いや・・やってます』
『これ載ってる?短いの』
(プレゼントされたツアーパンフレットを見て一生懸命探すタモリ)
『あると思います』
『載ってないよ!』
『ケチ!』
(僕的爆!)
そんな調子で控えめでおとなしい麻里ちゃんは終始受け身のまま
お友達紹介のコーナーへ
誰を紹介するのかと思ったらチューブの前田亘輝!
以前ライブで一緒になったり、レコーディング・スタジオが同じで
よく顔を会わせていたんだそうだ。
この頃のチューブは『シーズン・イン・ザ・サン』が大ヒットして人気絶頂!
ゲストが前田亘輝と聞くと観客からは
『今日じゃなくて明日来ればよかった!』
とでも言いそうなガッカリ感丸出しのどよめきが止まらず
麻里ちゃんが可愛そうだった。
この無知で失礼きわまりない観客どもに
『ドンチェ』を聞かせて黙らせてやりたいとどんなに思ったことか!
僕の記憶が正しければ、バラエティに出たのはこれが最初で最後!
後に『ハート・アンド・ソウル』や『リターン・トゥ・マイセルフ』が大ヒットしても
『いいとも!』はもちろん、二度とバラエティ番組には出ていないのだ。
その代わり出まくったのが当時どのチャンネルにも一つはあった歌番組!
『ザ・ベストテンに出演するのは少し迷いましたね。
ひとつに出たら他に出ないわけにはいかなくなるでしょう。
最終的に出る事に決めたのは、当時ロックやニューミュージックの方が
出たがらない傾向があったからです。
みんなが出ないのなら、アタシは出ようと!』
『夜ヒット』、『ベストテン』、『トップテン』、『Mステ』・・・・
あらゆる歌番組で麻里ちゃんが歌っていたのが
『リターン・トゥ・マイセルフ』
1989年4月19日発売
最高1位
売上 40、7万枚
89’カネボウ夏のイメージ・ソングで、まだ無名だった大塚寧々が出ていた。
オファーが来たときの条件が、化粧品のキャッチ・コピーである
『化粧なおし、しない、しない、ナツ』
という言葉を歌詞の中に入れてほしいというものだった。
『しない、しない、ナツ』はまだしも、『化粧なおし』という言葉を入れるのは
さすがの麻里ちゃんも無理だったので
『化粧なおし』を『心染めなおし』に変えて歌った曲!
オリコン初登場は5位で、この時の1位は田原俊彦の『ごめんよ涙』
しかし翌週には明菜嬢の『LIAR』に抜かれ、その翌週には工藤静香の
『嵐の素顔』が3週連続第1位!
この時麻里ちゃんは8位までランクを下げ、通常であればこのまま
TOP10落ちが確実であるが、カネボウのCMが大量オンエアされたせいか
リリースから約1ヶ月後の6月5日、遂に工藤静香を引きづり落として
念願の1位を獲得!
その2日後に発売された同名アルバムも1位!
シングル、アルバム共に1位獲得は
麻里ちゃんにとって初!
バイト先の飲み会で『地球』を『ちたま』と読むような女子高生がカラオケで
英詞部分をすっ飛ばした上に最後のリフレインで
『高音が疲れる』
と、マイクを置いた姿を見た時には
本来の麻里ちゃんのスペックの半分も出してない曲なのに・・・・
と、思う反面、『売れる』という事はこうゆう事なのかと心底ガッカリした。
今すぐサイコロを降って出た数字の
アルバムを聴けと言いたい!
ちなみに歌の出だしのみんながカットする英語の部分だが
♪RETURN TO MYSELF ALL IS A MESSAGE FOR ME
(リターン・トゥ・マイセルフ、私のためのメッセージはただそれだけ)
MY HEART CAN WAKE UP、 TO LOVE FOREVER
(私の心は永遠の愛のためならば目覚めることができる)
RETURN TO MYSELF ALL I NEED TO BE FREE
(リターン・トゥ・マイセルフ、私に必要なことは自由になることだけ)
I WILL SHOW YOU MYSELF HONESTLY♪
(私はあなたにありのままの私を見せる)
ちなみに『RETURN TO MYSELF』とは
『本来の自分に戻ろう』
という意味。
このキャッチーでポップス極まりない曲が麻里ちゃんの本当の姿なのか
それとも次はハード・ロックな麻里ちゃんに戻ってくれるのか・・・・
それはまた別の機会に書こうと思います。
10週間も麻里ちゃん編を出来たのも
うちの会社で史上最年少でいながら大先輩であるエリコさんの
たわいもない一言のおかげ!
お礼を言おうと思ったら
『しろしさんてさ〜さかなクンに似てるよね〜』
僕の『RETURN TO MYSELF』は
さかなクンだったのか・・・
ギョギョギョ!!
いつかまた麻里ちゃんやります。
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