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1977年12月5日発売
最高3位
売上 39、2万枚
作詞/島武 実 作曲/穂口雄右
10枚目のシングル『夏が来た!』以来、6作ぶりに帰ってきた穂口センセイ
当時ソニーのプロデューサーだった酒井政利から
『キャンディーズがもっと綺麗に見える作品を』
との依頼を受け、その言葉に創作意欲を書き立てられた穂口センセイは
『ミキが歌っている姿』
をイメージして作曲したんだそうだ。
穂口センセイと言えば!
ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんに歌の基礎を教えた人でもあり
そのレッスンの厳しさは吉田拓郎どころの騒ぎでは無い!
『初めの頃のキャンディーズは二拍三連もとれなかった。
レコーディングで泣いたりとか、いっぱいあってね・・・・。
眠いだの、帰りたいだの、帰りたいのに歌わされてるだのって・・・・』
『ランは時代を先取りしたリズム感
アルトからソプラノまでカバーする広い音域を持っていた』
『スーはサウンドを包み込む音色、安定した歌唱力
そして何より中音域での説得力が貴重でした』
『ミキはしっかりとした音楽的教育に裏打ちされた読譜力と
絶対音感で音楽的要になってくれました』
『私はそれまで漠然と行われていたコーラスを
明確なパートに分ける事から始めたんです。
ミキはアルトにまわって正確な音程で支え
スーはメゾソプラノとしてサウンドを安定させ
ランはソプラノとしてコーラスを輝かせる・・・・
キャンディーズでなければならないサウンドを目指しました。』
『コーラスにはコードとコード理論、和製理論、リズムの考え方、正確なピッチ
アーティキュレーション、テンションコード、ハーモニーの組み立て等の
トレーニングを繰り返しました。ユニゾンは難しいですからね。
それはもう3人の呼吸でしかないわけですから
この子たち3人のユニゾン・・・
僕は日本で一番上手いと思っている』
通算16枚目となった『わな』はそんな穂口センセイも認める音楽的要だった
ミキちゃんが初のセンターになった曲!
3人の中ならミキちゃんが一番好きな私にとって
ここは気合を入れてやりたい所であるが
恐ろしい事に何も覚えていないのだ!
小学生だったとは言え、キャンディーズはリアルタイム世代!
好きではあったが、ファンではなかったせいで、デビュー曲は『年下の男の子』だと思っていたし
芸能史に残る名言
『普通の女の子に戻りたい!』
も、後楽園球場で最後に言った言葉だとずっと思っていた。
ファンの方からすれば、そのへんは
『よくある』
と、笑って許してもらえそうであるが
『わな』を知らなかったと言ったら
トップロープからブロディのキングコング・二ー・ドロップを
落下傘部隊の如く、大勢のミキちゃんファンに爆撃されるだろう!
それだけじゃない!
ミキちゃんがセンターで歌っていた事を知ったのは
ぶっちゃけ・・・・
先月!!
なぜ『わな』だけが記憶から抜け落ちていたのか・・・・
新曲披露の場でもあった『全員集合』や『みごろ〜』は毎週見ていたので
おそらく『わな』を歌っているキャンディーズも見聞きしていたハズなのに
どうゆうワケかこの曲だけ全くもって
身に覚えが無い!
さらに拍車を掛けたのが僕が初めて買ったキャンディーズのベスト盤
これがいけなかった!
このベスト盤には『わな』が入っておらず、『アン・ドゥ・トロワ』の次が『微笑がえし』だった為に
その曲順で覚えてしまっていたのである
それから10年後に発売された2枚組のベスト盤を新たに購入し
ようやく『わな』の存在を知って初めて聞いた時には
『なぜ、たまねぎなのだ?』
という議題が曲の途中で脳内会議に上がってしまい
女性にとってたまねぎをむくのはそんなにしんどい事なのか?
むいてくれる男性は本当に優しいのか?
たまねぎをむき終ったら僕のもむいてくれるのか?
等と考えてるうちに曲が終わってしまい、『わな』の印象は“たまねぎ”しか無かった。
せっかくミキちゃんがリード・ボーカルを取った曲なのに
こんな『しくじった』思い出しか無いなんて・・・・
それでは人生で乗った高級車が教習車だったのと同じではナイカ!
『拝啓、藤村美樹さま』
私はあなたの漫画みたいな三角に広がる口元と大きな目が好きです。
ちょっと離れた感のあるその瞳が笑顔と一緒にタレる瞬間を見る度に
練乳が最後まで入ったアイスを食べている時のような
至福なひと時を味わせてくれます。
『わな』にはこれと言った思い出はありませんが
この曲を聞いた時は自然と涙がこぼれそうになりました。
ミキちゃん作詞作曲の
『あこがれ』
先に書いた買い直しのベスト盤に入っていた曲で
オリジナルはキャンディーズのラストアルバムとなった
『早春譜』に収録されている曲です。
初めて聞いた時は全てが信じられませんでした
キャンディーズとは思えないスケールの大きいバラード
イントロから涙腺ボタンを連打させるギターの音色・・・・
何よりもミキちゃん
あなたのボーカルの凄さに驚かされました!
『年下の男の子』を歌っていた時には想像もつかなかった
熱く、身震いするほど扇情的で
体中がざわつきで止まりません!
こんなに暑いのに
鳥肌が立ちすぎて寒い!
『あこがれ』を作ってくれて
ありがとう!!
このブログでいろんなアーティストと曲を紹介してきましたが
自分が良いと思った曲でも人それぞれなので
今まで押し売りはしませんでしたが
死ぬ前に出会えて良かったと
思える1曲です! これは聞くべし!!
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