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『5時夢』の観覧の帰りに行ったのが横浜西口にある
『龍王』
近くを通るたびに
『まだある!』
と、生存確認を怠った事がない行きつけのお店
『横浜で知らない奴がいたらモグリ』
『知らぬはハマっ子の恥』
一体いつからやっているのかわからないが
ふらリと入ったのが30年前なので
生まれたばかりの赤ちゃんが
『このハゲーーーーーーーー!!!』
と呼ばれるまでの間は確実にやっている老舗中華!
味の方は
『別にここでなくても』
と思えてしまう昔ながらの街の中華屋の味で
ボリュームは『半チャーハン』を見て『一人前だ』と言う人もいるが
僕にとっては普通の量
ただし値段は恐るべしだ!
ラーメン490円は30年前と変わらないどころか
消費税も取ってない!
赤いのれんをくぐると
『お好きな席へどーぞー!』
と、店員さんの元気な声
ここは券売機で食券を買うのではなく
お姉さんが注文を取りに来てくれるオールドスタイル
頼むのはいつも決まっていて
肉野菜炒め、ラーメン、チャーハン、餃子に瓶ビール
今流行りの『禁煙』も『分煙』も無く、昔同様どこに座っても
タバコが吸える所も良い
すぐにキンキンに冷えた瓶ビールが
『おいでやす〜』
と参上!
『ポポポポポポポー』
と、これまた冷えたグラスに注いで一気飲み!
『カーーーーーーッ』
『ぅんめ!』
一本も吸い終わらないうちに肉野菜炒めが登場!
『早い!』
『SW/フォースの覚醒以来だね!』
キクラゲ君との久々の再会である
2口ほどつついた所で
『チャーハン』登場!
家で作ると絶対にこうはならないパラパラ飯と
今時珍しいステンレスのレンゲ!
そこへ他店なら時間のかかるハズの『餃子』が
『お久ブリーフ!』
と、焦げ目をつけた体を横たえてやってくる
小皿に酢醤油とラー油を入れていると
『待った〜?』
と、『ラーメン』到着!
頼んで6分しか経ってないのに全品勢揃い!
『ボルトか!』
たまには違うものも・・・と思いながら結局コレにしてしまう
『ラーメン』
スープに半身浴した大きな海苔
乳首のようにそびえ立つうずらの卵
しょう油ベースのあっさりスープは極熱で
これを熱伝導の高いステンレスのレンゲで食べるという軽い罰ゲームは
どんなにフーフーしても口の中は一瞬でパニックとなり
『ビールお代わり!』
さっきまで
『空いてるお席へど〜ぞ〜』
だったのが
『相席でお願いします』
にシフトチェンジ!
ここでは『相席』なんて日常茶飯事の
当たり前田のクラッカー!
気が付けば50席ある店内が
満席!!
『餃子お代わり!』
思えばお代わりの注文をしているのは僕だけ(笑)
『2名様どーぞー!』
一気に忙しくなる店内
『サンマー麺のお客様〜』
店員さんの余裕があって無駄の無い動きと
『ゴツン、ゴツン、ジャー!カン、カン、カン!』
店内に響き渡る中華鍋とお玉がぶつかり合う音
『モゴモゴモゴモゴ・・・・』
と、天井を走る相鉄線と
窓の外を走る横須賀線の
『ガタンゴトーーン』
という振動がこの店ならではの
最高の調味料!
ここには自撮りするバカップルや
何を見ても『カワイイ〜』しか言わない女子高生軍団は存在しない
『1名さまカウンターへどーぞー』
仕事終わりでビールを飲むガテン系のオッサンや
次の一手を指すかのようにゆっくりと餃子を口に運ぶジイちゃん
ネクタイを緩めたサラリーマンが時間を気にしながら汗だくで麺をすする・・・・・
そんな『食の音』がサラウンドで聞こえてくる
『ただ食べるだけの空間』
移り変わりの激しい横浜駅周辺で
いつ来ても昔と変わらない値段と味と
この活気! この『音』をサントラ盤にして家でも聞きながら食べたい!
『ビールお代わり!』
僕が今でも通っている最大の理由は
『龍王』ならではの『サウンド』を聞きに行く・・・・
に尽きる!
食べ終わると『満腹感』と『満足感』が『睡魔』を連れてやってくる
食後の一服をしてレジに行くと
さっきまで財布に居たハズの樋口一葉がこつ然と姿を消してしまうという
摩訶不思議なイリュージョンを目の当たりにさせられるのだ!
しかも毎回!!
どれを食べても安い店なのに
ひんぱんに行けない行きつけの店!
『サウンド』も『イリュージョン』も全部ひっくるめて
『龍王』大好き!
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